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December 2008

2008.12.31

「ファニーゲームU.S.A.」

映画という娯楽の中には、道具立てとしての暴力が飽きるほど出てくるけれど、本当は暴力というのはそんなに生易しいものでもないのだ、と作り手が言いたいのはわかった。わかったが、観ていて心底厭になる映画。

それと同時に、「人には親切にしなさい」と親に教わった一方で、同じ親から「人を見たら泥棒と思え」とも教わった私には、気分が悪くなるほどむかつく映画。何にというと、黙ってやられっぱなしの被害者家族に。とはいえ、恵まれた人にはそれだけ失うものも多いという点で悪人に付け込まれる隙も多いとも言えるから、仕方がないといえばそうなのかもしれない。
何にせよ、間違っても人にはお勧めできない映画。以下ネタバレ。


などと書いていて、世界の富の数%が集まっていて、なおかつ戦争はしません宣言をしているどこかの国を思い出した。そういうケースでは、案外この映画を少しは真剣に受け止めてもいいかもしれない。普通の感覚だと、この映画の加害者の理屈や感覚は理解しがたいところはあるけれど、国同士の間の紛争、特に侵略戦争などと言われるものは、これとさして違わない言い掛かりから始まるような気もする。あーイラク戦争なんかそうかな。
一旦始まってしまえば、あとは実力がものを言うだけだし、先制攻撃が決定的な効果を持てば、それで帰趨は決してしまうこともあるのだった。この映画の展開そのものです。

というわけで、新しい格言ができた。

「隣の国は泥棒と思え。」
対立を煽る必要はないけれど、不意打ちは食わない程度には気をつけないと(笑)。

繰り返しになるけど、つくづく厭になる映画でした。

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2008.12.30

「永遠の子供たち」

本来なら鬼気迫るお話し。のはずだが、哀しく美しく泣けるお話しに昇華されている。もののあはれに親しむのは日本人だけではないらしい。以下ネタバレ。

最後まで、これはかなり怖い展開。謎に次ぐ謎が怖さを増幅する。何が隠されているのかわからない古い大きな家という舞台も、いかにも地縛霊が寄り付きそうで、いい味を出している。それ以上はちと書きづらい。これは観て、しみじみと泣くしかない。
スペイン人はこういう映画をつくるんだね。


数日経って別のことを思いついたので、補足してみる。
ラウラには、作品の結末のほかに、もうひとつの選択肢があった。ベニグナの生き方がそれだ。作り手は、暗にそうした生き方もあったかもしれないという思いを込めて、ベニグナを登場させたのかもしれない。他人の悪意によって死に追いやられた息子を成仏させることもできず、報復の繰り返しを絶つどころか、一方の当事者として生き続ける。もはや、まともな意味で生きているとは言えないかもしれない。それもこれも、不幸を背負って生まれてきた我が子への愛ゆえ。もののあはれと書いたが、より「あはれ」なのは、ラウラではなく、むしろベニグナの方ではなかったか。
ラウラは、しかし、その輪を抜けだした。そこが重要だ。何がベニグナと異なっていたか。ジェラルディン・チャップリン演じる霊媒師がその答えをラウラにだけ囁いている。
生きている者としてそれを想うのはやや荷が重い。

公式サイトによると、「パンズ・ラビリンス」の監督脚本ギレルモ・デル・トロが、今回は制作に回っている。監督はJ・A・パヨナという人。相変わらず、重いものを突き付けてくる。

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2008.12.29

「ミラーズ」

「鏡」はホラーの題材としてはうってつけ。異界との接点として、これほどシンプルかつ恐るべきものはない。なんといっても、それはいたるところにあるのだから。鏡を使った多くの映画と同様にこの映画も、そんな鏡の性質を生かしてそれなりの怖さを出している。とはいえ、一定の歯止めは掛かっているように感じた。鏡のような日用品を使ってあまり怖すぎるものを作ってしまうと、映画館を出た後に尾を引くだろうけれど、かなり抑制が利いている。映画にはときどき、観ているこちらの神経が擦り切れそうな限界までいってしまうものがあるけれど、この映画は十分ソフィスティケートされている。今夜怖くてトイレに行けないというほどではない。そのはずだった。最後のシーンの直前までは。以下ネタバレ。


正直なところ、アイデアや恐怖の演出も含めて、最後までかなり平凡な映画と思えた。ところが、フィニッシュで少々怖いひねりが利いていて、奈落の底を顕に見せてくれてしまう。それまでの恐怖は常に闇を伴っていたために、陽光のなかでそんな恐怖があるなど、こちらが予想もせず安心しきっている場面で、それは来る。綻びに主人公が気づく切っ掛けが、はるか前半でさりげなく語られた伏線に稲妻のように繋がって、驚愕が一気に拡大する。同時に、その伏線を語った男の顔が新聞記事の男につながって、表面的な恐怖の下によからぬたくらみの拡がりを感じさせる。

これは、続編を作ることも、ここで恐怖の物語を打ち切ることも、どちらも可能という意味でも優れている。なかなかうまい終わり方でした。

しかし落ち着いて考えてみると、こちらの世界の禍々しいものを押し付けられてしまった形の、向こうの世界の人たちが、厄介ものを元の世界に送り返そうとしていただけかもしれない、という、口あんぐりな見方もできる。

もしやこれはお笑い映画だったのか?(違

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今年のいちおしエントリ

全部読み返したどころか、ところどころ拾い読みしただけだけど、その中からひとつだけ選んでみた。

それは、これ。
「世界観、ビジョン、仕事、挑戦――個として強く生きるには」講演録

金融危機の影響で、世の中はかなり反動モードになりつつあるけど、上の記事をもう一度かみしめてみると、何かを捨て何かを選びとることの重要性を、改めて思い出して、ひとりひとりが、それぞれのバランスを取り戻せるのではないかと思う。
たとえ反動するにしても、なんとなく過去の流れに引き戻されるのでなく、意識的にやることが大切。


このエントリを読んだときにつけたおいらの雑記もついでに。天の邪鬼なだけでなく、基本的に能天気なのである。(笑)

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2008.12.28

雑記081228

昨日、ちょっとした画像をサムネイルでアップしたのを、確認しようとクリックしてみたら、面白い開き方をした。親Windowの子窓になっているらしくて、親を閉じるといっしょに閉じる。

いつの間にか世の中の仕様が変わっていたみたい。
普通に別タブ開くのに慣れていたので、一瞬、何が起きたのかと思った。


アパマン・・・・・ショック!

このファイナンスで新事業を立ち上げるので株価があがります!!・・・・とちょうちんをつけ個人投資家に買わせておいて自分は売り逃げる、というのがこの種のディールのこれまでの常套手段なのですよ。
にやにや。

それにしても、証券取引所がこういうのを黙ってみているらしいのが、腑に落ちない。自分の首が絞まるだけだと思うのだけど。厳しい態度に出れば、それはそれで上場するところが減って、やっぱり首がまわらなくなるということなのかなあ。

絞まるのとまわらないのと、どっちがいい?(笑)


最初のころのイスラムがどうしてあれほど速く世界に広まったのか、よく知らなかった。
単に戦争がうまいだけでそんなにうまくいくのか疑問だったのだけど、教えてもらえばなんのことはない。
税金が安くなったのね。

消費税がどうしたって?(笑)

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2008.12.27

雑記081227

土曜日だというのに。
そして明日は日曜だというのに。

普通は昨日で今年は終わっているはずなのに。


strikes back 3 多様性を確保するという「投資」

実際には、アメリカでもギフテッドの子供は、周囲の妬みや過剰な期待のために苦労することも多いようで、その意味ではギフテッド専門の学校というのも、そういう子たちのための「逃げ場」という意味もありそうだ。)
おおエグゼビア学園。
マジいいなあ、そういうの。
学校ごと排斥されない方法をあらかじめ考えておくのが肝要。


