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2012.05.05

120502山陰行記

鳥取から西へ、米子まで走る。その地の名産品を知りたければ、鉄道の駅へいくとだいたいわかる。米子駅には、たとえば、こんな名産を売っている。
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古事記のエピソード、因幡の白兎は、壱岐の島から渡って来たのだった。日本最古の物語が、山陰の名産だ。もうひとつ、ゲゲゲの鬼太郎も有名。ということで、ここから北へ、鬼太郎の里、境港を目指す。驚いたことに、米子空港は「米子鬼太郎空港」に改名したようだ。交通標識が市街地もその外縁も全部修正されている。島根県民はそうとう本気。ちなみに、空港自体には両方の表記がある。気になって確かめに行ったのだ。
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島根県民の本気に比べると、国交省はちょっと腰が引けてる。w

空港から境港はかなり近い。やってきました妖怪の町へ。駅前で限定品の切手を売っている。妖怪ポストにお願い手紙を出すために1セット買う。それにしても、遠野のときもそうだったが、なぜそれっぽい女性が売り子になっておるのか。遠野ではお狐様のような娘だったが、ここはどう見てもセクスゥイな猫娘。
奥の机のおっさんが人選してるだろ。間違いなく。
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連休中は漫画サミットとかいうものがあるらしい。鳥取県はまんが王国になっているようだ。知らなかった。独自路線で突っ走るて、一体何があったんだ。

水木しげるロードというのは結構長くて、妖怪の像が延々並んでいる。沿道には妖怪にあやかった怪しげな店や神社まである。なんなんだ。
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この店は、奥の暗がりにちょっとアレなものがある。アレ過ぎるので写真は撮れない。
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本来危険なものである妖怪の気を適度になごませてくれるこの男は、鬼太郎の世界に不可欠。
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しかしほんと、これなんか夜中に寝静まったら動くのじゃないか。
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こどもたちには人気があるようで、高校から中学くらいまで、複数の団体が来ていた。

結構時間を使った。今日中に出雲へ着くのが目標なので、先を急ぐ。次は松江。
途中、中海に浮かぶ江島へ渡る橋を渡ったが、これがものすごい高さ。こんなに高く持ち上げる必要がよくわからないが、すごい。検索するとこれが高さ45Mとか。松江観光協会のページに載っている。
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松江駅前は面白い構造をしている。車は地下に誘導されて、車寄せで乗降する。駐車場もあるから停めることもできる。金はかかるが地上をすっきりさせるにはひとつの方法。
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出雲空港も名前を変えたらしい。
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ついに、出雲大社に到着。今回のツーリングの最終目的地。
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木造の大鳥居が高い位置にあり、参道から登ってきて鳥居をくぐると、今度は本殿まで下り坂になる。ちょっと変わった高低の付け方。距離が十分あるので、これで違和感はない。

拝殿には巨大なしめ縄。本殿は平成の大遷宮のため御修造中。1年後の平成25年5月に「本殿遷座祭」が催されるそうな。
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ここのお参りの仕方は、2拝4拍1拝。普通は2拍だから、その倍、手を打ちならすわけだ。さすがオリジナル。

さて、お参りも済んで、あとは帰るだけだが、菊竹清訓が設計した宝物殿を覗いてみる。明治時代にあったシカゴ万博で賞をとったという稲田姫命の像がなかなかよい。美人だが凄絶というか、そういう表情。剣を手にしているのは何かの故事だろうか。宝物殿の入り口には、16丈の高さがあったという大昔の本殿の柱の実物大模型がある。周囲の松などと比較して、その太さがわかる。
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向かい側には、同じ設計者の庁舎がある。こちらの方が建築としては知名度が高いが、どう見てもコンクリートの使い方を間違えている。この時代の建築関係者の、木造に対する否定的な感情を、ここに読みとることもできるだろうか。
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お社を出て近くに、大昔の本殿の模型が展示してあった。これが本当ならすごいのだが。
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wikipediaを見ると、こうある。

16丈の建築物が古代において建造可能であったのかに疑問を呈する意見もあるが、実際に何度も倒壊したという記録があり、当時の技術レベルを超えて建築された可能性は否定出来ない。
ファンキーだのう。
新宿に高さ1マイルの超高層を建てようず、といって建ててしまったものの、それが地震のたびに倒壊する場面を想像してみれば、この無茶苦茶さがわかろう。
上古32丈についても、山の頂上に建てられ、その山の高さであると考えれば、不自然では無いという意見もある。
32丈(96M)はさすがに無理だろうから、大袈裟に言っているのだろうとは思う。

参道を下っていくと、鉄道の駅がある。畑電鉄大社線の出雲大社駅前だ。これもなんというか変わっている。
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総じて、出雲はおおらかであるという印象を持った。あまり格式ばっていない。畏れ多くはあるが親しみがある、そんな感じ。神話の時代のゆるさとでもいうか。

参道にはHONDAの店もあったので、切れたウインカーの電球を交換してもらう。あっさり直って助かった。


これで、一応旅の目的は終了。あとは東へひた走るだけだ。今日中になるべく距離をかせぐために、中国道に乗ってとばす。日もすっかり落ちたところで、津山という大きそうな町で、ビジネスホテルに一泊。

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