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2009.06.28

「トランスフォーマー リベンジ」

IMAXって、必ずしも3Dではないのね。てっきり、「ベオウルフ」のときのように、専用の眼鏡をかけて見る3Dだと思って一人盛り上がっていたら、普通の映画だった。がっかり。この次の「ハリーポッター」は3Dらしいけど、どちらかというと、「トランスフォーマー」の方が3Dには向いていた気がする。その意味で二重にがっかり。

確かに、映像は鮮明だ。最初は、大映しの人の顔がくっきりし過ぎていて、怖いというか、目をそむけたくなるほど。でも、慣れると別段どうということもない。

気になるのは黒の表現。「ハリー・ポッター」の予告編を見ると、暗い部分が平坦で、何が描かれているのかよくわからない。これは従前の映画よりむしろ悪くなっている。本上映までには改善してもらいたい。

音響も、使い方にはまだ改善の余地がある。いきなり横の方から割り込む台詞が聞こえてきたりするけれど、そちらを見ても映画館の壁しかないのはわかっているから、かえって臨場感を損なうことになってしまう。同期して映像がパンしていけばいいはずだけど、映画の中で、そうせずに違和感を感じさせる箇所があった。360度全周スクリーンなら、映像固定で音声が横や後ろから聞こえてもいいとは思うけど、スクリーンはあくまでも2次元平面なのだから、その前提で臨場感を出そうとすれば、別の手法が開発されるべきだろう。右から左へ流れていく音を表現するには、いいシステムなんだけど。

料金も難がある。今回、なぜか前売り料金というものがなくて、私は前売り1300円に加えて追加700円を払わされた。いくらなんでも高すぎる。おまけに、一ヶ月前から前売りを買っていた者を後回しにして、前日に入ったネット予約に優先的に席を割り当てるのだから、これはもう前売りは買うなと言っているに等しい。どうも、私のような古い人間には勝手が飲み込めない。

今後も、この2千円!固定で割引一切なしという料金が続くなら、わざわざIMAXで見るほどのものでもないと感じた。


それで、トランスフォーマーは映画としてどうなのかというと、これはもう想像どおりの内容。金属生命体の迫力は十分出ていたので、それを見せるという意図どおりの仕上がりになっていた。その点では、すごい迫力で、堪能しました。

途中、米軍の陸戦部隊の戦いぶりを描く部分がやや長くて、中だれ感があった。そう思うのは、「ゴジラ」シリーズにおける自衛隊の、ちゃちでおざなりで絵に描いたようなやられ役という扱いに慣れた、日本の観客に特有の見方なのだろうか。

"The Fallen"や古のプライムたちの、細長い造形が、私は好み。

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