巡航ミサイルもユビキタスでビジネスライクに
「ペンタゴンをも震え上がらせた、どんな船でも戦艦に変えられる巡航ミサイルキット!(動画あり)」
そりゃまあ、世の中これだけモバイルだユビキタスだと言っているのだから、巡航ミサイルだって当然そうなるよね。そのうち、フリーな巡航ミサイルもできるんじゃないかな。炸裂したとき、ドクロベエみたいに広告が空いっぱいに広がるっていう、広告モデルで。
おまけに衛星からのサポートで着実にターゲットへと打ち込める、Club-Kの4発セットのミサイルあ、GPSもついててFoursquareに登録できるのね。みんなの次のターゲットはこのぼったくりなお店だぁ、みたいな。
本当なら、しゃれにならん。
あまりにも完成度が高く、十分に国家レベルでの戦略的配備にも適しているとの評判まで獲得しちゃってますよ。1セットの価格は1650万ドルとなっており、この値段さえ出せるなら、どの国にでも即販売しちゃいますよなんて売り込んじゃったものだから、すでにイランやベネズエラ、アラブ首長国連邦などなど、そう簡単には巡航ミサイルを搭載する艦船なんて大量配備できない国々が、続々とコンテナ船を戦艦に変えて防衛ラインに導入しようとの思惑などから、購入の問い合わせに殺到しているんだとかこれはもう武器というより新製品と呼ぶ方がいい。「ガイアの夜明け」で取り上げるべき。
わしらも、シーレーンを行き交うコンテナ船に積んどけばいいんでね?
「私たちはロシア政府の許可を得ながら、合法的に事業を営んでいます。ですから、他国から、当社の貴重な製品ラインナップに横槍を入れられる筋合いなどはありません。これわ・・・完全にビジネスの論理。すべてはお客様のために。規制には断固反対。なんか予想もつかない時代がいきなり来てしまいましたよ。どの国家でも巨額の防衛予算を組めるわけではなく、戦艦を大量配備できる環境が整っていない国だって数多くあります。しかしながら、Club-Kは、こうした国々にも新たな道を開く画期的な発明であり、どの国家にも、望むところには平等に提供していく方針です」
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