雑記090717
この先の見通しについて、経済・金融のプロらしい人たちが言っていることと、新聞TVが言っていることが真逆に聞こえてしまうので困る。
金融の世界で、格付け会社が結果的にずいぶんいい加減なOUTPUTを出していたことが明るみに出たわけだけど、検索結果というOUTPUTはどうなのだろか。
当面はまだ、民間の競争の結果を待つ段階かも。MSは絶対諦めないだろうし。
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「ハリウッドに見る景気後退」
壮大なアクション映画と安物コメディーに2極化金がないから比較的確実に大衆受けするものに絞るとこうなる由。制作本数も減る見通しらしい。
新たな緊縮の流れは犠牲を伴う。開発や制作を減らすということは、景気後退が終わった時に、制作会社が公開できる手持ちの映画が少ないことを意味している。そうなればなったで、本なりネットに移ってもいいわけだし。気長に付き合おう。
ところで、3D映画が今年は目白押しのようで、興行的にも順調だそうな。2000円(日本価格)は高すぎると思うけど、たまにしか映画を見ない人向けにはあまり影響がないのだろうか。3Dは家庭用のTVでは見られないから、DVDから映画館に客を呼び戻す効果を見込んでいるのかもしれないが、普通に前売り1300円で見ているおいらには、追加700円は高すぎる。ハリーポッターも普通の2Dで見る予定。
映画産業が、スクリーンで見るなら2000円という水準への単価引き上げに向けて、他の選択肢を閉じていこうというのであれば、徐々に映画に割くリソースは減らして本に回帰、という感じになるだろうか。
毎週1~2本見る今のペースは、多分に習慣的なもので、どうしても必要というわけでもない。
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「グーグル、第2四半期決算を発表--広告売り上げが好調」
広告売り上げが堅調であることを受けて、「Googleの事業は安定化する様相を呈している」と、同氏は述べた。広告屋さんがあおりを食うのはともかくとして、それで活動費をまかなっていたジャーナリズムが瀬戸際にきている件を、Googleはどう見ているのだろう。
マイクロペイメント+個人(ブログ)ジャーナリズムでOKと考えているかもしれないが、そのタイプは、経済的にはなんとかなっても、経済以外の障害や圧力には弱そうで不安定だと思うのだけど。
米国の事情は違うのかな。
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「社会性なるもの」
東京の場合は、動物行動学的な視点で考えると、やっぱり人が多すぎるんですよね。空間辺りの許容値を超えて人が密集しているものだから、そこでの防衛本能として、社会性を喪失して行ったのでは、と私は考えているのですが。確かに。あの満員すし詰め電車では、他人は野菜か石ころとでも思わなければ、頭おかしくなる。その上で、無用の摩擦が起きないように、江戸しぐさみたいなものは残る。
これからは経済学者も、政治家や官僚やメディアの心理を計算し、彼らのアジェンダが変わるように誘導する戦略的な提言を行なう必要があると思います。うむうむ。稟議を通すのと同じ理屈ですね(笑)。
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