雑記091114
一流の中の一流の人達が雇用問題とは無縁だという点は特に目新しくはないけど・・
イノベーションの源泉は、つまるところ「個人の」自然な知的欲求であって、抽象化、一般化して議論するほど、その本質から遠ざかってゆくというのが、イノベーションを求められる現場の感覚に近い。イノベーションを起こす汎用的方法論など存在しません。自然な欲求である以上、制度や権威によって育成することなどできないと同時に、制度や権威によって押しとどめられることもまたないのです。イノベーションを起こす汎用的方法論などない、という現場の意見は重要。
イノベーションの解説や分析やらの本は、わしら大衆のための一種の娯楽なのかも。
それはそれで意味はありそう。
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「「マイナス金利」政策はいかが?」
デフレ率まであわせて考えれば預金に預けておく方が得だからこそ、ものすごい低利にも関わらず、企業や個人は銀行に預金を溜め込んでいるのだ。海外に流出しても、また戻ってくる回路があれば、それでもいいと思うのだけど。
また、国際感覚を持つ人ほど、「そんなことしたら、預金が海外に流出する」といったことをおっしゃるが、日本の「ホームバイアス」は極めて強いので、多少の税金をかけたところで、預金がなだれを打って海外に流出していくとは考えにくい。
現実にはその循環は時間が長すぎるのかな。
ホームバイアスというのが強い理由は、少ないお金でもできる、勉強不要で手数料が十分安い方法が、事実上無いか、あっても周知宣伝されていないからではないか。と思ってみたり。
ギャンブル好きの人は少なくないのだから、それと同じ感覚で投資欲をくすぐるのがよいかと思う。
▼地震なう!
あーびっくりした。
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「潜入・事業仕分け」
一般人でも当日ふらっと行けるシステム。こりゃいいね。会場での録画、録音、撮影もおk。はとバス観光の目玉にすべき。
テレビなどでは議論の「いいところ」とか「核心の一言」のみ放送し、それまでの流れなどがわからないので、正確な真実はつかめない。「何故その一言が生まれたか」ということを理解するためにも、一度議題ひとつを丸々ご覧になると、どういうことが行われているかがわかっていいんじゃないかな。テレビの映像だけで理解した気になるよりはね。あれじゃわからんよ。茶番とか切って捨てる前に、一連の流れを見てみるのはよさそう。ネット中継もしているみたいだし。
これで終わりではなく、この感覚、方向で全体を今後査定していくということであれば尚更。
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