雑記110514
原発に賛成する人、反対する人、それぞれが意見をネットに書いているけど、どうも、賛成の人の意見が、妙に本質をはずしているというか、粗雑な感じがする。いつもは鋭い頭の切れを見せる人達が、感情的になって、原発に賛成することを主眼にせず、反対派を攻撃する低次元の議論に走っている印象が強い。
妙なことだけど、自らの立論の明らかな弱点に気付いているとき、人はそうなりがち。
東電を多少なりとも正道に戻すには、例によってガイアツを使うのがいいのではないかと思う。
ツイッターは本音が出やすいメディアとしての価値が大きいと思うけど、そうだとすると、中国でこの種のサービスがはやるのかどうかは微妙だと思っていた。
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「Facebook、PR会社を雇った反Googleネガティブキャンペーンを認める」
少なくとも、Googleはまだイノセントな感じがするけど、Facebookには感じない。
なにより、Googleの検索には相変わらずお世話になりっぱなしなのに対して、Facebookにはcityvilleで時間を盗まれっぱなし。
・・ひとのせいにしてどうする。orz
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「うわああ…プールの排水溝を掃除したらとんでもないものが出てきた」
蛙も蜘蛛も伝染病を媒介する虫を食ってくれる点で、ありがたい存在だけど。家で小さな蜘蛛が台所で溺れかかっていたりするといつも助けてやる。米国では違うのだろうな。
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蜘蛛というと思いだすシーンがある。
とあるキャンプの涼しい夜だった。ランプの光の輪の中に、2cmくらいの地味な足長蜘蛛がはいってきて休んでいた。テントの中で横になってそいつを見るともなく見ていたら、暗闇から、5cmくらいの赤身がかった別の足長蜘蛛が現われて、地味で小さな奴の周りを回りながら体を上下させて踊りをはじめた。狙われた奴はピクリとも動かなくなった。
踊りが最高潮に達した瞬間、赤黒いやつが地味なやつに飛びかかった。おいらは、ふっと息を吹きかけて牽制したら、赤黒い奴はさっと引いて、それでも上下動の踊りはやめずに、小さな奴を間に挟んで、獲物とおいらをじっと睨みつけていたようだった。
その後、雨が降り出してランプも消して寝てしまったので、二匹の蜘蛛がそれからどうなったかは知らない。
何か、とても暗示的で幻想的なことだったような気がする。
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