120503山陰行記
最終日。東京まで飛ばすぞと思ったものの、地図を見ると途中に有馬温泉が。せっかくの機会なので寄ってみることにする。
来てみると、ちゃんとした温泉街だ。神戸市街に近いのでもっと現代風なものを想像していた。距離的には、例えば横浜の戸塚あたりにあるような感覚なのだ。この違いは、六甲山の存在が大きいのかもしれない。関東平野にはそういうものはあまりないから、温泉といえば、北関東か箱根方面まで行かなければならない。
日帰り湯として金の湯、銀の湯がある。金は主に薬効か。銀は二酸化炭素泉で血行がよくなる。どちらもよく効く。
太閤の湯殿館という展示施設がある。年表を見ると、地震の影響で湯温が変わることが記録に残っているらしい。阪神大震災のときはどうだったのだろうか。
館の裏手に泉源がある。
ここのもうひとつのウリは炭酸水。それを使って焼いたという炭酸せんべいは、普通のゴーフレット。あちこちで売っている「てっぽう水」という瓶詰めサイダーは炭酸がかなりきつい。これとは別に、本来の炭酸泉があって、試飲できるようになっている。
有馬の特徴は、なんといっても都市圏に近いことだろう。草津のような湯量でもなく、別府のような種類の豊富さでもないが、都市に近いということは得難い利点だ。
さて、高速にもどってひたすら東へ。大津SAで休憩。琵琶湖が見渡せる。
新名神というのが出来ているので、そちらを使う。刈谷SAには観覧車がある。土産物のお菓子をバラで売っていたり、揚げ物屋の特徴的なメニューなど、いろいろ工夫が見える。
帰りも再び新東名へ。関東は霧雨に包まれている。雨を追いかけるように走る。
清水SAには、車やバイクの展示。バイクの展示は、バイクウェアのクシタニが管理しているそうな。
駿河湾沼津SA(上り)はマスコミでも取り上げていたデザイン。2階建て鐘楼付き。イクスピアリの劣化コピー風。吹き抜けにある案内ブースの様子を見るスーツが1名浮いている。様子見なら、場に馴染む格好で目立たないようにすればと、いつも思うのだが。
もっとも、車で来ている人のカジュアルな装いの中で、雨の中をバイクで来ている自分のレインウェア上下+ブーツカバー姿も、かなり浮いている自覚はあるので、あまり大きなことは言えない。
結局、一日で津山から東京まで走ってしまった。距離は、GoogleMaps のルート検索で見ると、650km程と出る。有馬で湯巡りもしたから、結構強行軍だった。
やっぱり次はフェリーの予約を早めにしよう。
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