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2012.10.07

房総半島に行ってきた

アクアラインの料金が超安くなっているということで、バイクの慣らしを兼ねて房総半島へ足を延ばしてみた。軽車両扱いなので、通常2400円のところ640円。詳しくはE-NEXCOのページで。http://www.driveplaza.com/etc/aqualine.html

アクアラインの川崎側口までは、普通に15号を南下すればいいのだが、ちょっと羽田に寄り道。357号がトンネルに入るところで、すぐ上を巨大な旅客機が牽引車に曳かれて移動していくのには、いつもどきどきする。自動車専用道なので停まってしげしげ眺めたり撮影できないのが残念。

このあたりは、空港の影響なのか、日常的でない風景がぽつぽつある。一般道を天空橋の方へ抜ける途中に、小型の駐機場があったりして、らしい雰囲気。陸側に戻ってくるところに、建設現場があり、造形がやっぱり地上のものらしくない。クレーンとあわせて、このままでART。
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アクアラインのトンネル部分は、結構暑い。それから逃れるかのように、みんな飛ばしていく。こちらは慣らし中で90キロ程度以内に抑えているのだが、その横を相対速度+50キロくらいでびゅんびゅんいく。
あっという間に海ほたる。4階の南半分は改装中。
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ちょうど朝飯の時間なので、冷蔵庫内処分で持ってきたゆで卵と柿を剥いて、途中で買った蒸しパンと一緒に食事。風が気持ちいい。小学生くらいの子どもと母親が記念撮影している。母親がタイマーを仕掛けて二人で撮影するのだが、父親の姿はない。でも楽しそうでよかった。

残りの地上部分をさっさと通過。ここはバイクにとっては怖いところだが、幸い風はそれほどない。噴き流しが45度くらい。木更津到着後は海岸沿いに南下することが多いのだが、今日は内陸の方へ行ってみる。目的地は養老渓谷。舗装された林道伝いに下る。小湊鉄道の東側はゴルフ場が密集しているが、こちら西側はそれほどでもない。市民の森というのがあって、このあたりから渓谷らしさが顕われてくる。

養老渓谷には目立った山や見晴らし台はない。なので、ぱっと見地味でわかりにくいかもしれないが。走っている途中でも、目の隅にちらりと入る渓谷、橋、トンネルの佇まいがよい。もみじの並木などもあり、あれが色付いたらきっと美しいだろうな。あとひと月ほどでシーズンだから、今度はじっくりハイキング目的で改めて来よう。

周辺景観の入口にある養老渓谷駅。昔懐かしい木造のディテールとスケール。いま風の諸々より一回り小さいのだが、それがしっくりくる。
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iPhone5のHDRの効果はこんな感じ。カメラのことはよく知らないけれど、大きすぎるコントラストを調整してくれるのかな。blogに載せるために画像サイズを縮小しているのでわかりにくいが、元のサイズで見ると、HDR処理したものは、全てがくっきりして、ホラー映画の怖い写真みたい。と言ったら写真好きに怒られてしまうか。
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この駅には、足湯があったり、ワイルドな家具が置いてあったりもする。
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小さいが生きている感じのする、また来たくなる駅。
駅の面倒をみているらしいおばお姉さんのおかげかもしれない。

養老渓谷から南西に、亀山湖、三島湖と、複雑な地形が続く。小さな鉄橋がいたるところに掛かっていて、景観に独特の風情を与えている。なかには老朽化で使用禁止になっているものもあるが、それを見下ろす風景がまたよかったりする。
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周辺の林道を行きつ戻りつしてみると、さらに加えてトンネルが多いのに気付く。
中には手掘りのような風情のものがある。かと思うと、はっとするような端正なものがある。
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東京から見ると、このあたりは、例えば箱根と比べても距離的には近いのだが、感覚的に遠かった。こんないいところとは知らなかった。


名残惜しいが、渓谷を離れて鴨川方面へ。海側へ出れば、お馴染みの道だ。
千倉のあたりで虹。野島崎のあたりで日没と晴れと雲。
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海辺でキャンプしようと思ったのだが、少々アテがはずれて、大房岬のキャンプ場までひた走る。日がとっぷり暮れた頃に到着。今日は各地の高校生の団体予約でいつもの第一キャンプ場は貸し切り。第二キャンプ場は一般利用だが定員ぎりぎりとのことだが、小さなテントひと張りくらいの余地があったので割り込ませてもらって助かった。

十年くらい前は、第一の方も空いていて、第二は使われていなかったほどだったが、このところキャンプは本当に流行っているのね。喜ばしいことだけど、芋洗い状態を見るとちょっと複雑な心境。
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流行するにつれて、それなりにお金持ちで節度のある利用者が増えたとみえて、自然の中でラジカセを大音響で鳴らすような勘違いが減ってきたのは喜ばしい。代わって大型のテントが増えて、ひと昔前のような控えめな山岳テントが似合っていたキャンプサイトが、いまや住宅展示場と見紛うばかり。これは少し残念な点。

スケールアウトしてしまっているという以上に、実用上の問題をひとつだけ挙げておくと、風の影響を受けやすい大型テントは紐で留めておくのが普通になっているけれど、その紐が見えにくくて危ない。写真はタープの張り紐だが、さすがにこれはないと思う。せめて、夜光るように、蛍光材料でつくれないものだろうか。
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これだけ混みあってくると、マナーで解決できる範囲を少し超えているように思う。

とはいえ、今夜は風は吹くわ雨は降るわで、久しぶりに心地よい夜だった。夜中の3時頃にトンテンカンという音に驚いて起きてみると、お隣の大型テントが、風で潰れたのか雨漏りしたのか、工事している。翌朝明るくなって見ると、ブルーシートがかぶせられていた。お父さんお疲れ。


朝いちで撤収して帰途につく。木更津まで下の道で、90分ほど雨中走行。慣らし運転はこれでほぼ終了だ。アクアラインの橋の部分はさすがに慎重に。噴き流しは80度くらい。横風の影響でトラクションが薄く、タイヤが地面を掴んでいない感じが怖い。往きは暑いだけだったトンネル部に入ってほっとする。風もないので、最高速のテストもついでに。実用上十分なスピードでも、まだアクセルには余裕がある。素晴らしい。


最後に、今回の一枚を。写真と違って、本当はもっとずっと趣のある風景なのだけど。

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