雑記100522
香港で不思議な選挙が終わったらしい。
いろいろあるのね。
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GoogleのTopでパックマンが遊べますよ。
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「スピード感が出てきた欧州」
5月10日に巨大な救済パッケージを発表して以来、欧州連合がやっていることはアメリカがリーマン・ショック以降に実施したドル安誘導による「V字型カムバック作戦」の周到な焼き直しに過ぎません。そうなのか。
一方で、TV(BiZスポ)で榊原という人が、欧州の没落について語っている。
前提にしているタイムスパンの違いか。
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「新機能てんこ盛り、会場も盛り上がったAndroid 2.2の発表」
3G接続でAndroid端末をWiFiアクセスポイントとするテザリング機能に標準で対応おおう。
ただし、この機能が、キャリアが採用する端末で有効となったまま出荷されるかどうかは別の話。当面は望みが薄そうだ。んがっくし。orz
こういうこともできるそうな。
PCやほかのデバイス上で行っている操作の結果や情報を、異なるデバイスに送りたいことはよくある。このとき、従来ならデバイス間をP2Pでつなぐのが自然な発想だったが、クラウドを仲介させるというアプローチは興味深い。こうすることで、物理的なネットワークインターフェイスに関わらず確実にデバイス間の連携ができる開発者は少し楽になるのか。もちろんネットワークがダウンしないのが前提。
iPodが過渡期のデバイスとして抱える欠点も、そろそろ解消したい時期。
iTunes上のDRMフリーの音楽コンテンツをストリーミングでAndroidデバイスで受け取って再生するデモを披露した
iPadはともかく、6月頃出るというiPhoneを買おうかという気分だったけど・・・
80年代、アップルはパソコンの分野で最初に一歩リードし、それから自己中心的になった。すべてを支配したがることで悪名高いアップルのスティーブ・ジョブズは、ほかの人たちからただただ受けが悪かった。ニューズウィークは煽りが多いから好きではないけど、この記事には頷かざるを得ないところがある。
アップル製品かっこいいなーと思いつつ、いつも結局は他のライバル社の製品をおいらが買ってしまうのには、応分の理由がある。
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「「紙か電子かと幼稚な議論する場合ではない」――京極夏彦氏が電子書籍を語る」
私は元々「InDesign」(アドビシステムズのDTPソフト)で書籍を作っており、データの移行などの手間が省け、短い時間で準備できた。そうなんだ。いまどきの作家さんてそういうものなのかな。
音楽に例えれば、テキストは楽譜に過ぎない。うまいことを言う。
書籍は日本の文化が、木で版を彫っていた時代から何百年もかけて積み重ね、読みやすいツールとして大成してきたもの。装丁もフォントも、それが電子書籍になったらいらない、ということにはならない。そうした文化的な価値を捨ててしまっても自分の作品が感動を呼び起こせる、という過信のある人だけがそういうことを言う。たぶん、しばらくの間はそのとおりだろう。
著作権をめぐっては、ここ10年くらいの間に非常に大きな転換をせざるを得ない状況が来るはず。今は現行制度の中で権利を主張しているが、それが通らなくなる状況が訪れる可能性があるし、その可能性が高いと私は思っている。旧態依然とした主張をしていたのでは、我々は何か大きなものを捨てざるを得なくなるのではないか。そうした問題に対応するためには、今から電子書籍について考える必要があり、そのために講談社に全権を委託した。それで何か損害を被るかもしれないが、実験台だから仕方ない。* * *
本来の意味で作家がクリエイティブなものを作ろうとすると、それは小説なのかという問題もある。電子書籍ならではの楽しみ方、楽しませ方を、音楽業界などと連携して考える時代になるかもしれないが、現段階ではおまけ、付録の域であろうと思う。そのうち、食玩のように主従逆転した電子書籍が出てくるかもしれないが、そのときはそのときで、エンドユーザーが喜んでくれるものを出すのが、我々作家としての立場だと考えている。こういう人が具体的に名乗りをあげてくれたのは、とてもありがたいこと。
さすが京極堂。
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