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2010.01.04

「ジュリー&ジュリア」

料理を通じた人生の楽しみ方を、時を隔てた二つの時代に生きる二組の夫婦を通して描く、ハッピーな映画。以下ネタバレ。

君たち幸せ過ぎます。以上終了(笑)

と思わず言いたくなる幸福感がじゃぶじゃぶに詰まっている。これは果たしていいことなのか悩むくらい。一応、葛藤らしいものもあるのだが、ちょっとした夫婦喧嘩だったり夫の転勤だったりで、なんということはない。同じ監督の「ユー・ガット・メール」ですら、もう少し緊迫した場面はあった気がする。いや、まあ同じくらいか。

だから、葛藤とその解消をもって物語の第一歩とするなら、この映画は少し物足りないかもしれない。

私としては、ボーイッシュな魅力のエイミー・アダムス萌え、だけで大いに満足しました。そういえば「ダウト」では、このエイミー・アダムス演じる尼僧の若さと純真さが、メリルストリープ演じる修道院長の悪魔的な非情さや老練と、際立った対照を成していた。この二人は、そういうパターンではなかなかよい組み合わせだが、この映画では、むしろ師弟の関係。しかしよく考えると、「ダウト」でも、結末を見ればやはりこの二人は師と弟子だと言えなくも無いのだった。ということで、なんだか納得。

メリル・ストリープは、「ダウト」「プラダを着た悪魔」などの強面な印象が強いけど、この映画では、たどたどしく喋る大柄な専業主婦で、全然違うイメージ。いったいいつ、あの台詞と目つきで嫌な相手を切り捨てるのかどきどきしながら、最後までそういうことはありませんでした。最近の出演作をみるに、イメージの違う役が多いみたい。

「ダウト」のタイトルを失念していて、ネットで映画のDB風のサイトを検索してみたのだけど、メリル・ストリープの主な出演作に載っていなくてちと驚いた。私的には、この女優さんの凄さがよく出ている作品だと思っているので、少々残念。

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