SNSはインターネットの変革?
先週号の日経ビジネスに、facebookのCOOという女性のインタビュー記事が載っていた。さすがに要点を短く話すのが上手いようで、それをまとめた記事も質が高い。
ところで、その記事の中で、気になったことがある。彼女が言うには、facebookはインターネットの変革らしいのだ。記事中の言葉を借りれば、「集合知」から「友人知」への進化ということらしい。あるいは、「情報のウェブ」から「ソーシャルウェブ」へ、ともいえる。いずれも進行中の事態を的確に表していると思う。
しかしながら、それを、「ザ・インターネット」と並べて語るのはどうなのか。SNSは、インターネット上のひとつのアプリケーションに過ぎず、その意味で、”ニフティ”や”ゆびとま”と同列に置くべきなのではないか。
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SNSがこれだけ広まってくると、そのプロトコルはRFCにしなくていいのか、ということが気になる。ソーシャルウェブというものが、本当にインターネットの変革であるなら、プロトコルとデータベースは公開ということであってほしい。(もうなっていたらごめんなさい)
SNSはいまのところ、プロプライエタリなものばかりという印象だが、それはインターネットの基本にやや反している気がする。個人情報を差し出す対価として、利用者はプロトコルとデータベースの公開を求めてもいいのではないか。
あ。ちと過激?w
でも、本物のインターネットって、そういうものだと思うんだよね。
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