雑記100627
期日前投票行ってきた。
選挙期間中だけ言うことを聞いても結論はあまり変わらない。
そのなかで「ものづくり」で「いちばーん」というのはいただけません。その広告を見たことはないけど、そんなことを言ってるのか・・・
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「プロレタリアートの独裁」
菅首相の古臭い温情主義は、団塊世代のイデオロギーを代表しており、それがいくら矛盾していても、言葉による説得で変えることはできない。一応、バランスとっておく。
ところで、この稿の中では脇道ではあるけど重要な点は、ここ。
人々を動かすのは経済的利害ではなく、彼ら自身も意識していない物語なので、状況が変わっても驚くほど変わらない。組織の構成員を動かすにあたって、精神論は猫も杓子も振り回すし、少し高級そうなインセンティブ設計も、並のコンサルならそれなりのものを用意する。
机上ではうまくいきそうなこの種の報酬体系が、実際には動かないことがあるのは、たぶん、それを適用する以前に対象の脳みそに刷り込まれた、何らかの「物語」が障害になっているからではないかと思ったりしている。
それを消去はできなくても上書きすることは必要だが・・・
もっとも、企業の場合はそんな面倒なことをせずに、ROMを”交換”すればいい、となることが多そう。実際、上書きされるくらいなら交換に出してもらう方が幸せ、ということもあるかも。
だから政治って嫌なんだ。
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「美しくねじれながら国境を渡る橋」
そもそも香港の交通は日本と同じ左側通行なんですけど、いざ中国本土側へと渡った途端、急に右側通行へと変更されるので、ここを結ぶ橋には工夫が必要なるほど、こうなる必然があるのね。
ここまで壮大にねじれさせなくても、最小限のコストでやれて、トボロジカルには同じ提案もありそう。
当初は、市場化の熱気に煽られて、とにかく目立つものを欲しがった中国だけど、最近は不動産バブルの影響なのか、品質重視に変わってきてるそうだし。
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「iPhone 4って電話としてはどうなの? 通話品質を徹底比較してみました!」
買っても大損はないという評価は獲得ですよ〜もともと電話はだめらしいiPhoneファミリー内だけの比較ですら、”大損はない”という微妙さ加減。
わかりましたよ。だめだめなんですね?
「ゴーイング・パブリック(Going public)」、つまり株式を公開するということはもうそういう傍若無人な振る舞いを出来なくなる事を意味するのです。にやにや。さらに踏み込んで言えば全てのベンチャーが株式を公開しなければいけない筋合いは無いし、ベンチャーの経営者が株式の公開云々の前に先ず努力しないといけないのは本業のキャッシュフローから上手く会社を回せるようにすることです。
キャッシュフローがガンガン出せる会社なら、別に株式を公開する必要なんてぜんぜん無いのです。
株の値上がり益だけが頼りの企業では、お話にもならない。
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「「岡ちゃん、ごめんね」 日本、W杯決勝T進出、Twitterに“謝罪ハッシュタグ”出現」
罵倒から賞賛へ、切り替えるにも謝罪というワンステップを入れる律儀な日本人が好き。
ワントラップしないとボールを落ち着けさせられない下手さに通じるところがある。(笑)
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