雑記100126
どうやら全快した。歳のせいか多少胃腸が弱くなってきたかも。消費期限過ぎても匂いと味が問題なければOKのはずだったのだが。今後は自重せねば。
といいつつ、寝ている間に期限を一日過ぎてしまった生蕎麦を食ってみた。
なんともない。
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今朝、久しぶりに微笑ましい光景に出会ったので、書き留めておきたい。
新聞はいつも駅買いするのだけど、だいぶ以前から、SUICAで買うようになっている。それも、カウンターで売り子さんがPOS端末を操作したのを見てからカードをかざすとかいう、むしろ手間が増えてるだろ式の仕組みではなく、自分で勝手にボタン押して買ってってね誰も見てないけど式の、高度信頼社会日本万歳三唱型端末を使っている。
その端末の前で、大寒を過ぎたばかりの吹き荒ぶ寒風の中、昇る朝日を背にして一人の初老の男が機械と格闘していた。うまく支払いができないらしい。そんなもの見て見ぬ振りで商品だけ取って立ち去れば、支払いできないのは機械が悪いのだからと思うのだが、その男の年代の実直さがそれを許さない。
よく見ていると、なんと、タッチパネル上のボタンの絵を押すべきところを、パネルの下に貼られた説明書きの紙を押している。懸命に押している。その紙には機械操作の手順が4段階で順を追って書かれているのだ。その3番目の絵のところを、力を込めて丁寧に、何度何度も押している。
思わず微笑みました。
なるほど。普通はそれをこそ押すという発想になるだろうな。分かりやすい絵だし。操作パネルのデザインに比べて説明書きの絵があまりに分かりやす過ぎるので錯覚が生じたのかもしれん。あるいは、タッチパネルというもの自体が彼にとってはそれほどに不自然なものだったのか。
全く思いもよらなかった。
その懸命の格闘ぶりに思わず感動したので、ここにご報告いたします。
それにしても、周りでこの様子をただ見ていただけのサラリーマン風達はいったい何なのか。肩書きや社名に守られた場以外では他人とは口をきかないことにしているかのようだ。
仕方がないから、後から来たおいらが教えて差し上げましたよ。ユーザーインターフェースのなんたるかを改めて教えてもらったお礼に。
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