「プレデターズ」
「ズ」はプレデターズの「ズ」。という点を除けば、普通にプレデターな映画。R15にしてもいいくらいのシーンもあるので、鑑賞にあたっては注意が必要だ。以下ネタバレ。
今回はまた風変わりな設定で、それなりに捻りもあるところが目新しい。敵味方ともに新しい要素が加わって戦略が複雑化したように見えるけれど、やることはシンプル。狩るか狩られるかの緊張で一貫している。筋力や火力、技術があっても、ナイーブでは生き残れないの法則もある。
その点で、少々筋をはずしているのが、女狙撃手の存在。映画の彩りとしては不可欠なので、居てもらっていいのだが、長身の銃で至近距離の動きの速い敵と戦う戦闘服姿の女というのは、あらゆる面で不自然な感じがする。とはいえ、これもお約束のキャラクタだから、これで悪いということではない。お色気シーンがないところが、お約束を反故にしていて残念なくらい。
地球ではない星の、森から抜けてはじめて目にする天空の異様な姿が印象的な、残酷でファンタスティックな一本。
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