ソマリア沖派遣

あとは、P-3Cは余りまくっているんですから、ディエゴガルシアか何処かまで派遣して監視任務に貢献です。これが他の海軍に一番喜ばれる貢献でしょう。各国はろくな哨戒機は持っていないんだから。
なるほど。そんな方法もあるんだ。武器使用アレルギーのパパもこれならOKさ。


狼狽のあまり恥をさらす京都家裁

まずは、自分たちがパニックに陥っているのだから、冷静な第三者として顧問弁護士を雇うことをお薦めする。
爆。

京都に住んでいる人たちは、どう思っているのだろうか。
普段から、どんくさい田舎者に対してはシビアな印象があるけど。


リアルな冒険旅行ゲームを提案する旅行社『Competitours』

おお!これは面白いかも。
流行りのTV番組からアイデアをいただいたような。

いろいろ考えるなあ。



Flickrを眺めていたら、chromeがこんなWARNINGを出してきた。

Chromewarning_2

とりあえず避けておく。

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2008.12.26

雑記081226

「ローマ人の物語」が完結して、毎年末に払っていた塩野税(笑)からやっと解放されると喜んだのも束の間。今度はローマ後の世界だと。
仕方がない。今日本屋で3千円納税してきますた。


新聞販売所との正直な取引を通じて推察する業界事情=学生Aさんのコメントで思ったこと

新聞はマスビジネスとして完成しきったモデルであり、顧客のマス層が縮小するときは、そのマスを余計に大事にする方向になる。実際は、新聞を必要としない人が増えているのだが、まだまだ既存マス層がでかいので、そのつなぎ止めに必死となるわけだ。これは縮小が確定的になったマーケットに対してコストをかけてサービスを強化する構図(出血サービスの契約確保)であり、ビジネスモデルとしては自ら縮小均衡に拍車をかけている。
ヒトゴトではない話し。誰ですか選択と集中とか言ってるのは(笑)。


ラジオの時代

「作り手が「好きなこと」を発信することがメディアの本道である。
今日の至言。
その決断を下せないまま、今のビジネスモデルで、今のような低品質のコンテンツを流し続けていれば、ある日テレビは「業界ごと」クラッシュするだろう。
その日はそれほど遠いことのように私には思われない。
そして、そのとき再び私たちは(BBC放送に耳を傾けたフランスのレジスタンスのように)ラジオの前に集まるようになるような気がする。
おーい。インターネッツはどこへ逝きましたか。(笑)

ラジオは安上がりでひとりでも発信できる、ということらしいのだけど・・
それを言うなら、村井先生の顔がまだニキビで埋め尽くされていた頃のインターネットだってそうなんだが。(笑)


iPhoneを中国で撃破! レノボのAndroidケータイ「OPhone」の貴重な写真集公開

「iPhone」のボタンが”O”で「oPhone」のボタンが”I”とはこれ如何。

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2008.12.24

雑記081224

昨日、量販店のパソコン売り場を徘徊していたら、ソニーのパソコンがWebカメラをデモっていて、その前を通る人の顔を写していた。
そんな程度のデモなら、そのまま通り過ぎるのだけど、昨日は違った。

顔認識ソフトを一緒に走らせてあって、オレンジ色の海賊帽とアイパッチが、動いているこちらの顔のどんぴしゃりの位置に追随してくるのだ。まるで鏡の向こうのおいらはいっぱしの海賊のよう。
これで、手も認識して鉄鉤に置き換えてくれたら、立派にフック船長です。(笑)

とても楽しいデモで、客を足留めする効果は十二分にあった。
あとはそこから、何か買わせる工夫なんだけど・・・。

とりあえず、印象がよくなったということでOKなのかな。


「日経社説:この機会に新卒一括採用を見直したら」

一度非正規で働いてみると、企業の厳しい(暗いとも言う)面を見ることになるのだろう。そうした経験を経ると、企業に対する能天気な忠誠心というものは持つ気がなくなる。

たぶん、経営屋さんと人事屋さんが新卒以外を嫌うのは、それが理由なのではないか。

企業や職場そのものといったものに対する忠誠心から、自分の仕事の出来に対する忠誠心へ切り替えることが肝要なのだけど、どうやら労使ともに難しいようにも思う。


住所の分からない相手にメールでギフトを贈れるモバイルECサイト、DeNAとKDDI

mixiの年賀状に続いてこちらでも利用者のリアル住所情報GET大作戦が。村八分感覚をいやらしく使った頭のいい方法。

と、ひねくれて思うおいらは、やっぱりご町内一の天邪鬼。(笑)


アンダーパスの冠水をICタグで認識して即座に周知

集中豪雨でアンダーパスや地下通路などに流入した雨水の量を、縁石や境界ブロックの中に設置したICタグで検知する。検知した冠水情報は近くの基地局を経由して、道路管理者や消防、警察に知らせる。アンダーパスの入り口に電光表示板などがあれば、アンダーパス内に車が進入できない状況を運転手に知らせることも可能だ。
向かいのポチのマーキング攻撃も警報の対象に。

RFIDの物流以外の使い道がなかなか見つからないのだろうか。


「ハケン切り」の品格

今日のいちおしエントリはこれ。
読むと嫌になること請け合い(笑)。


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2008.12.23

「ブロークン・イングリッシュ」

一応、恋愛映画ということになっているけれど、どちらかというと、パーカー・ポージー演じるヒロインの、恋に不器用で不安症を抱える三十路乙女百面相を楽しむ映画。その点で素晴らしい出来。作り手も意図的に俳優のアップを多用しているように見える。以下ネタバレ。

私が特に気に入った二つの表情のうち、ひとつは、不器用なヒロインがようやくめぐりあえたお相手のフランス男が、明日パリに帰らなければ、と言った時の、体ごと顔を背けて見せた呆けた表情。これは本物だ。どうやればああいう表情を演技としてつくれるのか。さらに表情だけでなく間の取り方も絶品。
確かにそこへ至る演出も優れていて、よけいにショックだという話しの流れは理解できるけれど、それにしてもあのシーンはすごい。大仰な顔をつくったわけではまったくないのだが。ひしひしと何か伝わってくるものがあります。

気に入った表情のふたつめは、最後の場面。人生最大の決意でパリまで追いかけて行って、結局見つけられなかった相手の男に、ニューヨークへ帰るために乗った地下鉄で偶然会い、そのまま二人で入ったバールで見せた、はにかみとも喜びとも照れともつかない落ち着かない表情の連続。これはいい。この女優さんが好きになりました。とても言葉では表現できないけど、あえて近いものを挙げるとすれば・・生きて動いている不二家のペコちゃんです。ゆめ疑うなかれ。

もうこの憎らしいくらい幸せそうな表情を見るだけでも大満足だけど、さらに付け加えると、結婚と愛についてのフランス的考え方が米国のそれと対比的に語られていて、これもよかった。"contract"という言葉が、二度使われていて、字幕は「契約」としていたけれど、直截に「婚約」という意味もあるみたい。そう訳さなかったのはかえって良かったかもしれない。

クリスマスにカップルで観るにもふさわしい、とてもよい味の一本でした。

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雑記081223

やればやっただけ自分の肥やし。やれないことまで気に病むことはない。神様じゃないんだから。
どう転んでもお日様は毎日昇る。

ってひいじいちゃんが言ってた。


表示された単語を長押しでさらに意味が調べられる、WordBook English Dictionary & Thesaurus

これ面白そう。iPhone、iPod Touch 用だそうです。
"Thesaurus"を何か新種の恐竜と間違えているおいらにはよい薬。


プログラムされた父殺し

このまま「景気対策」でごまかしを続けていると、今の30代以下には地獄のような老後が待っていることは覚悟したほうがいい。世代間の負担だけでなく、分配の分母となる所得が減少に転じたからだ。
お日様は昇るとか呑気なこと言っている場合ですかと。すんません。


