雑記090816
MLの最新版はまだ載っていないけど、今週は地方分権について、珍しく激しい調子で面白いことを書いている。
「生ぬるい地方分権論議」
要点は、
・徴税権というものは、中央から奪い取るものだ。
・分権というからには、経済的な自立が中心になければならない。
といったようなことだった。
米国の自治(地方分権)を引き合いにするのは、日本の地方にはやや酷だとは思うけれど、中央にお願いしているようでは生ぬるいという意見はそれなりに頷けるところもある。
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「教育改革はなぜ失敗するのか」
学生が専門的技能を生かすには、企業が現在のような長期的関係に依存した閉鎖的な共同体ではなく、資本市場で所有権を移転して柔軟に組み替えるモジュールになる必要がある。んで、それができていないことが、企業の停滞、教育の停滞を招いていると。
おかしいなあ、わしらはファーストガンダム以来、数々の合体ロボアニメで、モジュール化の重要性と戦闘能力の高さを勉強してきたはずなのに。
あ。エヴァンゲリヲンなんかで合体がないのがいけないのか。(笑)
冗談はともかく、
大学進学率が50%を超えた現状では、もう大学はアカデミズムではないので、大部分の私立大学は専門学校と同じように労働市場で即戦力になる人的資源を養成すべきだ。おいらがいま関わっている生産性の低い旧態依然とした業界でも、既にそういう方向に動いている。
みんなわかっていそうだと思うと、多少は希望が持てる。
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