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2010.06.26

雑記100626

ブラジル×ポルトガル戦はフラストレーションがたまる試合だった。


未確認だけど、ディズニーランドで、あの”キャプテンE.O.”が復活するそうな。このところのマイコー人気を受けてのことらしい。


今朝の日経本紙「危うさはらむ国家資本主義」を読んで、ああ、やっぱりそうなのかと思った。

自由市場主義のもとで、経済の主役となっている多国籍企業は、自国の政府と協調して、国家資本主義の政府と対峙していかなければならない。らしい。

国家資本主義のまずい点は、言わずと知れた非効率の温存だが、裏を返せば失業の少ない(低位)安定ということでもある。どちらを選ぶかはそれぞれのお国事情だろう。わしらはこの夏、どうするか。

中国がこの先、内需中心の経済に軸足を移すことに成功した場合、経済的にそこそこ豊かでありながら、国家資本主義的な色合いを保ち続ける可能性は、ないと言い切れるのだろうか。長期的にはもちろん非効率な資源配分が災いするだろうけれど、数十年程度の中期であれば、案外このまま繁栄していくのかもしれない。わしらもそこそこの高度成長を謳歌したことがあった。加えて中国の場合は、元が基軸通貨の一角を占めるかもしれない。

隣の国がそのような形で進んでいくとして、わしらはどういったポジションを取れるのか。同紙の別記事にあったように、欧州とアジアの自動車メーカーの、現地人活用と対話における巧拙を見る限りでは、いいポジションは欧州企業に持って行かれそうな感じもする。

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