120501-1山陰行記
天橋立の名の由来は、小高い丘から股のぞきをしたときに、天につながる橋に見えるからだとか。傘松公園というところから見るとよいのだそうだが、そのさらに上の方に成相寺というお寺があって、そのまた上に展望台があるそうなので、最高所の展望台へ行ってみることにする。
朝早いのでゲートが閉まっている。バンで来ていた先客の話だと、ゲートができたのは最近のことだそうな。その人は毎年巡礼に来ており、ゲートができる前は入ってすぐの駐車場でトイレなども使えたとのこと。寺にもいろいろ事情があるのだろうけれど、巡礼を締め出すなんてなあとの言。マナーの悪い客もいるだろうから、難しいところか。しばらく待つと、係の人が軽トラックで上がって来て、時間前だが開けてくれた。
それにしても、バンで一夜明かしたそうだが、巡礼ってそういう感じなのか。これから定年迎える人が増えて、車内泊の旅行者が増えるのかも。だからというわけでもないだろうが、車椅子でも拝殿に上がれるエレベータがあった。

展望台は、ここからさらに上がった標高600Mの台地にある。能書きどおり、なるほど傘松よりも眺望は良さそうだ。

ここには願掛けのかわらけ投げもできるようになっていて、輪の中をくぐらせるといいらしい。

作務衣の門衛さんとしばらく話す。東北の話がでて、松島は大丈夫かと聞くので、昨年見聞きした様子など話す。同じ日本三景として気になるようだ。帰りがけに、丹後半島を海沿いに廻っていくといいとアドバイスをもらう。
丹後半島を左回りに、有名な伊根の舟屋を見に行く。まず海上から遊覧船で。水がかなり透明だ。

生簀の手入れに来ている漁船と、その向こうの舟屋。陸側の平地が狭いから、こうした住戸になったとされている。

陸側から舟屋を見たところ。人の生活圏なので、至近距離の撮影は控えめに。

陸の道が細くて不便なので、以前はちょっとした移動にも舟を使ったとか。カーポートに車を停めているような感覚だったのだろう。
背後の山にある道の駅から湾を見下ろすと、かなり奥まった感じがわかる。海が比較的穏やかそうだということも、舟屋の成立に関係しているだろうか。

伊根を離れて少し内陸の国道を行くと、半島の北端あたりの海岸に出る。瑠璃色の海が美しい。

さらに西へ。琴引浜というところを通りかかる。鳴砂の浜があるらしい。有料だがちょっと寄ってみる。
たしかに、足を蹴りだすようにして歩くときゅっきゅと鳴く。さらさらしているからなのか、足跡がまったく残らないのが不思議。

ひたすら西へ。久美浜湾に出る。湾と呼ばれているが、宍道湖などと同じ汽水湖だ。穏やかな水面。

豪商稲葉家住宅を中心に、伝統的な街並みがよく残っている。電柱は致し方ない。

稲葉家住宅で昼食をとっていると、よくとおる声で台詞を云うのが聞こえる。なんでも、連休本番の明後日から、ここで紙芝居を上演するので、その稽古だそうだ。日本家屋に調和したいい声に暫し耳を傾ける。










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