雑記090523
いやー。今日はいい記事見つけた。
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「「地味で安いからこそ儲かる」。危機下で稼ぐ不動産会社」
ビジネスモデルというのは、何回やっても同じように再現できるからビジネスモデルですね。今日の至言。
資産価値が上がっている時に儲かる仕組みがビジネスモデルではないからね。どんな経済環境でも儲かるからビジネスモデルなんでね。右肩上がりで儲けたものは相場で儲かったということ。私は、ビジネスモデルとは再現性だと思っています。そのほか、価格支配力の話しとか。DBにもとづいて値付けを必ずしてあげる話しとか。そのDBも写真付きなどで、金融関係の格付け会社のいい加減な通信簿などとは大違い。
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うちは目利きとか、職人とか、不動産屋の独特の才能とか、勘とか、長年の経験とか・・・、特に長年の経験はまったくいらない。すべてデータ。データで語らないのだったらやめてくださいという感じ(笑)。
ここでは自社目線で述べられているけど、これが業界の価格形成力を押し上げて、意図せずに全体に寄与しているらしいのが素晴らしい。
細かい現金取引をシステム化することで、ロングテイルを持続可能な商売にしたところとか、どんぶり勘定が普通の大方の不動産屋には真似できない。
そして、重要なのは、不動産の流動性の低さに対する自覚。
それから、中国投資の話し。中国の前、日本が高度成長のときは、国内で、たとえば青森あたりの山林視察なんてことがあったけど、それと同じ。
日本人が海外の不動産を買って儲かるというのはおかしい。現地の人の方が圧倒的に情報を持つ不動産ではそんな話はあり得ない。それに、再現性もない。ビジネスモデルということには絶対にならない。その流れでコーポレートガバナンスの意味に言及。
締めは、こう。
その価格帯がコモディティ、流通する一番のボリュームゾーンなんですよ。多くのシェフはカッコをつけてフレンチレストランを開きたがりますが、フレンチレストランで儲けるのは難しい。だけど、儲かっているのはマクドナルドであり、CoCo壱番なんですよ。高級ブランドの洋服はあまり儲からないけど、ユニクロは儲かるでしょう。要はコモディティが一番、儲かるんですよ。できれば全文引用したいくらい、これは知恵の詰まったインタビュー記事。
もちろん、方法論だけ真似れば誰でもできるというものでないのは、言うまでもないし、ひと山当てる行き方を否定もしないけど。
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「GPGPUコンピューティング:顔面吹っ飛ぶ速さの秘密」
みなさん数年前よりたぶん今の方が頻繁に使ってる変換、デコード、動画作成なども間もなく格段に改善しますよ。うーん。次に自宅ハードを更新するときは考えないと。
でも、基本的にデスクトップノートが場所とらなくていいんだけどなあ・・・
「IT化によって、今まで100人で行っていた作業が数人で済むようになった。だが、『管理職の評価は部下の人数』という考えをいまだに持っている人がいる。多くの部下を置きたがるのに、彼らに十分な仕事を回さない。それが非効率の元凶だ」と酒巻氏は断言する。特にコメントはしないでおこうかな。
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