雑記090605
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「美人時計をやめろ」
考え事をしながら歩いていて、気付かずに蚊柱の真ん中に頭から突っ込んだような慌てぶり。変わらず味のある文体で世間は今日も平和であると確認できた。
・・ケコーンしたら普通はこういうエントリはやめておくものだと思っていたのだけど。
言うそばから微妙なコメントが鈴なり(笑)。
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「梅田氏と「アテネの学堂」」
ネットというツールだけでは不十分で、背後に「にわかには役に立たないけれど、知識を共有して議論する過程はかけがえのないものである」という思想が必要で、そのためには参加者も、十分な数と質をもって必要だ。おいらはこの意見に概ね賛成。
ここしばらくは大学レジャーランド化の遅れてきた余波が続くと思う。
同時に、知識人はスルー力をもっと鍛えたらよいのにと思うこともしばしば。
もっとも、のびーみたいなタフガイも居るから、日本もそう捨てたものでもないと思うけど。
誤解されるのは承知で言うと、シリコンバレー的な人たちは、何か起業してIPOなり売却なりで大金を手に一段落という成功パターン以外は、成功」と看做していないのかもしれなくて、そこで日本の知識人と齟齬が生じているのかもしれない。のびーみたいなタイプは彼らの目には映りにくいかも。
あー。と思っていたら、ご本人が炎のエントリをあげているのでリンクだけ。
「梅田望夫氏の開き直り」
ちと違う視点から、一緒にこのエントリも挙げておきたい。
「不機嫌で不寛容」
長いこと不況が続いて、日本社会は不機嫌で不寛容な社会になりつつあります。ネットの中はとりわけ過激な同調化圧力が猛烈なスピードで拡散する。これが日本だけの現象なのかどうか、海外在住の人たちの感想を知りたい。今度のバッシングも、一時的に過激な同町圧力に煽られる(あるいは好んで祭りに参加する)ケースのひとつに過ぎない気もする。
なにしろわしらはお祭りが好きだから(笑)。
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「ヨドバシカメラのブランド品売り場がマジヤバい件について」
「電化製品を買っていたら、いつの間にかブランド品とポイント交換出来るくらいにポイントが溜まっていたでござる」なうちはまだ良いんです。量販店経営のおやじどもは侮れん。てことで。電化製品を買う口実に、「テレビを買ったらポイントが溜まってブランド品が貰えるんだから良いじゃん」と言うようになったり挙げ句の果てにブランド品欲しさに電化製品を買いまくるとかなったら人生オワタなんです。
受賞してもマークを使うのになぜか使用料取られるwww。しかも販売価格や総事業費用に対して値段がかわるとかそして相当数の商品が受賞する。
仕組みを考えた人は頭いいなー。
根が善人なわしらはこういうのに簡単に騙されるのね。
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「次世代バイク18チームがマン島でレース:「世界最速マシン」の動画」
Mission Oneは、三相交流誘導モーターと液冷式リチウムイオン電池を搭載している。Mission Motors社によると、航続距離は約241キロメートルで、充電時間は電圧が240ボルトならたった2時間だという。動画でかろうじてわかる騒音を聞くと、結構うるさい。タイヤとチェーンの騒音だけでこれだけの音になるのか。
やっぱり電動バイクはシャフト駆動が基本になってほしい。
・・・じゃなくてホイール内モーターでいいのか。それだ。
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「官僚化した第4世代経営陣 中国株式会社の研究~その10」
政治の民主化はあり得ない。次期最高経営者を民主的選挙で選ぶ企業は必ず倒産するだろう。トップを人気取りではなく、経営能力の有無で選別すべきことは、企業経営のイロハである。そうであれば、現在の中国における政治指導者選抜システムは非常に理に適ったものであり、むしろ日本の民主的システムの非効率さの方が問題ではないかと錯覚するほどだ。中共の中国を株式会社に見立てたこの一文は、今の中国をうまく表現していると思う。
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「1Q84読書中」
すぐれた作家というのは無数の読者から「どうして私のことを書くんですか?」といういぶかしげな問いを向けられる。うーん。読んでみようかなあ。
(中略)
おそらく読者は物語を読んだあとに、物語のフィルターを通して個人的記憶を再構築して、「既視感」を自前で作り上げているのである。
(中略)
「強い物語」は私たちの記憶を巧みに改変してしまう。
物語に出てくるのと「同じ体験」を私もしたことがあるという偽りの記憶を作り出す。
その力のことを「物語の力」と呼んでよいと私は思う。
それだけが私たちを私たち自身のままであることに釘付けにしようとするトラウマ的記憶から私たちを解き放つのである。
今週末はターミネーター4に浸るつもりだったのだけど・・
夏のツーリングまでとっておくのもいいか・・
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「絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第4回--絵文字が引き起こしたUnicode-MLの“祭り”」
ソース分離は、完全な互換性を保証できる反面、収録文字数が膨れあがる欠点があります。そのためかつて1990年代までに収録された漢字に適用されただけで、今は廃止になっている特別ルールなのです。それをなぜ日本の携帯電話の、しかもこんな馬鹿げた絵文字などに? というわけです。それは知りたいと思って、この連載を読んでいるのだけど、今回も6ページにもわたって引っ張った挙句、
なぜGoogleは日本の絵文字を収録したがったのか? 次なる最終回をどうかお楽しみに。なんというか、もらった記事の枠を必死で埋めている感が濃厚に漂っているような。それともアクセス稼ぎが目的で書いてるのかな。この筆者は(怒)。
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