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2010.09.05

思い切りの悪い我々

日本の病の一つ目。「戦力の逐次投入」

全社経営は部門の事業運営とは全く違う仕事なのである。
今日の至言。
そこがまだ日本は成熟しきって居ないから、お菓子屋の社長が何故IBMのトップが出来るのかという議論になったり、アップルの社長がマクドの社長になると、それだけで話題になったりし得る。マクドにとっては、社長が如何にハンバーガーを知っているかという事より、如何に消費者を知っているか、或いは如何に店舗のバイトも含めた大人数を動かせるかの方が重要なのである。
「ものづくり」で負けているのではなく、その上位レイヤで負けている。「ものづくり」は言ってみれば、マクドナルドのキッチンでハンバーガーを焼くだけの仕事。そう言うと日本の名だたるメーカーは怒るだろうけど。
外部環境が大きく変化する時には過去の勝ちの蓄積がある部門のプロでは見えない、或いは認められない視点の重要度が上がるものなのである。
・・・
戦力の逐次投入とリアクティブな対策というのは日本の組織とトップマネジメントにとっての宿痾

ところで、記事中でも断っているとおり、この話は「規模の利益を最大限取った大手が総取りしていく世界」に限った話。もしこの世界に適応できないなら、別の世界に生きてみるのもひとつの手かもしれない。

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