雑記110517
3月11日のあとすぐだったと思うけど、総理大臣が一民間企業の東電に怒鳴り込んで、撤退などあり得ないと凄んだ件を、さても滑稽な総理よといった趣でマスコミは取り上げていた。
その後、役所の専門家を信用せず、自分のつてで専門家を集めて意見を聞いていたときも、マスコミはネガティブに報道していた。
事故から2ヶ月経って、結局、今回の原発事故のごく初期の段階で核燃料棒の溶融が起きており、圧力容器が爆散する危険もあったことが、徐々に明らかになってきたわけだけど。
どう振り返るつもりなのか。
▼
「ニューヨークタイムズに掲載されたウィキリークス日本発公電について」
ニューヨークタイムズがセレクトした7つの日本発公電は、日本関連のウィキリークス情報として重視されていると見てよいだろう。この7本から読むとよいとも言える。そういうことだったのか。
そう考えて、該当7本をこのブログでも独自に試訳してみた。
今回、結果として圧力容器が爆発せず、中身が漏れただけで済んだのは、不幸中の幸いだった。次に同様の事故が起きたときにどうなるかは、今後の研究に待つしかない。
当面、日本で原発の新規建設は不可能だろうが、長期的にはオプションとして残しておいたほうがいいと思う。原発を扱える社会事情の国で、日本企業が開発と運用実績を積み、技術が十分成熟した後で逆輸入できれば、それでいいんでね?
▼
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「街とその不確かな壁」 (2023.05.09)
- マクドを胃腸がうけつけなくなった(2015.08.30)
- 雑記150820(2015.08.20)
- 雑記150727(2015.07.27)
- 150704鎌倉散歩(2015.07.04)
Comments