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2012.12.29

「トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2」

これは意外。面白かった。カップル向きのサービスはもちろん満載で、クリスマスから年末にかけての季節を盛り上げる要素にこと欠かないが、それ以上に良い意味で期待を裏切らない、いや裏切られたw出来。以下ネタバレ。

先週Huluで1と2を見て(いい時代だなあ)いささかアテられ気味でげんなりした。3-1は見ていないが、シリーズ最後だけは劇場で見るか、という気分でやってきた。そういうわけだから最初の期待感はゼロ。白と黒と赤で構成されたオープニングが始まると、案外キレがあるデザインにちょっと見る気が起きる。一応ヴァンパイア映画の始まりだ。

その要素はもちろんあるものの、ゴシックホラーのような暗さはなく、生き生きして人間臭い、それでいてヴァンパイアの長寿と特殊能力を備えたという、おいしいとこどりの人々のお話が展開。なにしろ、ヴァンパイアになりたてのベラ様が、日の光を浴びて肌をきらきら輝かせながら、ああ生きているって素晴らしい、みたいなことをのたまうのだ。これのどこが吸血鬼かと。どこの少女漫画ですかと。人をバカにしているのかと。

しかーし。

シリーズ最終作となるこの作品が、これまでと違うのは、ヴァンパイアどうしの政治的闘争という緊張をあらすじに据えているところ。お蔭で昼ドラのようないつ果てるともない愛憎劇は(そうどっぷりとは)観なくてすむ。それがはたして女性向きなのかどうかはわからないが。

このお話を見てると、パワーポリティクスとか法廷闘争とかリスクヘッジとか抑止力とか、そういうものの役割、使い方がすんなり頭に入ってくる。エンタテイメントの中に、しかつめらしい要素をしっかり嵌め込んでいるのだ。米国の高校生たちは、こういうものを彼氏彼女と楽しんで見ながら、世界をコントロールするセンスを身につけていくのだろうなあ。我が身に引き比べて何という違いか。

クリステン・スチュワートが、この作品では結構大人に変貌していたのはよかった。スノーホワイトのままだったらどうしようかと。それから、ダコタ・ファニングが、あの可愛らしさを押し隠して、無慈悲な恐怖のシンボルとしてベラ様の前に立ちはだかるのもよかった。負けちゃうんだけど。あとは、狼男と吸血鬼ボーイズの楽しそうな様子。w


年末に見るものがなかったら、とりあえず切符を買ってみて損はないかなという一本でした。

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