雑記090802
冷たく湿気を含んだ空気の中で、ほとほととキーボードをたたいている朝。
遠くで寺の鐘がひとつ鳴る。
携帯の定時アラームが鳴りだしたのを止めて、コーヒーを淹れる。
TVを点けない朝のひととき。
アナログ停波が待ち遠しくなった。
ストリートビューは賛否両論あるところだけど、反対するなら、「なんとなく覗かれる気がしていやだ」という素直な原点に立ってものを言うのがよいと思う。変に小理屈を捻るとおかしなことになる。
グーグル社内には、「住所で検索すれば生写真を閲覧できるデータベース」が存在するのだろうから、それは「特定の個人情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したもの」に違いないと思うのだが、どうだろうか。この写真は、ある所番地を検索したらでてきた写真というだけであって、その所番地の住人というわけでは全くない。ストリートビューの仕組みにおいて、所番地と写真にたまたま写る人との間に、「特定の個人情報」と呼べるような一意的な結びつきは無い。
つまり、『それは「特定の個人情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したもの」に違いない』は、全くの勘違いにして言い掛かり。
わざと言ってるでしょ?(笑)
それはそれとして、Googleに限らないけど、米国本社と日本法人の間で、ちゃんと発言を整合させておく必要はあると思います。
爆笑。
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「映画をめぐるcyber-war」
複数の地元メディアは、米国の中国系住民が主催者側に攻撃の実行を予告していたと伝えている。 同映画祭では中国からの亡命ウイグル人、ラビア・カーディルさんを扱った映画について、中国政府からの上映中止の要請を拒否して上映する予定で、映画祭のウェブサイトは7月末にもハッカー攻撃を受けていた。あれまあ。
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高速の1000円て、厚木までは適用されないのね。orz
それでもETCなら3割引きか。
うーむ。9月の5連休とで、目的地を分けるか。
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「上昇気流に乗る日本経済」
ちょっと古い記事だけど。
日本のように納税者の負担で景気を刺激する、というのは愚の骨頂で、多くの政府は国民に迷惑が掛からないよう、世界の“ホームレスマネー”を引き寄せることに知恵を使う時代になっているのである。煽りが必要ということは間違いないのだろうけど。
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政府が本当に景気を回復させようと思うなら、もはやマクロ経済学は時代遅れであり、心理経済学こそが活用されるべきなのだ。
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先進国では国民の皆に蓄えがあるので、国が使わなくても心理的に刺激さえすれば、わずかのシードマネー(種まき)で大きな経済効果が得られる。財政などのマクロ政策で経済刺激策をやるのは間違いだ、と私は言い続けてきたが、オバマノミックスやドイツのやり方は、まさに『心理経済学』(拙著、2007年講談社刊)そのものである。
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結局のところ、いま行なわれている景気対策は、(個人金融資産が潤沢であるという)日本のほんとうの実力を引き出すものにはなっていない。定額給付金のバラまき方は最悪である。一度銀行口座に入ってしまえば、そのお金をそこから動かすのは容易でないからだ。
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じつは本音レベルでは、国民はいまが不況とは誰も思っていない。選挙を目前に控えた政治家たちが大騒ぎしているだけである。だからこそ、消費者心理をうまく刺激する効果的な政策を打つだけで、日本経済は一気に反転するのだ。
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