雑記091016
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「10年以上のローンはだめです」
前にも書いたけど、住宅で50年ローンはないわ、という意見に賛成。金融屋さん達は、確か以前は、「不動産という資産とローンという借金とを一緒に相続すれば、価値が相殺されて相続税がただになる二世代返済」とかなんとか謳っていたかと。
いま考えると凄いセンスだなと思う。一体、暮らしのために住居が必要なのか、それとも不動産という仕掛けを通じて利息を貢ぐためにかろうじて生きることを許されているだけなのか、わからなくなる。ブラックジョークです。
たとえば鉄鋼業という産業を興しましょうというのとは、タイムスパンが違うのだから。
その辺り金貸し業さんは手加減してほしい。
で、ここからは少し違うお話し。
労働力をグローバルに調達するようになることは避けられないから、賃金も下がっていくのが必然だとすると、居住にかかる費用も下がらなければ、大多数の人は暮らしていけないことになる。
一方で、不動産価格が緩やかにでも上がる世の中でなければ、景気は良くならないとする意見も時々聞く。
この二つは、どう整合するのだろう。
労働力の方が先にグローバル化して、不動産価格は遅れてグローバル化するのだろうか。その場合は誰かが割を食うことにはなる。
さらに話しは逸れて。
そもそも、日本という枠の中で平均値をとって検討する考え方自体が、成り立たないかもしれない。賃金も地価も、上がる部分と下がる部分が同時に存在して、それぞれが世界の事情と別々に繋がっていて、固有の動きを見せる。それを国内の枠組みで見ていると、一見ばらばらの動きに見える、ということか。
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「「Twitterは技術ではなく、人間性の勝利」--Twitter共同創業者Biz Stone氏来日」
あまり深くは言えませんが、分析機能は提供します。これとはソリが合わない。
chaotic neutral の本義に反する(笑)。
普及するにつれて、ネットが普通の秩序に取り込まれていくのは致し方ないけど。
モバイルの可能性に期待してください。シンプルさ、利便性を考えました。ここは素直に耳を傾けたいところ。
人と人のエンゲージメントをより強固なものにし、世界をもっと狭いものにしましょう。わし、緩い方が好きなのだけど。
関連で
「「電子メール時代の終焉」は来るか:「メールを使わない人」が増加」
1つだけ確かなことがある。最終的に携帯メッセージが電子メールに取って代わるとすれば、その理由は、われわれがどれほど無駄に言葉を費やしがちなのかが、Twitterや携帯メッセージのやりとりによって明らかになったからにほかならない。仕事でも、情報共有なら確かにメールよりSNSの方がいい。
おお。折り紙的というか風呂敷的というか。cool。
メモ。
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「プロジェクトファシリテーション」
読まねば。
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