色あせた“パソコン1人1台”の情報武装

部門サーバーに蓄積されたデータを有効活用している社員,とりわけ管理者はほとんどいなかったことが判明したのである。鳴り物入りで導入された1人1台のパソコンは,私用電話の代わりの電子メール端末と,書類作成のためのワープロ専用機として使われていた。
たとえ有効活用して見せても、それを評価できる人間すら少ないのが、・・それが世の中というものだ。気にせずいこう(笑)。

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2008.12.21

雑記081221


新たな「失われた10年」が始まる

本文は暗~い予想なのだが、こんなコメントが付いている。

諸外国が非製造業部門の生産性について統計をとる際には
公務員については非製造業部門に含まず、別枠を設けています。

にもかかわらず、日本だけが
どういうわけだか公務員も民間企業非製造業分野も、混ぜこぜにして計算をおこなっている。

本当ですか。

もしそうだとすると、「非製造業は馬鹿で無能で(は言い過ぎか(笑))」とされてきた通説は、見直されるのかも。少なくとも、「製造業とそれ以外全部」ではなくて、各産業別に出すようにすれば、これまでとは違った認識に改まるかもしれない。傍から見ても、効率よさそうな非製造業はある気がするし。
製造業で非効率なところも、実は、あるような気もする。


代引きが「為替取引」?

金融庁が、荷物を受け取って代金を払う「代引き」を規制しようとしているのだ。その理由が驚きだ。代引きが為替取引だからというのである。
あれ? 代引き規制の話しは前にも聞いた。日経本紙の社説だったかな。
(1)消費者保護の仕組みが十分でない(2)宅配便業者やコンビニ業者の経営が破綻するリスクがある(3)反社会勢力などによる不正資金の洗浄行為つまりマネーロンダリングに悪用される心配がある、の3点を問題にしているようだ。規制するための理由を無理に探しているのではないか。
その後、代引きは商品引き渡し時に代金を支払うのですから(1)や(2)にはあたりませんよお役人様。ということで、規制しないことになったと聞いたけど。蒸し返しか。

それで、今度は為替ですか。何なんだ(笑)。

どうも、代引きを規制しようと金融庁が出してくる理由は、ほとんどこじつけばかりのようで、裏で変な圧力が掛かっている感じがするけど。

「馬鹿で無能で」がどの辺りなのか、この際はっきりしてもらいたい気分。

 

なるほど。
現金取引をすべてやめさせて、いつでもお上が情報収集して強権発動できるコンピュータ取引一本にさせたいわけか。徴税は確実で楽になるな。
など空想してみる。(笑)

行政コストが下がるのは悪いことではないとは思うけど。



Microsoftファッションビジネスに参入!その狙いは?

ちなみに、この衣料品部門のブランド名は「Softwear by Microsoft」。理由は、最近の若い人達はダジャレが好きだからだそうです・・・。
アメリカ人にもおやじギャグができる奴がいるよ。涙が出ます。嬉しくて。(笑)



毎度JMMの冷泉彰彦さんの今回の寄稿は、あまり聞かない視点から金融大騒動を見ていて、たいへん興味深い。
米国の諸相を見ながら、それは近代の仕組みと信頼が生きている表われであると捉え、それに対して、前近代に退行するかのような新興国、あるいは、家族といった基礎的な価値観さえ崩壊するポストモダンと、一部のプレモダンとが混在する日本を対置している。そして結語がこう。

いずれにしても、日本で今起きているあらゆる痛みは、因果関係に基づく歴史の順番としては、アメリカよりもずっと先行している事態なのだと思います。今回の危機に傷つくことで、アメリカはその日本のような社会に近づく可能性も十分にあります。その一方で、仮にこの危機をアメリカが近代の枠組みで、つまり単純な前提を維持する中で理念的な合意形成を行うような形で収束することができたとしたら、日本はSFワールドへの突入を一旦は止めて、今からでも「生存権、機会の平等、公正な自由競争と結果救済の均衡」といった近代的な価値の再導入を目指した社会改革、教育改革などを行うことも真剣に考えた方が良いのではとも思います。
SFワールドを見てみたい気もするし、いやいや米国がんばって手本を示してくれよという気持ちも捨てがたい。(笑)



マンUすごいわ。スピードとリズムと正確さ。ギアの切り替えの速さ。
ガンバ大阪5分で3点とられちまうわけだ。
でもそれをがっちり防いでいる南米のチームもすごい。
さっきまで左サイドにいたはずのロナウドが右に。攻めあぐねているのか。
ルーニーの馬力と気合を見てるとちょっとバティストゥータを思い出す。
技術はルーニーの方がかなり上か。

お。マンU10人に。

それでもやっぱり点とるか。

いやー堪能した。マンソの再三のミドルシュートもすばらしかったが、マンU一枚上手だった。


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2008.12.20

「ワールド・オブ・ライズ」

原題は"BODY OF LIES"。スパイの世界の手の込んだ騙し合いを描いた・・とは見えない。むしろ、例によって反省モード真っ盛りの米国の迷いを描いたうちの1本という方が近い。以下ネタバレ。


はじめのうちは、上空から地上を監視するカメラの精度に、とにかく驚く。これでは地上を這う普通の諜報活動が勝てるわけがない・・と思わせるのがこの映画の手だ。あるいは、米国本土の安全な事務室で指示だけ出しているCIAのボスが時折出張してきて出すカードが、現地の誰も掴んでいない情報だったりするところも、金の力で動かすエージェントやハイテクを使った活動の威力をまざまざと見せつける。合衆国の向かうところ敵なし。前半までは。

にもかかわらず、ちょっとした有りがちな盲点を突かれ、最も肝心な場面でこのパワフルな仕組みは裏をかかれる。主人公大ピンチ。土壇場で救いの手を差し伸べるのは、それまで事態を傍観していたかのように見えたヨルダンの情報機関。主人公の救出はもちろん、テロの中心人物も確保する。

結局、金やハイテクを使って自分都合で押しまくるだけの米国流は、普通の庶民に密着して義理人情の種を播き、機が熟すのを辛抱強く待つ地元の情報機関に完敗、という結末に。これはどう見ても、合衆国絶賛懺悔中の一本と受け止めるのが正しいだろう。

レオナルド・ディカプリオとラッセルクロウの二人が演じるCIAの頭脳戦のように宣伝では持ち上げられているけど、実は、マーク・ストロング演じるヨルダンの情報部トップ、ハニ・サラームの気障な格好よさが際立つ。その点ではなかなかいい作品でした。演出の力もあるけど、西洋から見た東洋的な価値観をうまく画面に出していたと思う。

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雑記081220

天気がよくても、洗濯物が乾くのに時間がかかるようになった。

ガス会社から点検の連絡が留守電にはいっていたけど、「都合のいいときに伺います」と言っていながら、連絡先の電話番号はなし。どういう社会人教育を受けてきたのかと。


「おせっかいな人」の孤独

「仕事」には「私の仕事」と「あなたの仕事」のほかに「誰の仕事でもない仕事」というものがある。
-・-・-
そして、「誰の仕事でもない仕事は私の仕事である」という考え方をする人のことを「働くモチベーションがある人」と呼ぶのである。
-・-・-
「お掃除する人」は孤立している。

そういえば先週、国際赤坂ビル前の交差点で信号待ちしていたら、女物のマフラーが落ちていたので、拾ってガードレールに結んでおいた。なんてモチベーションの高いわし(笑)。

「孤立」という感じ方の裏には、仲間が欲しかったり見返りを求める気持ちが微妙に滲むけど、気に病まなくても見返りはちゃんとお天道様がくれると思う。マフラーはふわふわした手触りで、少し幸せな気持ちになったよ。
ちゃんと持ち主のもとに返るといいなあ。


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2008.12.19

雑記081219

ことしもあと1週間。温泉いきたいよー。

などと言っている場合なのか。



スラッシュドット、もし有料化されたらいくら出せる?

