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2009.08.08

「モンスター vs エイリアン」

3Dの立体感がうまく生かされただけでなく、映画としても面白い。誰にでも楽しめるバランスのいい出来上がり。もっと早く観にいけばよかった。以下ネタバレ。

お話しの筋は、隕石の影響で巨大化してしまった花嫁スーザンが、上っ面だけの婚約者の束縛を絶ち切り、自分自身に目覚めていく過程を描く。というと真面目過ぎて眉間に皺が寄りそうだけど、仲間のモンスター達はじめ、将軍、大統領、エイリアンのイカ星人などなどの、ひょうきんぶり間抜けぶりボケぶりで、たっぷり笑いをとる味付け。

その上、これは見事なまでの怪獣映画(笑)。そもそも、何かを浴びて巨大化するって、それコジラでしょ。そこへエイリアン襲来!放射能で巨大化したモンスターをぶつけて対抗!ってそれはキングギドラですかギャオスですか。さらに、一度倒された虫の怪獣が、ここぞというところであんなものに脱皮して・・ってモ、モ○ラだあ!

そしてそして極めつけは、スーザン改めジャイノミカが、仲間を助けて決死の脱出ダイブをするときのあのポーズ!! あそこで画面をポジネガ点滅させて、スーザンが更に巨大化して、例の効果音を流せば、円谷映画になるところだった。さすがに踏みとどまったけど(笑)。

そのほかにも、敵の軍隊はクローン軍だったり、異星人とのファーストコンタクトはあの音楽だったり、にやにやの連続。たいへん楽しめました。

こういう映画は、3月に1本くらいは観たい。

そうそう、3Dは、この映画には向いていた。冒頭の土星の環は最も効果的だったし、それ以外の普通に何気ないシーンも、適度に立体感が出ていて無理がなかった。
メガネは、頭のサイズにあわないとこめかみが痛くなるし、裸眼より暗くなるので色彩はあまり楽しめないけれど、いずれ技術で解決できるだろう。目に負担がかかって疲れるのも、映画自体が面白ければ忘れていられる程度。

これで値段がもう少し安ければ言うことなし。3D向けに題材をうまく選んだ映画なら、ときどき値段の高い方で見てもいいかと思わせる、満足のいくエンタテイメントでした。

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