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2010.01.31

「ゴールデンスランバー」

権力闘争の道具として犯罪者に仕立てられそうになった気のいい青年の逃走劇。青春をともに過ごした昔の仲間たち、いまの仕事仲間たち、その他大勢に助けられながら逃走していくその果てに待つものは・・というありがちな内容。ビートルズの年代の懐かしさを織り交ぜながら郷愁を誘う。実力あるキャストをそろえた、それなりの出来の作品。以下ネタバレ。

プロローグで事件の発端を描いた後、回想シーンが入り、学生時代の仲間4人が出てくるのだが・・若づくりの結子たんに萌え。以上終了。

なのだが、もう少しだけ書くと、途中いろいろあった後ともあれ事件は終結するのだが、それにしてもこの妥協に満ちた終わり方は、やはり時代というものなのか。煮え切らない感じが残る。

マスコミ報道のいい加減さや警察のやばさとか、そもそも首相爆殺(この平和にぽんで!)とか、かなり現実離れしている、かというと案外そうでもないのだった。

現実世界でも、現役の大臣が首つり自殺したり、酒癖の悪い大臣が不祥事のあとしばらくして死んでいるのが「発見」されたり、ほかにも不可解なことがしばしば起きて、一時は騒がれるものの、まるで鎮静剤でも打たれたように皆忘れて大人しくなる、ということを、私たちは実際に繰り返し見せられている。

事実は映画より奇なり。

といったことにふと思いが及んで、鬱になる映画でした。
作中に「イメージだよ」という台詞が何度も出てきたのは、作り手の自嘲なのだろうか。


それはそれとして、結子たん、ずいぶんこなれてきた。固さがとれて演技がうまくなったと思う。堺雅人ほかもあいかわらずでよい。役者さんの役柄というのは、だんだん固定してくるものなのかどうか。時々違う役をやっているところも観たい。


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