大銀杏を見送ってきた
一昨日までは、真冬用のダウンの中綿が入った上っ張りを着ていた。雪も降ってたし。今日は春用のジャケットを引っ張り出してバイクを走らせる。風は強いけど寒くない。何年ぶりかの横浜横須賀道路を逗子で降りて鎌倉へ。
なにせ八百年に一度の椿事ではあるわけだ。着いてみると、まわりは白いビニールシートで覆われて、野次馬の視線を遮っている。
既に解体がほぼ終わっていて、あとはトラックに積んで運び出すのだろうか。
いずれは倒れるのだから仕方がない。挿し木をどこかで育てることにしたそうだけど、この場所にこだわらずに、あちこちに植樹してもらったらいいだろう。
ここに植える次の銀杏はどこから持ってくるかはわからない。神宮とか本郷とか小石川とか外苑とか・・はだめで、やっぱりどこか山の樹を持ってくるのだろうか。
新しいのが植わったら、今度はそれが八百年後にどうなっているのか、想像してみるのも楽しい。いまわしらは衰退がどうのとか気に病んでいるけれど、八百年も経てばまた全然違う風景になっているかもしれない。なにしろ西暦2800年ですよ。間違いなく宇宙に人間を多数送り出しているだろう。
それでも、この辺りの景色は、これまでの八百年とさして変わらないかもしれない。
[追記]
その後の新聞報道によると、再生させるらしい。どういう形での再生なのかは、よくわからない。
「マイノリティレポート」の結末は、”もう死なせて”だったけど、動物と違って植物は必ずしも受精に拠らなくてもいくらでも生き延びられそうなところがあって、よくわからない。テロメアというのだったか、分裂寿命というものは、植物の場合はどうなっているのだろう。
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