« 「カンフーパンダ2」 | Main | 雑記110919 »

2011.09.19

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」

これも、「スカイライン」同様、ただまっすぐなので見ていて疲れる。出だしの構成の仕方はそっくり。宇宙人の侵略という設定も同じ。アラブ系の民間人が犠牲になるのも同じ。終わりの、まだまだこれからだ感まで瓜二つ。これは、同じ台本をスキンを替えて使い回しする実験か何かなのだろうか。以下ネタバレ。

たぶん、911が下敷きになっているのだろう。あの日も、つい前日まで、唯一の覇権国の市民として人々は繁栄を謳歌していたのに。どこがどう間違ってこうなったのか。そしてこれはまだまだ続くのか(続くのだ)。

もちろん、違う点もある。この「世界侵略」では、敵の司令部さえ破壊すれば、遠隔操作の飛行機械は制御を失って無力化する。それを作戦目標に据えることで、お話は前進する。

リアル世界では、ウサマ・ビン・ラディン氏殺害によって、情報戦という空中戦で米国は優位に立ったのかもしれないのだが、地上戦でもこれから反攻を始めるとでも言いたいかのようだ。

覇権国というのはそういうものなのだということが、行間からにじみ出てくる感じがして、つくづく疲れる作品。


アーロン・エッカートが、今回そのよく回る口を封印して、主人公の寡黙な実力派下士官を演じていたのはよかった。堺雅人が軍人を演じているような変な違和感はなく、縁の下で米国の覇権を支える勇敢な兵士像を遺憾なくアピールしていた。これは、一種の宣伝映画でもあるのかもしれない。

|

« 「カンフーパンダ2」 | Main | 雑記110919 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7081/52768342

Listed below are links to weblogs that reference 「世界侵略:ロサンゼルス決戦」:

« 「カンフーパンダ2」 | Main | 雑記110919 »