雑記090814
▼
「ユーザーが制御できない「秘密cookie」、半数強のサイトが利用」
ページにものすごい小さなswfファイルを仕込んでおくとほんとにユーザが気づかないうちにあれやこれやできてしまうなあ。ほんとですか。いやだなあ。
早く世の中がHTML5になってくれないと。
すげい。これでウルヴァリンの頭蓋骨も作れる。
ところで、どうやるんだろ。
▼
「iPhoneでプロペラの回転を撮影したらとんでもないことになってた」
へええええ。そうなんだ。
シュールな絵だなあ。
▼
「壁一面が突然動きだす…ドイツ、ハンブルクの美術館(動画)」
これもすごい。
以前、壁一面に映像を投影する美術館として、どこかで紹介されていたけど、それからしばらくたって、機能を目いっぱい使う作品が出てきたということか。
▼
「中国当局、パソコンへの検閲ソフト搭載義務化を断念―中国メディア」
李部長は13日の会見で、「全てのパソコンに対して強制的に搭載させることは絶対にない」とコメント。とりあえずよかったですね。
ただ、既に搭載を義務付けている教育機関やネットカフェなどでの使用は継続させる考えを示した。ネットカフェを押さえれば実質OKていうことかな。
その一方では「一部の人々が搭載義務化の問題を拡大・政治化し、我々のネット管理の制度をたたいたことは、無責任な行為だ」とも批判した。反省しているわけではない、だそうです。
もっとも、わしらも携帯は事実上似たような状況らしいから、人のことは言えない。違いとえいば、民主国家か否かというくらい。
アジャイルソフトウェア開発ではユーザーと共にテストし、進化し、共鳴しつつ導いてもらうことになる。この短いが素晴らしい言葉は、いずれどこかで使わせてもらう。
大規模のソフトウェア開発や政府の政策では、要素を追加する(法律に項目を追加するようロビイングする)ことのほうが、要素を削除するよりも簡単だ、という趣旨だった。誰もが、追加したいと思っているお気に入りの要素を抱えている。そして法律やコードにいったん組み込んでしまうと、要素や複雑性を除去しようとする動機はとても弱くなってしまう。結果として、Windowsや最近の一部の携帯電話、多くの政府政策がそうであるように、巨大で、普通の人々が理解するには複雑すぎて、当初の目的さえもそんなにうまくは果たさない、お荷物的なブロートウェアができてしまうのだ。ブロートウェアは、そもそもの存在意義を見失い、運営側のエネルギーのほとんどをプロセスそのもので吸い尽くしてしまう。エントロピー増大には逆らえない。だから、ときどき思い立って、大掃除が必要になる。
本当は、そんなに手に負えなくなる前に、こまめに小規模な換装を繰り返して環境変化に順応していくべきなのだけど。
ソフトウエア開発に限らないお話し。
で、実はこれが肝。
政府政策を固定してしまわずに要素単位で実施するというアプローチは、適切な構造および統制がとられている状況でこそ効果を発揮するフレームワークがしっかりしていることが前提。
▼
「デジタルサイネージ最前線」
収益源は結局のところ広告、でしかないらしい。
少し変わった例として、羽田空港の女性用トイレがある。2008年12月から羽田空港の2つのターミナルビルにある女性用トイレ65カ所、合計355の「個室」に7インチのデジタルサイネージを設置。平均滞在時間が約2分であることを考慮し、15秒のCM7本と空港情報1本を1つのコンテンツとしてパッケージ化して流している。2分ということまでばれてますよ。
なんというか。そこまでして金儲けしたいんか。みたいな。
関係ないけど、記事を書いているのは総務省のお役人さんみたい。役所も表向きはずいぶん柔らかくなってきたのかな。
▼
« 雑記090813 | Main | 雑記090815 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「街とその不確かな壁」 (2023.05.09)
- マクドを胃腸がうけつけなくなった(2015.08.30)
- 雑記150820(2015.08.20)
- 雑記150727(2015.07.27)
- 150704鎌倉散歩(2015.07.04)
Comments