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2010.10.31

「牙狼」

伝奇小説的劇画調のアートとお話を楽しむ映画。テレビ番組がオリジナルらしい。深夜番組帯で放映していたものの映画版ということで微エロありだが、もう少しがんばってもよかったか。客席は30代以下のオタク風さん達で埋まっていた。一定の支持はあるようだ。

仏教のデザインは、下敷きとして使いやすいといえば使いやすい。派手だし。お話の中では、英霊がどうとか言っていたから神道も多少入っているのだろうか。こちらは山伏が連想されるデザイン。

登場人物は、山伏風の魔戒法師というのと、仏教調の魔戒騎士というのが出てきて、歴史の古い前者が魔物封じの仕事をしていたところ、徐々に抑えきれなくなり、より強力な後者が登場したとか。仏教伝来の経緯が少し連想される。

お話はどうということもないシリアス調。実写映像にすると笑ってしまいそうになるのだが、演じる方はあくまでも真面目一筋。笑ってはいけない。この種の作品は、むしろ劇画にしたほうがサマになりそう。神道風の法師が家族愛を基礎にしているのに対して、仏教風の騎士が人類愛を説いたりしていて、なるほどと思った。作品の中では一応、家族愛の限界を人類愛が乗り越えるような物語構造が採られているが、どちらがよいということでもなさそう。

ということで、我が道を行くテレ東クオリティ曼荼羅を満喫できる一本。

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