雑記100609
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「めぐる時代と「自分の感覚」」
その頃の枠組みの中で成功し、人脈も考え方も、その枠組をベースに作り上げてきた。北欧神話に「トール」という名の無敵の神様がいるけど、その彼も、「年齢」という名の猫との相撲で片膝を付いた。歳には勝てない理由は、怠惰だったり動きが鈍くなったりすることよりも、たぶん、積み上げてきた蓄積を捨てて、一から勝負しなおすことができないからなんだ。
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「トシをとったら怠惰になり、時流に遅れてしまう」というだけの話では済まない、もう一つ深い問題がここにある、と感じる。
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オープンマインドで新しいものを受け入れる努力をしつつ、自分の古い感覚となんとか折り合いをつけてやってきたが、果たして本当に大丈夫なんだろうか、自分の感覚は正しいんだろうか、と、ときどき自問する。
そこで頑張り過ぎずに上手に歳をとって交代していくのが、本当はよいことなのだけど。
でも、あまり深く考えずに、頑張るということでいいかな。世の中の方で、適当に判断してくれる。
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「極めて当たり前のことなんだけど、世界は長いこと、当たり前だと思わないで、走ってきたよね。」
それはおかしい、という少数の声は無視されてきた。
ばあちゃんが言ってたけど、「いいことがあったら悪いことがある」のが世の中。
あまりいいこともないのに、これから悪いことが来ようというのが見えるわしらは一体。。。
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