雑記091012
ツーリング先では鉄道の駅かコンビニで新聞を買う。日経を置いてないところも地方では多いから、たまに朝日とか買ってみる。そのあと、日経も見つけてこれも買う。それで気づいたのだけど、一面記事の関心領域の乖離に驚く。
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「「頭のない騎馬男」と「事業開発の職人」と「優秀な人をたくさん働かせること」」
企業の中で、優秀な人はたくさんいるのに、ひたすら「下放」してばかりいて、そういう人でなければできない「知的活動」にうまく使っていない、もったいない気がすることがあるのだ。「優秀な人」には必ずしも属さないところからその発想をするのは至難の業だけど。
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「優秀な人を、引き摺り下ろしたり収奪したりするのではなく、なるべくたくさん働いてもらう」という発想が必要と思う。
功利的な話から導くのがいいか、哲学みたいなものから説き起こすのがいいか。
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「中国が軍事力で米国を圧倒する日」
中国が現在進めている人民解放軍の近代化は軍事パレードでは決して見えてこない。今の中国の真の関心事は、米軍の精密誘導兵器、衛星通信システム、空母機動部隊と「いかに戦わずして勝つか」という孫子の兵法に似た発想である。そうなんだ。
前方展開基地や空母機動部隊に対する同時多発的ミサイル攻撃ミサイルコマンダーですね。古~いゲーマーにはなつかしい。
米軍の指揮・統制・通信システムに対する攻撃ありそうな話しだけど・・。
なんかこー。人間の考えることって、孫子の昔から代わり映えしないんだな。
対策を立てているかどうかが重要というオチ。
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「禁酒法時代に入った中小企業金融、サラ金。これからは闇金が跋扈する?」
リーマンショック後に東北の某中堅企業が民事再生法を申請した。この会社は、薄膜の技術で世界的に評価されるオンリーワン中小企業で、アップルのiPhoneのタッチパネルの部材を一手に引き受けているような技術力のある中小企業だった。過剰な設備投資が祟ったといわれているが、直接的には、銀行が追加融資に手をあげたことが破綻の直接の引き金になった。タイトロープが切られてしまったのだ。そんな有力企業への貸し出しを銀行が切ってしまうのが、よくわからない。何か別に理由があるのだろうか。
今、こうした形の突然死が、全国の中小企業に急増している。昔のように、不動産投資などで失敗したというのではなく、技術力もあるのに本業で行き詰まるケースが増えているのがいかにも不気味である。
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「前代未聞の徳島で行われた一大アニメイベント「マチ★アソビ」2日目、関係者一同の想像を絶する参加者数を達成」
今までは可能性が「ゼロ」だったのですが、それがゼロではなくなったというわけなので、そういう意味ではエポックメイキングな日だったのだ、という印象を受けました。JALの協賛で地方空港の利用を増やすのがよさげです。
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