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2012.09.02

「ファウスト」

あいにくの無教養で原作は読んだことがない。あまりにも有名なので、話の筋はどこかで聞いたような気がする。いまはネットのおかげで、Wikipediaでも見れば粗筋はわかる。この映画では、王様の右腕として働く部分は小うるさい雑音のように小さく描かれていて、むしろカオスの方が強調されているようだ。

つまるところ、男は結構自分勝手に生きて、神も悪魔も蹴散らしながら突き進むところがある。ときどき神様や世話になった女のことを思い出したりして反省もするが、やっぱりすぐに忘れる。殺した相手に、苦しみに満ちた生から解放してくれたことを感謝されたりして、ますます自信のようなものを深めてしまう。そのようにものが見えていないから、知らないところで、実は自分が踏みつけにしてきた誰かの祈りで救われていることにさえ気付かない。

という辺りを、映像にしてみましたというものらしい。映像には確かに、ところどころ、見どころはある気がする。暇なら見てみてもよいかもしれない。

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