金を払ってまでやりたい連中しかいないのなら、利用しようとは思わない。
これは鋭い洞察。

サービス有料化では、現状に対して単に払いたいかどうかだけでなく、金を払う人だけが発信することになる状況変化に対してどう行動するか、まで考えなければならないのだ。

覚えとかなきゃ。


市場主義が嫌いな人々は私情主義がお好きなのか?

やはり品格ブームをあおった人々は、大ウソつきだったということです。
これは反論があれば聞いてみたいところ。


strikes back 1 新型でわのかみ症候群

庶民はそれでも仕方ない。でも、政治家や企業の経営にたずさわる人は、せめて攘夷派にはならないでほしいものだと思う。
その政治家を選ぶのは馬鹿な庶民なんだけど。 と、揚げ足取りをしてみる。

strikes back 2 「新型でわのかみ」についての吉川氏の証言

本質の部分は、やはり「現場」でしかわからない。
ここら辺はいいこと書いているなあ。

たぶん、「庶民」とか「階層上位」とかの言葉で人を括ると、評価を誤りやすいのだろう。むしろ、現場を知っている/いない、という分け方のほうが比較的妥当かもしれない。エスタブリッシュメントに表面上属していても、中身はどうかと思える人もいれば、庶民に属していても見識のある人はいる、逆ももちろんいる、という当たり前の言い方で。

庶民は仕方がない、という考えに流れると、たぶん誰にとってもあまりよろしくない未来を招くと思う。
ナイーブかもしれないけど。


iTunesから消える映画作品--ライセンス契約に見る映画配信サービスの現状

インターネットストアの場合扱いが異なる。つまり、iTunesやNetflixではテレビ局の放映に伴って映画が利用可能になったり利用不可能になったりする。
そうなんだ。知らなかった。
結局は金銭の問題である。現時点では、テレビの売り上げに比べればNetflixやiTunesからの売り上げは非常に小さなものだ。
それはそうだわ。当分は状況は変わらないだろう。原則として映画は映画館で見るわしには、あまり縁のない話ではあるけど。

いずれネット販売の方が主流になったらきっと、「ああいう古臭い客が足を引っ張るから世の中進歩しない」とか邪険に扱われるに違いない。そうなったら家で布団にくるまって泣くことにしよう(笑)。


この本はわかりやすかった。タイトルや表紙の絵は、もうすこし考えた方がいいと思うけど。
資本主義は嫌いですか

これを読むと、なぜこれほどひどい危機が起きたのかとてもよくわかる。

ところで、金融の現場でこの危機の原因をせっせと積み上げていた実務屋たちは、このインチキを分かっていなかったのだろうかという疑問が当然ながら浮かぶ。おそらく、分かっていたのではないか。

ITバブルのときもそうだったが、バブっている現場にいる人間には、ちゃんと分かっているものなのだ。それでいて、普通の善良な人間は、周りの熱に口をつぐまざるを得なくなるか、幻滅して現場を離れるくらいしか、やれることはない。
それでは、本当はいけないのだろうけど。


さて、あとは来年1月に出るというイケイケコンビの本を読めばいいかな。


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2008.12.18

雑記081218

chrome、正式版になってからまた使ってみているのだけど、やはり一定以上のCPUパワーは必須みたい。自宅のマシンだと実に快適で表示が速い。一方、Atom(270?)で動いているモバイルの方は、時々考え込んでしまう。こちらはFireFoxの方が安定的。

ということで、使い分けることになりそう。


ゼロ金利で得したのは誰か

本来はバブル崩壊の直後に企業の破綻処理によって株主が負担すべきだった損失を、15年かけて預金者が負担することで、日本経済は表面的には回復したのだ。
預金者からすれば、そろそろ返してもらいたいと言いたいところ。(笑)


人間性を保ちつつ、組織で働くって、どういう状態なんだろう

今日のいちおしエントリ。”ここから蛇足”部分が特にいい。

ベーシックインカムが導入されれれば、こういう無駄な我慢をして、頭がおかしくなるような働き方はなくなると思うよ。嫌な奴らや、そういう奴らを野放しにしている企業からは、人が逃げていくんじゃね。無理して働く必要がないなら、ブラックなところは選ばないよ。


かぼちゃの馬車

今のうちに通貨統合してしまえ、って?
え? お?!

という余談はともかく。

価格形成。
そもそもおかしいことが露見したから現状があるのだそうだけど、相変わらずおかしい、と。

えーっとこういうときは、そうだ。

人間、辛抱が肝心。

いい加減な調査をして、その結果を堂々公表する会社って信頼できる?

・・・覚えておきます。その会社の名前。

あそこのグループはとてつもなく巨大だから、グループ内向けだけで事業が成り立ってしまうものも少なくない、と中の人に聞いたことがある。その感覚の延長でついやってしまったのかも。


緊急住宅対策

愛知県営住宅、単身の若者に特別枠 「雇い止め」対策
よかったですね。
住宅は既に余っているわけだし。

こんなのも今日付けで出てます。
離職者の居住安定確保に向けた公営住宅の活用について

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2008.12.16

雑記081216

電車内で蛍光カラーの太いカッターナイフとかザックから出して所在なげにゆらゆらしたあと仕方なさそうにトレーナーのポケットに入れたりするのやめてくれる?おいら困っている人に同情するにやぶさかではないけど害を受けそうになったら豹変して牙を剥く人間なのでよろしく。

といった危なさが徐々に世の中に充満しつつあるみたい。


現役引退してて技術も満足に分かってない団塊の親父がなぜか危機に強い件

損害を恐れず勇敢に撤退せよという状況にさえなれば、やはり日本固有の企業戦士って強いんだなあと強く感じた。

「さえ」というところに悄然とした。


携帯サイト利用時に偽の個人情報を登録する人が43%

最初の段階では入力しなくてもよい登録画面に変更する。
-・-・-
サービスに登録してから何カ月かの期間がたつと、「今後も使い続けよう」と思う利用者だけが残る。サービス提供会社を信用する気持ちも少しは生まれている。こうした時期を待ってから、個人情報の入力を求めるアンケートを行う方法もある。
-・-・-
サイト中に1問だけのミニアンケートを表示して、「このスレッドを見ている人の平均年齢」とか「この食べ物に興味を持った人の居住地」といった質問を行う。ミニアンケートで偽情報を回答する人は少ないことが分かっている。ログイン後でないと回答できない仕組みにして重複回答を防ぎつつ、IDとのひも付けをしながら個人情報の精度を高めていく。
いろいろ方法があるらしい。

そういえばmixi年賀状は確実に住所情報をゲットできるのだった。

mixiの基本線とはいえ、仲間縛りの感覚をえげつなく使ってやるところが、好きになれない。


反省なし・・・

年間10%のリターンが保証される・・・ということは普通ないですよね。元ナスダック会長の肩書がなかったらだれも信じなかったのではないでしょうか。そのあたりがどう裁かれるのか注目です。

日本でも丸紅の名刺をもって年率15%なんていう詐欺ばなしをやった輩がいるようですが、これも丸紅の名前で信じた人が多いんでしょうね~。聞くところによると、一人は現役の社員だったようですからそれは信じちゃいますよね。

んー。やっぱりそういう相場なのか。

証券会社から、黒海だか地中海だかあたりの国の債権を買えとかいうメールが来ていて、15%2年満期とかいってるのに目が眩みそうなのだけど。為替差損のことは一応注意書きはあった。格付けはAAAらしい。

