雑記110515
快晴。
昔の第一銀行横浜支店の前で、朝もはよからパトカーがっ。すわ銀行強盗かと思ったら、何かの撮影。列柱のエントランスは、「みなと銀行」ということになっている。
その、”消えた”提言のコピーがこちらに。
「国の礎としての共通番号制度を構築すべく、抜本的な議論の見直しを」
おいら、共通番号制度の制定はそろそろ実施もやむを得ないかと思っているけど、次のような状況があるとすれば、憂慮すべきと思う。
個人情報保護WGが第三者機関と情報連携基盤の関係について詳細を検討していないことが明らかとなった。お役人らしいやり口。第三者機関とは、番号制度における個人情報の保護等を目的とする、行政機関から独立した委員会という位置づけとなっている。そして、情報連携基盤とは、情報保有機関Aと情報保有機関Bの間の情報流通に介在し、情報保有機関同士の恣意的な情報連携を防ぐ役割を果たす。ところが、基本方針では情報連携基盤を担う機関の所管は総務省となっており、総務省は情報保有機関の1つであるため、情報連携基盤がいくら強固なセキュリティ技術を保有しても、情報保有機関同士の恣意的な情報連携を牽制する効果はまったく無い。原発の安全性を監視する原子力安全・保安院が、原発を推進する経産省の配下にあって機能しなかったのとまったく同じ構図だ
全文を斜め読みしてみると、組織運営上、個人情報保護(個人情報を役所の恣意的利用から保護すること)は骨抜きにしておきながら、コンピュータシステムは不必要に複雑にして、個人情報保護がないがしろにされることから目を逸らさせようとしている、と読める。
公平・公正さ、負担軽減、利便性向上、権利保護を実現するため、番号をどのように使って業務を遂行すべきかという本来の議論の目的を忘れ、最高裁判決に過剰に反応し、マスコミの風潮や国民一般の感情という周囲の空気を読むことばかりが目的となっているように見える。震災と原発事故をきっかけに多少でも物事を変えようという機運が本当にあるのであれば、こうした役所のやり方は直してもらわないと。年金情報の覗き見事件で、懲りているはずなのに。・・・
見えない「符号」を使うことにより、自分の情報がどのように連携されているのかを国民自身がチェックできないような仕組みを作ることは、まさに国民の視点が抜け落ちた設計といわざるを得ない。さらに、行政職員の不正を国民が懸念しているにも関わらず、システムを利用する行政職員の認証方法について要綱ではまったく触れられていない。
片山大臣はそゆこと、わかる人だと思っていたけど。
【追記】
上の記事には、どうもあやしいところがあるらしい。
「富士通総研が研究員のコラムを削除、国民ID・共通番号制度を巡る現況」
んー。もうちょっと時間見つけて勉強してみます。
▼
「福島原発2、3号機もメルトダウンの可能性…東電認める」
それではみなさん良い終末を座布団10枚。
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「1号機、津波前に重要設備損傷か 原子炉建屋で高線量蒸気」
東電関係者は「地震の揺れで圧力容器や配管に損傷があったかもしれない」と、津波より前に重要設備が被害を受けていた可能性を認めた。これは冗談言っている場合でもなさそう。
浜岡は、津波対策だけでは運転再開させるわけにはいかなくなった。
わしらのだめさ加減がよく表れている。
▽
んー。
茶店でくさっているには天気が良すぎる。
江ノ島でも行くか。
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