雑記091111
もっと踏み込むか、少し遠慮しとくか。
▼
「マードックがグーグルに禁じ手を使うのか,WSJなどのニューズ社の全コンテンツが検索不能になるかも」
まだ、将来にむけて充電中ということらしいので、ブラフかもしれないけど。
価値の二極化の中で、中間流通であるメディア企業はどうするという、延々続いているお話し。力のある問屋なら付加価値を囲い込んで生き残れるし、そうでなければ難しいことになりそう。
記者の側から見ると、好不調の波を吸収して収入を安定させる装置として、メディア企業体が必要なのかも。
▼
「新Android携帯『Droid』:高性能でも乗り換えない理由」
・ハードウエアキーボードは要らない
・Instapaperというアプリがまだない
の2点が理由とのこと。
それにしても、androidという言葉の響きは、英語ではかっこいいのかな。どうも日本語的にはいまひとつな気がする。ついったーのアプリケーションも、iphoneの"Tweetie"に対して、"Twidroid"。。。どろくさい感じです。
経済学はいまや心理学と切っても切れないものになった、みたいなお話し。
再び火を点けるには、「宇宙旅行」くらいのネタがほしいところ。「豪華客船の旅」程度だと、なんとなくイメージできてしまって、そそられない。お金もないけんども(笑)。
結局のところ、ぐるぐる循環する中で、いかに人より多く取るかという競争を通じて、循環の速度を上げていこう、という話しでしかないのかもしれない。
▼
「PBは大きな成長市場。PBも縦のシェアという視点で見ると違いが見えてくる」
製造業はずっと垂直統合の方向でがんばってきたはずなんだけど、結局、上流からの発想では何かが足りなかったということかもしれない。それでいま、下流からの垂直統合の前に敗れ去ろうとしているのかも。
自動車が仮に電気自動車に移行して、日用品度が上がると、同じことが起きるかも。
ネット界隈の水平統合優位論は・・
例えば、StreetViewは、垂直統合の兆しなのかもしれない。
ユーザーが家の周りを撮った写真を位置情報と一緒に共通タグで囲ってWebに載せておけば、Googleが拾って体系化してくれる、というのが水平統合的なイメージであるはずだけど、そうはなっていない。欠けたピースがあると価値が損なわれる分野もある、ということだろう。
ニュースのように、あるべき全体マップを誰もイメージできないものは、仮に欠けているピースがあったとしても問題が表面化しにくいから、CGM的水平統合のアプローチでもボロが出ない、というだけのことかもしれない。
仮に、マードック翁がメディア企業を大同団結させてGoogleへの供給を絶ったとした場合、Googleは自前で記者を育成するだろうか。それとも、CGMだけで十分、ほっとけばConsume(この場合はblogger記者)が自律的に穴を埋める、と考えるだろうか。
これは後者のイメージ。
▼
「ルサンチマンの力」
キリスト教は貧しい人々のルサンチマンに偽りの救済を売り込む史上最大の自己啓発運動だ、というのが晩年のニーチェの主張だ。うーむ。それは現代のイスラム過激派さん達と同じかもしれませんですね。
あーでもキリスト教は暴力に訴えずにただ左の頬を打たせるところが違うのか。
2000年前のキリスト教徒と同じように「貧しい者も努力すれば救われる」と信じて、何かにすがろうとするので、あーここはボケにツッコミするところでつね。(笑)
おお。
Jobsは裏切りを許さないタイプだわよ(笑)。
にしても、androidにわかに盛りあがってるな。
▼
« 雑記091109 | Main | 雑記091112 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「街とその不確かな壁」 (2023.05.09)
- マクドを胃腸がうけつけなくなった(2015.08.30)
- 雑記150820(2015.08.20)
- 雑記150727(2015.07.27)
- 150704鎌倉散歩(2015.07.04)
Comments