仮に格付を信じるとしても、為替はどうしようもないしなあ。10%くらい簡単に吹き飛びそう。


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2008.12.15

雑記081215


とっても忙しい週末

ここ重要。

社会の上層を占めている人々は実際には「金ですべてが買える」と思っていない。むしろ、「金で買えないものの価値」についてつよく意識的な人々が日本では階層上位を形成している。
彼らは人間的信義、血縁地縁共同体、相互扶助、相互支援といったものが質の高い社会生活に必須のものであるということを知っている。
それが直接的には階層上昇のための「ツール」だから必須であるのではない。
それらは端的に「生物として生き延びるため」に必須の資源なのである。
てことで。
 ・金持ち喧嘩せず
 ・貧すりゃ鈍す
その層に閉じた話しではいけないわけだけど。

層間でコミュニケーションが弱まっているのが本当の問題なのかも。


「農水省 食料自給率のインチキ」(浅川芳裕)

農水省は、最大手広告代理店を起用し、多額の国民の税金を遣って、自分が都合のいい方向に国民を誘導する「国民愚民化洗脳プロジェクト」を推進中であるよし。
この人達は「階層上位」の一部なのかなあ。
してみると、一つ上の話しは眉唾ということになりそうだけど。

それにしても、TVCMはよほど穴があきそうなのかな。(笑)


タウンマーケットがチラシ宅配サービスの対象地域を拡大

うーむ。広告主争奪バトルになるのかどうか。
駅買いや法人客が多い日経はまだしも、他は・・


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2008.12.14

雑記081214

やる気に欠ける週末。今日は映画の感想もなし。
ときどき、いいことを考え付くのだが、まとめる前に消える。というか発信意欲の減退。


火星で倒木を発見? NASA撮影の映像に、米国のネットで「陰謀論」渦巻く

こ、これわ・・・
ざっとコメント見てみたけど、実際に撮影したと考える点では一致している(それがアリゾナとかオーストラリアとか相違はあっても)みたいで、NASAのお茶目なスタッフが画像を細工した可能性を誰も言わないのはなぜ?(笑)


世界経済危機 日本の罪と罰

経済系の著者の立ち位置一覧が参考になる。


CNNのPodCASTを見ていたら、米国は州政府もかなりのダメージを受けているようなことを言っていた。
なるほどGM救済が易々とは通らないわけだ。自分達の自治体でさえ困ってるのに、デトロイトだけがなぜ? というのはもっとも。

ていう情報操作なんでしょかこれは。詳しい人の解説求む。


努力しない人を国家が救済すべき14の理由

これは卓見だと思う。特によいと思う部分をピックアップ。

好景気のときの失業は『「全員分の椅子がある椅子取りゲーム」で空いている椅子にたどり着けない人がいる』というサプライサイドの問題なので、「本人の努力」というミクロ的な要因に帰すこともできるかもしれないが、不況のときはマクロ的に総需要が不足して失業が増大する「全員分の椅子のない普通の椅子取りゲーム」(デマンドサイドの問題)になる。
-・-・-
そもそも努力しないことは道徳的な悪ではない。努力をした者に多くの報酬が配分される可能性が高くなる社会システムになっているのは、単にその方が社会全体が豊かになる、というインセンティブ設計の都合に過ぎない。
-・-・-
社会が経済的に役に立たない人達を養っておくと、そういうゴクツブシたちの中から、豊饒な文化が生まれてきたりする。
-・-・-
「努力しなかったために職を失った人に最低限の待遇を与えること」と「努力した人により良い待遇を与えること」は両立可能なので、怠け者を救済したところで、働き者のやる気が削がれるわけではない。
-・-・-
彼らは社会の多様性を保つのに貢献している。ハエも蚊も寄生虫もシマウマもライオンも、等しく生態系の豊饒さに貢献していて、貴賤はない。
どいつも働き者ばかりだな。ナマケモノも、と言ってくれるともっとよかった。

簡単にまとめると、
 1.誰にでも文化的で最低限度の生活をする権利がある。(学校で習った)
 2.他人のありようについては、多様性を認めるのが、いろいろな点でよい。
 3.この問題に道徳のような根拠不明なものを持ち込むのは間違い。
といったところか。

もちろん、程度問題ではあるけど。


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2008.12.13

雑記081213


いま日本経済はどこにいるのか

この説明は、わしら素人にもすごくよく納得できた。


隣の人を信じられるか?

一方、こういう意見も。

サブプライムも問題の本質はマクロ的経済成長の鈍化・・・という問題よりも信用収縮に尽きる。そしてそれは実態経済の何倍もの規模があるのだから、これまでの不況解決のパターンは通用しない、と2年以上前から言ってきた。
実体経済の不況の話しと、信用の世界の破綻の話しとの違いで、たぶん並行しているのだろうけれど。

それはさておき、すごいことになっているらしい。

現物経済の世界ではもっとひどく、まるで物々交換のような話が現実に横行している訳ですよ。実際に金を振り込むまで絶対にハンコはおさないぞ、いや、ハンコを押すまで絶対に振り込まない、おい、どっちなんだ!? 
でもなー。おいらが見たことがある場末の不動産屋の現場なんかは、普通にそういうセンスだけど。「振込なんてとんでもない。現金2千万持って来てくれ」みたいな。紙袋に入れて持って行きましたけんども。

はっ。これがいわゆる生産性格差というものなのか。
いやいや、というもの”だった”のか(笑)。

現金100億宅配しますとかいうサービスを警備会社は至急立ち上げるよろし。(笑)



楽天ad4Uの隠しリンクを露出させるユーザスタイルシート

脆弱性を突いてブラウザの閲覧履歴を調べるという禁じ手に手を出した、掟破りの(自称「次世代」)行動ターゲティング広告「楽天ad4U」
あれまあ。


企業の社会的責任。

長期停滞モデル、すなわちGDPが1-2%あるいはマイナス成長というときに、企業を10%も20%も成長させるなんてことは、通常のオペレーションでは無理な話です。そうするとゼロ成長で企業を維持していく、社会を健全に運営していくという知恵が必要です。そういうちえこそインテリジェンスというものです。
至極真っ当なお話し。
当時はアメリカングローバリズム全盛で、一部の学者を除けば、ビジネスの世界では、俺のような意見はペシミスティックな妄想として関係者の顰蹙を買っていたのである。
それはすみませんでした。

それで、海外へ出て荒稼ぎして国内に一部還元せよ、というモデルでやろうとしてたわけか。
とりあえず、それもブレーキとなると・・・

大手企業では相次いで生産調整に入り、雇用調整をはじめている。しかし、これをダウンサイジングとはいうべきではないだろう。俺はむしろ、経営の怠慢であり、マネジメントの放棄であると呼ぶべきであろうと思う。雇用調整によって利益を確保するという経営は、もはや失敗した株主至上主義のパラダイムをそのまま踏襲したアメリカ型経営モデルであり、経営者はそのモデルから脱却しなければならないはずである。この間失うであろう貴重な労働力と、労使の信頼関係をこれから数年の後に取り戻してゆくのは容易ではない。しかし、株主圧力と短期的な視野のなかで思考停止している経営陣は、労働調整と工場の閉鎖によるコストカット以外の選択肢をうまく思い描くことができない。経済状況が悪化しているのはわかるが、大手企業の経営者は、相変わらず経済成長神話の信奉者であり、利益至上主義から脱却できないでいる。
むしろ、ようやく(新)アメリカ型のフレキシビリティを発揮する場面が来た、と思っているかも。実際、そのための法改正だったような気もする。

調整弁にされる人たちは気の毒ではあり、しかし一方で、過去の遺産に苦しむGMもあり。
どの辺でバランスをとればいいのだろう。

ところで、アメリカ人って、少しづつ痛みを分かち合うという微妙な芸当が、できる人たちなのだろうか。



今日はいいエントリがたくさんある日。
昨日のlunaticな月の影響かな。(笑)


