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2009.11.03

「ホワイトアウト」

氷点下60℃の世界でカテゴリー5の嵐がくれば、目の前すら見えないホワイトアウトになる、そんな世界で起きる連続殺人事件。実行犯と黒幕そして事件の動機が最後までもつれるが、その割にあっさりした結末。むしろ、ケイト・ベッキンセイルを久し振りに見に行くというのが正しい鑑賞姿勢(笑)。以下少しネタバレ。

この作品自体の出来はあまりよいとはいえないけれど、同じ南極越冬(越夏?)を舞台にした邦画「南極料理人」と比較しながら見たので、私はそこそこ楽しめた。

そもそも冒頭からしてあまりにも違う。「南極料理人」が中国文化研究会のむさいおっさん達のずっこけギャグから入るのに対して、本作はいきなりケイト・ベッキンセイルの脱ぎっぷりから入るのだ。それも南極対応の超厚着からするすると脱いでいくので、素晴らしい加速感。仕上げはシャワー。たまりません(笑)。
よく考えると、本作で最もよかったのがこの冒頭だったりする。あとはまあ適当にグロありのサスペンスで流して終了。

「南極・・」が、過酷な自然の中でも、面白おかしく皆仲良く、喧嘩しつつやり過ごしてしまう日本人のユーモアとイノセンスを描いていたのに対して、本作は、南極の過酷さの前に、暗い過去や剥き出しの貪欲さを露わにして人殺にまで及ぶ罪深い西洋人のあまりにも真面目な行き詰まりを描いていた。それがこの冒頭の違いにもよく表れていた。

という具合に、楽しもうと思えばいろいろ楽しみ方はあることがわかった点が収穫だった。

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見た目すごく寒そうです TVドラマっぽい あー、でも、あれは痛い こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。 この11月上旬くらいは、注目の映画というのは公開されないような気がします。多分、年末年始を控えて本命とされる作品はその時期に公開するため、それより前の時期はつなぎの作品が増えるのでしょう。 この「ホワイトアウト」も、どうもそんな作品の一つです。 概略は・・・、 南極点にある「アムンゼン・スコット基地」。その近くで殺人事件が発生しました。この南極基地に一人だけ常駐してい... [Read More]

Tracked on 2009.11.15 11:33 PM

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