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2012.12.16

「ホビット 思いがけない冒険」

予告編でも流れている、ドワーフたちの歌がしぶい。故郷を失い流浪の民となった彼らが、王国の奪還を目指して苦闘するお話。以下ネタバレ。


3時間という上映時間をたっぷり使って、ドワーフ達一行とオークやゴブリンの群れとの闘いを描く。文字通り手に汗握るアクションの連続で、見終わって気付くと汗びっしょり。オークの首領や、彼らが乗る野獣ワーグの凶暴さが際立っているが、その中で、ストーリーの筋とは無関係に、ストーンジャイアントどうしの争いなども描かれていて、お得感もある。

ガラドリエル登場のシーンを折り返し点に置いて、一服の清涼剤にしているのは、指輪三部作と同じ。演じるケイト・ブランシェットが年をとったこともあるだろうけれど、指輪のときにくらべると、ガラドリエルは落ち着いて貫禄がある。「指輪」のときは、まさに「魔女」という感じだったが、こちらでは「奥方様」と呼ばれるのが似合う。

エンドクレジットにヴィゴ・モーテンセンの名前があったから、どこかで出ていたはずだ。たぶん、若いエルロンドが率いるエルフの騎馬隊がオークを退治して戻ってきた中にいたのだろうが、残念ながら気付かなかった。

ドワーフの祖国恢復の話であるのに、タイトルが「ホビット」になっているのは、もちろん理由があるのだが、それは見てのお楽しみ。指輪三部作につながる鍵を、ここでもホビットの彼が握っている。それだけでなく、普段はハーフリングとして軽く見られているホビットの意外な美質が、この作品でも描かれる。

さて、冒険のクライマックスで、”ミスランディア”こと灰色のガンダルフは、切り札を使ってしまうわけだが、一体この先どうなるのやら。

おまけだが、メイキングビデオが公開されている。
制作中に、ブログに掲載されてきたものを集めたものらしい。

これがまた本編と同じくらい楽しめます。
https://www.facebook.com/warnerbrosjpn/app_468614366505587

Pic04

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