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2013.01.20

「テッド」

ぬいぐるみが、子どもの願いのとおりに、自分でしゃべって動くようになったら・・しかもそれが、8歳の頃だけなら美しい奇跡の思い出で済むのに、35歳の今に至るまで悪友として続いているとしたら・・・。それは笑えるでしょ。というか、笑わなければ受け容れがたい。w 

当然これはB級の笑いになってくる。35にもなって、あいかわらずお伽の国のクマさんだったら、それはキモいだけだ。それにしてもこの能天気な悪ノリぶり・・。この低俗ノリを、かわいらしいクマがやっていることで、なんだか妙な味が出ている。人間の俳優がやっていたらら、単に眉をひそめて終わるだけだが、そうなっていない。白戸家のイヌの父さんみたいなものか。

最初のコンセプトの勝利。

過去のB級映画作品をあちこちで引用して、世界を広げているのは、B級映画ファンにはうれしいところだろう。私は映画教養がないのでやや残念。それでもフラッシュゴードンのテーマ音楽はなぜか知っていて、この笑いにはついていけた。ありがたや。ほかにも、アメリカ文化への風刺はいろいろ取り入れてそこそこ飽きずに見せてくれる。

一点、作り手の真剣さを感じたところがある。
主人公は、好きな彼女の前で大人になると誓うのだが、その中の台詞で「35にもなって大麻と映画ばかりなんて・・」のようなことを自虐的に口走る。ここには、映画なんて子どもが見るもの、大人はまともにとりあわない、(でもそれでいいんだよ)、という響きが込められているように思えた。案外、この作り手の本音なのかもしれない。

低俗を侮らない気持があるなら、見てもいいかというくらいの一本。


ところで、ぬいぐるみに殴られると痛いのでしょうかね? そこがよくわからなかった。w

Pic01

[追記]
『TEDテッド』の字幕に「くまモン」が出てくるわけ

なるほど、いろいろあったんだ。聞き逃したものや、英語では意味がわからなかったものもたくさんある。翻訳ってたいへんな仕事なんだな。
”七五三”とか”星一徹”には、思わず膝をうちました。
"Four more years"はさすがに字幕にはしづらかったか。

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