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2011.04.23

「まほろ駅前多田便利軒」

原作は直木賞受賞のベストセラーだそうだが、映画の方も名に恥じない面白さ。よく練られた台詞と、瑛太と松田龍平という俳優が、ひたすらかっこいい。以下ネタバレ。

ふと周りを見回してみると、ばついちさんというものは普通にいる。このお話の主人公二人もしっかりばついち。その程度ではいまや誰も驚かないので、離婚の理由というのが凝っている。少々不自然さも感じるが、そこはお話ということで納得。

物語は二人の離婚事情を隠れた主軸に置きながら、様々なエピソードを連ねて、徐々にその心情を浮き彫りにしていく。1年間という周期を上手く使って、一歩、いや、半歩くらい踏み出す主人公を描く。

人が生きている理由は、誰かから必要とされているから、というよく使われるオチを使いながら、納得感を

方向へいく。それを表現するために、一見、誰からも必要とされてはいないような職業、つまり便利屋、という設定を使った。

という分析風の見方よりも、ひたすら瑛太と松田龍平がかっこいい。一見、斜に構えた醒めたキャラクタが、実は複雑な背景とアツい心を隠している、というお話に、わかっていて何度もやられる。


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