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2009.03.15

「ジェネラル・ルージュの凱旋」

聞きなれない「不定愁訴外来」が一発で変換できるところを見ると、案外この言葉は普及しているのだろうか。そのまったり感たっぷりの診療内科のおかげで安定感のある、安心して見られるシリーズ。竹内結子と阿部寛の凸凹コンビに今回は堺雅人を加えて、救急医療が抱える問題点を抉りだした快作。
という紋切型の説明以外に何を書いたらいいのか迷う。決して悪い出来ではないです。以下言うほどでもないネタバレ。


何を書いたらいいのか迷う理由は、すべてお約束だからか。本来、謎解きでお話しを引っ張るのが筋なのだろうけど、なにしろ答えは全部アレにあるから。種明かしされると、最初からそれを言えよ、となる。むしろ、救急医療の問題を取り上げたタイミングを褒めるべきなのかもしれない。でもそれは原作の手柄だし。しかも問題を示しただけで解決方法の示唆はない。いや、あることはあるか。医療産業に出させるという手が。

映画としては、凸凹コンビを見にいって今回も満足した、としておくのが、このシリーズの正しい鑑賞態度かもしれない。野際陽子も加えた不定愁訴外来の独特の空気が、癖になりそう。ゆるいだけでもないのがよい。

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