雑記101130
どこかで、「書かれたものより書いた人を評価する」という発想を見かけた。プライベート/パブリック、実名/匿名と並んで、人物/作品も、軸のひとつに加えて考えたい。
ひと昔前は、書かれたものについては、作品を評価すべきで、作家の人間性を評価することは慎むべきだ、という考え方があった。それはいまでも真実だと思うのだが、ネット上に書き散らかされた文を作品と呼んで、同じ考えを当てはめるべきなのかどうかわからない。
ツイートは、この考えにはあてはまらないことが多いようだ。書かれる内容は、書いた人とほぼ一致している。その理由はおそらく、書く分野が、リアル世界についてのものが主だからだろう。仮に、ファンタジー小説をツイッターで流すとしたら、やはり書き手ではなく書かれたものを評価することになるはずだ。
たとえば、私が仕事で使っているツイッターアカウントでは、内容はかなり選んで載せている。それによって、アカウントのブランドを作ることが目的だからだ。
必ずしも、メディアの傾向と、各ユーザーの利用方法が一致しているわけでもないことは、これだけでもわかる。このメディアはこうだ、という決め付けは、慎重にしなければならない。
えーっと。あとでまた続きを書くかも。
実名となると、話はやっぱり変わってくるかもね。すると、実名/匿名軸は、人物/作品軸の中というか下位に入るのか。
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