ETCを試しに房総へ
バイクにETCを載せて、カードも届いたので、手近なところで、アクアライン→房総半島へ行ってきた。ETC自体は何の問題もなくスムーズ。バーがちゃんと開くか気になって、料金表示を見るのをずっかり忘れていた。せっかくお得感を満喫しようと思ったのに。。orz
房総半島へは普段は久里浜からフェリーで行くので、実は南房以外はあまり行ったことがない。そこで今回はいつもと違うところへ行くことにした。
以前は粗いコンクリート地肌剥き出しの産業遺跡のような趣だったが、その後ペンキで塗ったらしく、表向きは観光客に迎合する捌けた空気に様変わりしていた。
これの凄い、というか異様なところは、普通なら柱頭を繋いで、強い構造を作ろうとするものなのに、そうした合理性を無視して、展望舞台それぞれを独立柱の頭に載せただけ、としているところだ。
舞台から舞台への移動階段はあるが構造的には無意味で、あたかも、細長いキノコが隣り合いながらも独立して群生しているような構造になっている。ひとたび地震がくれば、重い柱頭は振り子のように振れるはずだ。その緊張感と危機感が、たまらなく異様。
これを作った人に、どういう料簡でこうしたのか、一度聞いてみたい気がする。
続いて、マザー牧場。これまで通り過ぎることはあったが、金を払って中に入るのは初めて。動物たちと人間の家族連れを同時に観察できる。
羊がえらい。
そのほか、牛や馬がいた。
その羊や牛の肉をジンギスカンにして出す小屋で昼食。お得なセットを頼んで、合計1ポンドほどの肉とたっぷりの野菜をがつがつ食った。団体客が入っていて、うるさい。
冬は営業日と休業日があって、完全な季節商売でもないらしいが、やはり冬の営業は採算的に厳しいものがあるかもしれない。
歩き疲れた子供と親が、険悪な空気で会話していたり。中身は些細なことなのだが、せっかく楽しみに来たのに、どうしてこうなってしまうのというイライラ感がちと痛かった。三世代で来ている客は、その点和やかだ。
農園もあって、ブルーベリーやキュウイが栽培されていた。ブルーベリーの木は初めて見る。あれを1粒づつ上手に収穫していくのは、たいへんそうだ。
いちごの水耕栽培は、設備だけがあった。たくさんの縦管のそれぞれに、頭から水を流す細い管が差し込まれていて、なぜか通水されていた。
この設備を白一色に塗った人は偉い。ここに緑の蔓と赤い実がまとわりついたところを、想像してみたまえワトソン君。なんと鮮やかじゃないか。たぶん、熱を吸収しないようにとか、合理的な理由があるのだろうけど。
でもこんどの映画「シャーロック・ホームズ」は、予告篇でみる限りでは、配役を間違えてると思うぞ。
養老渓谷にも行った。ここはどちらかというと電車で来てハイキングをするところ。水があまりきれいに見えないのは、硫黄分でも含んでいるのだろうか。いかにも観光客用という橋があった。
紅葉の季節はよさそう。
その後南下して、海岸でキャンプ。翌朝、館山から君津Jct、アクアライン経由で帰って来た。
1時間程度で館山から川崎まで。近すぎる。
因みに、アクアラインの通行料は、富津館山道路?の料金とは別途なので、やっぱりフェリーで行く方が安い。
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