雑記090925
パンひとかけらとか果物ばかり食べて山歩きしていたら、自然に痩せた。
都会に戻ってきたらたちまち食べすぎで、すぐもとの体重にもどった。
自然の中では、必要以上に食べたいと思わなかったのに、街中ではなぜか余計なものを食べたくなる。
都市は欲望を刺激する装置なんだな。
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「Google、IEを“Chrome並みに”改良するプラグイン「Chrome Frame」リリース」
他社のブラウザでもかまわずプラグインを作って、ともかく利用者に最新Web技術を提供しよう、という前向き発想がいい。なんとか自社製品に誘導しようと小賢しいトラップをあちこちに作りこんでおくマイケロソフトのやり方に慣らされた目には、新鮮に映る。
Yahoo!動画はじめ動画サイトはIEのみ対応が多いのだけど、それも何とかならないかなあ。
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「利益責任者レベルの業務の標準化」
参考になる。企画側における3つの失敗パターンが上げてあって、心当たりもある。
1.成果を上げている人に「特別な人」のレッテルを貼って、忘れる(笑)。
2.成果を上げている人と似た適性診断結果を示す人をポストにつけるが、業務手法については放置。
3.成果が上がらない原因がわからないままに、とりあえず”研修”と称するものをやってお茶を濁す。
一方現場側の課題として、そのまま引用すると
(1)○拠点の所長は営業利益を意識、×拠点の所長は売上を意識自覚することは改善の第一歩。
(2)○拠点では少数精鋭を志向、×拠点は(より多くの)人員数確保を志向
(3)○拠点では毎月の重点販売商品を設定、×拠点では顧客のニーズに合った提案を推奨
(4)○拠点では個々人との面談重視、×拠点では全体会議優先×拠点の所長は、今までの自分の意識と行動で何も間違っていないと信じていたわけですが、このようなカタチで並べて比較することで、大きな違いを自ら認識することができたようです。
ここで重要なのは、個々の業務マニュアルではなくて取組み姿勢に注目すること。記事はうまい一言でまとめている。
「拠点長がとるべきスタンスと行動」の“標準化”
「スタンスと行動の標準化」だそうで、むろん、「マニュアル化」ではない点が肝。
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「天上の響き。」
この頃を境にして、工場の二階でのプロレス観戦はなくなっていった。一つの地縁的な共同体が、一台の自動車に収まる家族というもうひとつの共同体単位に細分化された。わしらは教科書のモータリゼーションの節で抽象的に読むだけだけど、具体的にはそういうことだったんだ。
時間の過ごし方が、特定の商品によって、意識しないうちに変化する。
いまで言うならモバイルデバイスがそれか。
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「八ッ場ダム問題、雑感」
コメントの中にいい意見があった。
ここでの教訓は、利権構造云々ではなく、長期プロジェクトは無駄になりうるという国民のコンセンサスをどのようにつくるか、この無駄のリスクを誰が負担するかを議論することではないでしょうか。それで、これをモデルケースにしたいと国交相は言っているのだと受け止めたい。
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「金持ちをたくさん働かせる仕組み」
より正確には、「金持ちにより多くリスクを負わせる仕組み」ということだと思うけど、
JALの再建問題の中で、OBが年金を減らされることに大抵抗しているという話があるようだが、例えば「年金ちゃんとあげるけど、その○割は『JAL再建OBファンド』に投資してね、もし見事再建成ったら倍返しだけど、失敗したら全部パーね。で、この話に乗らない人は年金一律カットね。」みたいにしたらどうなんだろう。おお! すばらしいアイデア。
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