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2008.12.12

雑記081212

煮詰まったところで、ふと気分転換すると、一筋の光明が見えた”気になったり”する。
考え方を変えてみる。


富士通の最新ノートPCを一生無料で使い続けられる超お得な購入プログラム

3年間、大切に購入したLIFEBOOKを使い続けると、3年後に同価格帯での最新モデルと無償交換OK。で、それをまた大切に使い続けると、3年後にまた無償交換。でもって、また3年間使えば…という具合に、本当に死ぬまで最新モデルを提供し続けてくれるそうですよ。
えええ本当ですか。そんなことが可能なのだろうか。

まさか、ネットに繋ぐたびに強制的に30秒間広告を見せられるとか。
まさか、毎日必ず1回はメーカーのホームページにアクセスしなければならなくて、1回でもさぼると契約取り消しとか。
まさか、最初はどのモデルもメモリが128MBしかなくて、増設すると法外な金額が必要になるとか。

人間不信も極まってるな(笑)>わし。


武士の末路

社会構造の変化には、常にこうしてはじき出される人が存在する。短期的には、政策的に救済する必要もあるだろうが、長期的には、それをうまく吸収していくのは社会のフレキシビリティ以外にはない。 -・-・- 長期的に、新しい仕事を供給すること、そして社会・仕事のフレキシビリティを増大させることのほうが、むしろ重要だろう。
世に言うセーフティネットていうのは、短期的政策的救済のイメージが強いと思うけど、本当はその先が問題なんだ。

職業訓練とかいってるのは、実効性を伴って機能しているのだろうか。
それとも、施設と職員が稼動したという、役所の書類上見かけの実績だけなのだろうか。


これくらいの長さが、健康には丁度良さそう。

健康といえば、先週ジムにヨガをやるスレンダーな女性がやってきて、黙々と凄いフォームの数々を披露してくれた。どこに骨や関節があるのかという。できれば、もうちょっとだけ露出度の低いコスチュームに換えてくれると、鼻血出さずに済むんだけど。いや眼福眼福。(笑)

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2008.12.11

雑記081211

思考が限りなく拡散中。収斂させないといけないのだけど・・


近況

放流はきちっとするというのが基本的態度ではなかろうか。
なるほどなお言葉。


サーバーをウォークマン化、フリービットが「ServersMan」を発表

ユビキタスを囃すのは簡単だけど、実際に作ってしまうところがすごい。
今時点では実現に課題山積とはいえ、いずれ日の目を見るときが来るのかも。


大阪府の保護者7割が小中学生の「ケータイ所有禁止」に賛成

 小中学生の子供が携帯電話を持つことについて、「あれば便利だができるだけ持たせたくない」と考えている保護者は44.4%。「一定のルールを子供と決めれば賛成」という人は42.2%いた。
半々ということで。


マウスオーバーで拡大する広告を主要ポータルに一括配信、サイバーウィング

通常時が300×250ピクセルで、拡大時が760×250ピクセル。広告サイズが変わるインタラクティブ/意外性により、一般的な広告以上のインパクトをユーザーに与えられるという。
マイナスインパクトのような悪寒。


ここに注目!Excelの棒グラフで“強調したい1本”だけ棒の色を変える

強調したい棒を“ゆっくり”2回クリック→棒を右クリック→「データ要素の書式設定」
わざわざダブルクオートしなければならないその超う゛ぇりーバッドノウハウは何なのでしょか。

一応役立ちなのでメモだけど、普通に一般的なルックアンドフィールでプロパティ画面を出せないのかと。

と思って試してみたら、2007では棒グラフの色は単一色になってる。
なんなのか。orz


フリーSEとして働いていますが,最近立て続けに契約を切られ,将来が不安です。

この前半はとても参考になる記事。常識といってしまえばそれまでなのだけど、ほとんどすべての分野の独立自営にあてはまるのではないか。

不景気になると、どこでも自衛策の方向は似通ってくる、ということか。


サンドボックスで安全性確保、オーバーヘッド5% ブラウザでx86バイナリ実行、グーグルが新技術

ほえー。

Native Client

これは Google の 分散 OS ミドルウェア なのだな、ということ。
へむへむ。というかミドルウェアも作れますよ環境かな。よく知らないけど。
データベースと回線の太さに律速されるようなふつうの Web アプリ屋さんにはオーバースペックになるかもしれませんが、 Goolge みたいな用途ではバリバリ使うのかしら。
しびれます。
こちらも。「ブラウザで X86 のマシン語を動かす! Google 謹製 Native Client をさっそく試してみる

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2008.12.10

雑記081210

近頃はBPよくよむになっているわし。

で、日経BPが自サイトの中で人気のありそうな記事を複数ピックアップしてリンクを張ったまとめページを作っているみたいなのだけど、そのまとめページが単発の記事に混じってRSS配信されてくる。

それだけならいいのだけど、タイトルが、ピックアップした記事の中の1本のものになってしまっているので、紛らわしい。

改善してもらえるとありがたいです。


外資系にいた日本人マネージャーって馬鹿が多いね

これこれ。やっぱりこういう話題は、「やじきた珍道中」みたいに面白おかしく書いて、不景気を笑いで吹き飛ばしてくれないと。久しぶりに「香ばしい」も聞けた。


「結果の平等」と「変化の不平等」

反「新自由主義」の主張は、おおむね、「俺たちは変わりたくないから、おまえたちが変化しろ」という帰結を暗黙に含んでいる。所得は平準化されるかもしれないが、社会の中の一部の層を、変化へのプレッシャー、変化のストレスから保護し、それを社会の特定の層に押しつけるということだ。

それは「結果の平等」と同時に「変化の不平等」を生むと思う。
-・-・-
日本中で、「変化」の押し付けあいが起きている。ほとんどの人が自分だけが「変化」しないですむ勝ち逃げの道を目指しているように見える。

それには同意。
社会が変化する時には、誰もが平等に変化すべきであり、「変化」が社会の中に散らばって、その分だけ個人の変化が少なくてすむ方法を模索すべきだ。
それは、ないものねだりかもしれない。

結局、一群のドン・キホーテによってしか事態は打開されないのではないか。その時彼らのメンタリティを支えるのは、ヒトのmortalityに関わるものになりそう。
左右を見て動かない人には、その人なりの人生があるのであって、それを責めてもいけないし、期待してもいけない。


おいらは、もちろんサンチョですとも(笑)。


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2008.12.09

雑記081209

寒さにも慣れた。
それにしても、”(笑)”がAERAに進出しているのには驚いた。
おいらは、一応使う場所を限定していて、たとえば、まさか企画書に(笑)とは書かないです。(笑)

あそこは、そういう場、ということかな。


ドイツ政府、Wikimedia Commons に 10 万個の写真画像を提供

Wikipedia と普通の百科事典が融合するというのは、なかなかいいアイデアだと思う。百科事典は権威付けされた原稿として挙げておいて、市井の人がそれなりのレベルの異論などをリンクで付加する、というイメージがいいかな。実際にどうなっているのかは知らないけど。

と書いていたら、こんなのも。
見出し13万項目の「百科事典」が無料で登場


「信用偏差値」―あなたを格付けする

メモ。

先払いの扱いには注意が必要だけど、同時払いの代引きには、とりあえず変な規制がかからないことになったみたいでよかった。

ところで、こんな記事も。
人間の価値を金で測る「クレジットスコア」導入に大反対する

もちろん、わしも反対です。こんな馬鹿げた人間評価の方法があるものですかね。

でも最近のわしらは結構馬鹿だから、この話しも通ってしまうかもなあ。
いやだのう。


コクヨエンジニアリング&テクノロジー、騒音も隠すパーティション

同システムは、空調音に似た背景音をオフィス内に分散させることで、騒音が聞こえにくくなる「マスキング効果」を応用したもの
おお。アクティブノイズキャンセラとは少し違うみたいだけど。
これによって隣接する他人の会話や周囲からの騒音などが聞き取りにくくなり、仕事に集中できるという。
自分達の会話は周囲からどう聞こえるのだろうか。


