雑記090505
東京に帰ってきて、まずは空にしておいた冷蔵庫を食材で満たすべく近所のスーパーへ。
魚を中心にえらく値引きしている。連休中の需要予測を誤ったのだろうか。
その石段の一段づつが引き出しになっていて、要決裁書類をまず最下段に入れると、一つづつはんこが押されるたびに一段づつ上に入れられ、際上段で神なるデスク主の決裁に至る、という至高のデスクですね。際上段だけは引き出す向きが逆になっていてデスクの主が座ったまま書類を引き出せるという。
ナイスなアイデアです。(違)
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「長期雇用という物語の終わり」
雇用問題関係の連続記事の結び的な。
二つの均衡
1.柔軟な労働市場:競争的な賃金―容易な解雇―容易な転職―低い失業率を挙げ、
2.硬直的な労働市場:効率賃金―困難な解雇―困難な転職―高い失業率
この二つの均衡は、いずれも局所的には安定したナッシュ均衡であり、他人の行動を前提にするかぎり、自分だけがそこから逸脱するインセンティブはない。とした上で、対策を「物語の再構築」に求めている点が、新しいというか、魅力的(笑)。
複数均衡の状態で均衡選択を行なうことが政府の本質的な役割であり、もっとも大きな物語の創作能力をもつのも政府である。したがって厚労省が政策を転換して1の均衡を選ぶと宣言し、解雇規制や派遣労働の規制を撤廃するだけで、非正社員の問題は大きく改善する可能性がある。できないからこその長期低落傾向。
1の均衡が実現した具体例を知りたい気がする。その国、地域あるいは時代は、どのような経過を経てそこへ到達したか、というあたりを特に。
孔先生はよく周を引き合いに出して話しをした、と聞いたことがある。
新たな物語を紡ぐには、先行事例が(たとえ幻想であっても)必要と思う。
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「新聞や雑誌向けの大型画面Kindleが登場へ、NYTは対応電子新聞サービスを準備中か」
おお。
E-Readerでスタティックなコンテンツを有料で購読するよりも、ネットパソコンなどでダイナミックなコンテンツを無料で閲読する方がありがたい。パソコンは、未完成ゆえに万能、という特徴があるわけだから、仕方がないのだけど。
告会社間での企業買収・統合は互いに体力があるうちはいいがそろそろ厳しいかも、と思われる一方、非・広告会社系からの買収はすすむような気がなんとなく。最近、身近にも実例があった気がするけど、する方もされる方も相手をよく見定めて、よい組み合わせになるとよいですね。
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