曳き売りの豆腐屋が来たので買ってみたら割と旨かった件
昼頃、めずらしく家にいたら、”プ~~パ~~”とのんびりしたラッパの音が聞こえる。丁度出掛けるところで道に出てみると、豆腐屋だ。小説の中でしかお目にかかったことはないが、懐かしい気がする。
まだあまり売れていないようで、売り子の若いにいちゃんが所在なげに小型のリヤカーを曳いてとぼとぼ歩いている。かわいそうになったので、ちと声を掛けてみると、近所に聞こえるように大きな声で(笑)売り物の説明をしてくれた。
豆腐1丁350円と、普段スーパーで買っている100円程度に比べてかなり高いが、試しに買ってみる。豆腐のほかにも、納豆や油揚げなど大豆食品に加えて、今っぽくチーズケーキとかも曳いてきたようだ。
商品だけでなく、店の宣伝チラシまで用意している。なかなか周到ぢゃないか。
店のホムペはこちら。伊勢丹の地下なんかで店売りもしているようだ。
そうそう、味はコクがあって旨かった。にいちゃん曰く”最初に醤油なしでそのまま食べてみてください”とのこと。確かに、何も付けなくても大豆のほっこり味がする。
スーパーでも500円くらいの豆腐を売ってはいるが、あまり旨いと思ったことがない。それに比べれば、この豆腐はなかなかいける。
おいらは、休日の昼はほとんど外出して居ないから、家にいつも居る可能性が高い主婦を常連客にしなければならないだろうけど、しばらくは忍耐の日々が続くかもしれん。
* * *
出掛けて帰ってみると、もう夜7時だというのに・・・まだパープーが聞こえる。もしや、売りきらないと帰れないとかなのか??
ともあれ、がんばれ。
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