投資案件で「リスクはないか」「安くならないか」はナンセンス

リスクがあるからこそ役員会議に諮っているのであり、リスクがなければわざわざ役員の忙しい時間を割く役員会議に諮る必要はない。
まったくその通りだ。
実は説明する側にも問題はあり、案件を通したいがゆえに、リスクを詳らかにせずに説明する傾向がある。このような雰囲気の会議体だと、お互いが疑心暗鬼になり、重箱の隅をつつくような議論に陥ってしまう。
実にまったくその通りです。(笑)
という導入はともかくとして、後半あたりがよいエントリ。

ディテールが見えて、俯瞰もできれば言うことなし。


“第三者”委員会に口出しする厚生省幹部

タイトルの付け方が意図的にピンボケだけど、以下の部分は初めて知った。

事故米が食用の米に転用されないようにするためには、有識者会議の報告書にもある通り、事故米に着色すればいい。これは海外ではよく行われている手法で、安価、かつ実効性の高い対策である。いったん青色などに着色すれば、ほかの米と混ぜようとしても、青い米粒は一目で見分けられるので、流通させてもすぐに事故米だと分かる。
なーんだ簡単なことなんだ。
 ところが事故米に関する一連の報道を見ていると、行政はこういったコストの安い偽装防止法を採用したくないのではないかと思えてくる。

 Gメンが検査するとか、流通ルートを追跡できるトレーサビリティシステムを導入するとか、彼らが好んで採用しようとしている対策は、いずれも“予算の取れる”対策ばかりなのだ。

わしらの税金、大切に使ってほしい。

って、言っても無駄かな。


地方分権論議に逆行する役人の無神経さ

おやまあ。
こういうネタは尽きることなく出てくるのね。(笑)


「2007」に関数の不具合?――過ちを繰り返す「DATEDIF」の受難(第72回)

あれまあ。

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2008.12.08

雑記081208

bloglinesがサーバーのお引越しとかで、しばらくRSS盲目状態だった。
どこかバックアップのアグリゲータを用意しておくべきなのだろうか。
でもたまに見に行って、未読の山だとめげる。


「シリコン・バレー御一行様、ストーム・トルーパーのツアコンで秋葉原巡りhttp://joi.ito.com/jp/archives/2008/12/07/005342.html

冒頭写真が、「それとなく似ている」件。
時間がないので中身は後で読む件。


新聞社が潰れてもそれほどどってことはないよ

一番の問題は、行政に関連する部分っていうか、ぶっちゃけ記者クラブだね。
 記者クラブをとにかく潰せたら、あとは、政治や経済や医学といった分野に強いジャーナリストとの連携が重要かな。
むしろ発信側の方に、スピーカーに対する需要がありそうで、つまりこの機能は潰れなさそう。
と書いてから文末を読むと、ちゃんと触れている。
問題は記者クラブを潰したあとにどういうふうに公的な情報を提供するかということ。
発信側からすると、別の似たような機能のものを立ち上げるのだろうか。そこに記者という人間は介在するのか、それともHP+RSS配信のみになるのか。
あと、外信は、それこそネットで概要のサイトを作って広告取ればいいと思うけど。というか、これビジネスになるんじゃないかと昔ちょっと思った。NYT、WP、FTの社説の邦訳サマリーのメーリングリストでも商売になるかな、と。実際にやるとスタッフ体制でクオリティや収益見通しとかね、めんどい。
これすごく需要があると思うのだけど・・めんどいのかあ・・めんどいことをやるからこそ商売なのでは(笑)。


「USBメモリーでソフトを販売 CD-ROM版は縮小の方向へ」

1つのきっかけになったのが、いわゆる“ネットブック”のブームです。今年に入って、CD-ROMドライブを内蔵しない低価格のモバイルノートが、急速に普及し始めました。私は、そこに危機感を抱いたのです。
正しく回避。
CD-ROMドライブの用途というとあとは・・まだデータの受け渡し用途があったか。1枚50円はまだまだ安い。


日本IBM、大量リストラの背景 究極の「業界中抜き」が到来する

ITビジネスを根本から変えかねないクラウドコンピューティングが、2010年には一般化するかもしれない。2015年頃には「まだ自社でサーバーや要員を抱えているのですか」という会話が顧客間であいさつ代わりになっているだろう。
-・-・-
 「究極の(IT業者の)中抜き」と「究極のグローバル化」。これがクラウドの神髄とすれば、今の日本IT業界の構造では未来がない。ITベンダーに業務を丸投げしているユーザー企業のIT部門も今後、中抜きされてしまうだろう。
そうさせないための「カスタマイズ」かと。(笑)
IT業界もIT部門も、エンドユーザーである事業部門や経営層に対し、ビジネスプロセスとビジネスモデルを提示する上流工程でしか生きる道はない。
・・・上流工程にしても、そんなに人が要るのだろうか。


証券化地獄、まだ序の口

金融機能強化法が国会審議で立ち往生し成立していない以上、予防的に公的資金を受け入れる道筋はない。自力での資本調達しかないが、ここへきて預金者の金融機関を見る目は、国内でも厳しさを増している。
やめてよー。
どこに置いておけと。
不動産か。(笑)

おいらみたいな貧乏人は、むしろ自分投資(笑)とかで使ってしまう方がいいのかな。

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2008.12.07

「デス・レース」

ジェイソン・ステイサムの持ち味を存分に発揮させる設定がまたひとつ誕生。12Rなのでご注意を。内容からは、バイオレンス系のテレビゲームの実写化かとも思えるけれど、オリジナルのようだ。アンダーグラウンドな世界のサバイバルを描く他の同種の映画とやや異なる点は、これが全世界にTV中継されるビジネスだという設定。そうなった前提は、金融危機真っ盛りのいまとなっては悪い冗談でしかない。ほんと、2012年に世界はどうなってしまっているのでしょうか。以下ネタバレ。

いかにも安っぽい設定とストーリーなのに、この重量感、本格感はいったいなんだろう、と思ったら、監督は「バイオ・ハザード」の脚本監督ポール・アンダーソンという人だった。なるほど納得。
こういうセンスは、やはりTVゲームを見て育った世代のものかもしれないと思う。変に芝居じみたところや言い訳がましいところがなく、ストレートに来る感じ。

ジェイソン・ステイサムがまた、そういう設定にぴったりはまる。寡黙で冷静で戦略があって機転が利いて手際が良くて隠密行動ができて行動が早い。かっこよさ折り紙つきの漢。しびれますな。

モンスターマシンと火砲の咆哮と爆音を楽しむには、最高の監督と俳優コンビかもしれない。

そうそう、イアン・マクシェーン演じるレーシングチーム監督通称「コーチ」が、時々、コミック風のナレーションをアップで入れていて、ステイサムの真面目ぶりを適度に中和しつつ、B級のよい味をきちんと加えていたのもよかった。

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雑記081207

アメリカの大きな自動車会社は、リタイアした人の年金とかで首が回らなくなってるて聞いたことがある。
わしらはというと、やっぱりリタイアした人たちの年金とかで以下同。

これって同じ姿勢で対処すべきなのか。どうなのか。


神の領域

これだけ鵜匠(高額所得者)がダメージを受けたことはこれまではなかったと前に書きましたがまさにそういう展開になってきています。 何一ついい数字がない中でのこの雇用統計の悪化は人智を超えた神の領域と言っていいかもしれません・・・
「神」に対抗できるのは「時」だけ。というか神でさえ時間の流れには従う。

