雑記090921
道東へ行ったときは、こんな広いところを廻るには2週間は最低必要と思ったけど、今回のように大雪山周辺と的を絞れば、10日程度で案外廻れることがわかった。東京から往復で2日取られるのはいたいけど、以前のように、遥か遠い地という感じではなくなってきた。今回寄れなかったところなど、また行きたい。
携帯のカメラは、やはりおまけだ。発色がだめで、大雪の紅葉や美瑛の丘の色彩がまるで出ない。次の携帯をどうするか、悩みが増えた。
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「核家族という「ぜいたく」」
一箇所に集まって水周りを共有して生活上のリスクを分散負担するのが効率的、というお話し。
このうち、設備共有はうなづけるとして、家族ではない者どうしが集住しても、必ずしもリスク分散になるのかどうか。グループで住んでいたうちのひとりが無収入になったとき、他の人が短期間、家賃を肩代わりするのだろうか。もし、そうしたコンセンサスがあれば、確かに公的なセーフティーネットと補完し合うものになりそう。
そういえば、昔はトイレ玄関共同の共同住宅に住んで銭湯へ行くという生活様式があったと思うけど、あの場合も家賃の貸し借りはあったのだろうか。
一方で、核家族化の進行を利用して、製造業はずいぶん市場を拡げてきたと思うのだけど、それも撒き戻すのであれば、内需拡大にとってはマイナスに作用する。そもそも効率化というのは、その部分だけを見れば需要減なわけだから。
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「増子化対策」
「金の全能性のイデオロギー」を内面化したせいで成熟を止めてしまった「標準的な個体数」があまりに増えたことが「増子化」(すなわち行政のいう「少子化」)の実態だということに人々はいつ気がつくのであろうか。標準と違う個体にとっては、子供の頃からずっと生き辛い世の中だ。
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