雑記110518
今日の日経本紙「大機小機」はいいこと書いてあった。電気料金が上がるのは、現状の原発のコストを正しく評価し直して織り込んだからで、当然。また、料金値上げは自然に節電行動を促すので、新しいバランスポイントも自然に見つかる好手。これがクリアな認識ではないかと思う。
もちろん、だから東電を許すわけでは全然ない。
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「おはよウラン・・」
ワラタ
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「「発送電分離」と通信のアナロジー」
規模が参入障壁になる設備産業で、自由化や競争導入は、うまく技術革新のタイミングと合わせないと、いろいろいじる分のコストばかりかさんで、結局元の木阿弥になっちゃうのではなるほどー。
この後、大物どうしを競争させる相互参入の話とか。いろいろ
砧の美術館も、自由の女神みたいになるといいな。ゆっくりと。
税金で救ってやろうとしているのに、つまりその債権者たちも救ってやろうとしているのに、民民の関係に政府が口を出すなというのが金融機関の社長連中の言だ。ならば、もう結構、民民で勝手にやれば良い。これが筋といえば筋か。
一方で、経済専門家や金融屋さんにすれば、金融システムが揺らぐとまたたいへんですよという、お決まりの脅しが手札というところか。
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Comments
菅直人は発電と送電部門の分離に言及したが大いに歓迎したい。
日本の電気料金が高いのは、発電と送電が分離されておらず独占されているからだと言われている。
Posted by: 保坂変人 | 2011.05.19 09:42 AM
そういえば、計画停電のとき、西の方から電力を融通することが簡単にはできないという話を聞きました。コストを押し上げる要因はいろいろあるのですね。
Posted by: hski | 2011.05.21 07:00 AM