三年寝太郎でいくのが吉。(笑)


「捨てるのモッタイナイ」 賞味期限切れ品(2年過ぎ等)、スーパーで格安販売中 …東京・亀戸

保健所から指導を受けても、「まだ食べられるものを捨てる方がおかしい。今の日本人は無駄をしすぎ」と撤去を拒否。「期限切れ」と明示しているので、日本農林規格(JAS)法違反には問えないという。
亀戸がんばれ。

ていうか、そんなに経つまで取っておかないでさっさと使うなり売るなりすれ。
まったくもって、もったいない。(笑)


窮乏シフト

これは真面目でよいエントリ。

これまでは毎年「ブランド」とか「ファッション」とか「アート」とか「美食」とか「女子アナ」とかいう消費生活オリエンテッドな研究テーマを掲げる学生たちが相当数いたのであるが、今年はみごとにゼロである。
や、さすがに流行に敏感で。などと茶化してはいけない。

話し始めはなるほど「窮乏」がテーマ風だけど、お仕舞いの方では「清貧」風に変わっているあたりが、枯れたりといえども、まだどうにか経済大国だなと思った。

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2008.12.06

「WALL・E」

いまや定番となった観のある、ディズニー×ピクサーのコンビによるCGアニメ。「ファインディング・ニモ」や「レミーのおいしいレストラン」のような傑作とまではいかないが、今回も十分な品質を達成。楽しめます。以下ネタバレ。

このシリーズ(?)は、いつも擬人化のレベルの高さに驚かされるのだけど、今回はロボットということで微妙な出来上がり。むしろ不気味の谷にはまりかねないところはあった。それを知ってか知らずか、お話は主人公の2体のロボットに焦点を絞っていて、他のキャラクタはかなり没個性になっている。そこがステレオタイプに感じられて、このあたりが傑作とは言えない理由。

それでも、主人公のウォーリーとイブは、さすがによく作りこんである。はじめのうちは、特にイブには少し距離を感じたけれど、終わる頃は立派に感情移入できた。ウォーリーをなんとか蘇らせようと必死なところなどは一緒に手に汗握る。

ロボット達は、基本的に話さないので、ストーリーは非常に単純に、基本を外さないようにしている。それによって、観客をおいてけぼりにしないように配慮しているようだ。そのお陰で、ちゃんと理解できる内容になったけれど、代わりに、ストーリーの楽しさはない。

この映画は、やはり、2体のロボットのしぐさを楽しむ映画といえそうだ。

いつもどおり、開幕前にちょっとした短編映画がおまけで付いていて嬉しい。これも、はじめのころはピクサーのCG技術を贅沢に使って、ひねりの利いたショートショートを見せるという趣だったけど、CGがこれだけ普通になってくると、やや意味合いが薄れたかもしれない。内容的にも、今回は割と直線的などたばた劇となった。

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2008.12.05

雑記081205

まるで秋に戻ったような暖かさ。


日本語はすでに亡びている

国語の時間に教わるのは小説の解釈ばかりで、自分の意見を発表する訓練はほとんどない。
おいらが習った中学の国語の先生は、グループで議論して結論を出させるということを、頻繁にやらせていたけど、むしろ例外だったのか。公立だったけど不思議とよい先生方に恵まれました。


シューティングゲームをやらないたった1つの理由

だからシューティングは、「誰がプレイしてもプレイ時間がほぼ変わらない」という、他のジャンルにはあまりない特徴を持っていると思う。華麗なプレイはあっても早解きはないのである。
マジレスしておくと、シューティングの出自はアーケードゲーム。そしてその世界では、プレイ時間はゲーム場の収益に直結する重要事項。100円で1時間も粘られたら、どんなゲーム場でもつぶれる。それで、出荷前に難易度を調整して、プレイ時間が所定の範囲に必ず収まるようにする。ときどきそれをかいくぐる「神」が出現するのも、ある程度想定内。それを見て「俺も」と思う普通人が狙いなのです。

というのが古い認識だったけど、家庭用全盛の今はどうなんだろ。


アメリカ全国大不況、ではない

トヨタとかパナソニックとかが「利益が大幅減」とかいうのを見ても、「でもさー、いきなりそんなか?『ウチも苦しいんです』って言っとかないと、いろいろ不都合があるから、費用を前倒しにするとか、なんかやってるんじゃないのぉ?」とか思っちゃう。
そういわれてみれば(笑)。

こういう都合が悪いときに、そのあたりの社長さんが何か言っている報道をあまり見たことがない。苦しいときにトップが顔を晒して真っ正直に物を言うのは、むしろHONDAとか。

広報の考え方の違いなのかどうかわからないけど。

それにしても、景気がいいときは配当性向を云々され、景気が悪くなると雇用確保とか言われ。KAする人も大変そう。


短期/長期のセイフティネット双方が必要だよね

オバマ次期大統領がすごいのは、もちろんプレゼンテクニックはいろいろと使いつつも、対立演出型のアジテーターではないということ。そういう履歴すらないということ。

日本では今もって小泉型の対立演出で何とかなると思ってる政治屋さんばかりでどうにも気づきが遅すぎます。

差別化はメタレベルで行なってこそ。


日経BP社、広告とコンテンツを併せて提供する高付加価値アドネットワーク「The Premium Contents Network」を開始

日経BP社では、Webサイトの評価について、一般的な評価指標である「Page View」(ページビュー)に加え、表示された「コンテンツの質」、それを見る「オーディエンスの属性」という三つの指標で立体的に測るべきだと考え、これを「Page Value」(ページバリュー)として提唱しています。雑誌の世界でいう「部数だけでは測れない媒体価値」の概念を、ネットの世界でもきちんと評価軸として採用すべきだからです。
それはよいことですね。


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2008.12.03

雑記081203-2

携帯の依存症というのが問題化しているらしいのだけど、RSSリーダーの依存症というのはどうなのか。


外資系金融機関がファンドやペーパーカンパニーごと夜逃げって

でも普通に電気ついてるし、オフィスのガラス越しに覗くと整然とパソコン並んでるんだぜ。
・・それはさあ・・・夜逃げじゃないよ。

フライングダッチマン。

お祓いした方がいいと思うよ。


NTT東日本、7型液晶のミニノートPC「AsO1N」を発売

・・・意味の解説記事キボンヌ。


ソフトバンク、「Yahoo!ケータイ」トップページの有料化を撤回

取れるところから取ろう、は通用しなかった。
苦しい、というメッセージは十二分に伝わりました。


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雑記081203


バイラルビデオ・マーケティングの定番サイトはここ

おお。これわすごい。
といえばあなたもたちまちバイラル一味。

いいサイト教えてもらいました。


夜逃げ前には

うひー。
って合いの手入れるのにも飽きた。

だいたいオーバーバンキングなんだから返せなかったら片っぱしからつぶせばいいじゃん、ねえ(笑)
だいたいオーバー○○なんだから以下同。
なところは多い。
そして雇用不安がとか景気の足引っ張りとか言う話しになる。

どうすればよいの。

ていうか、ox社は一体どうなっているんざましょ。


先日、ココログの編集画面のコネタマ表示のOFFの仕方など触れたけれど、ここ1週間ほどの間に、
 「OFFにする」→「×」ボタン→「表示設定の変更」
などと目まぐるしく変わっている。

担当者の苦悩が伝わってくるようです。


インテルと日立GST、企業向けSSDを共同開発

重量級が出てきたところで、この話題はもう振らなくてもよさそう。


DECはなぜ滅び、アップルはなぜ成功したのか--ビジネスと教育のありを考える

記事前半は、たまたま成功したニーズ指向と、たまたま失敗したシーズ指向を比較しているだけで、あまり意味がない。後半で、ニーズ指向の究極の形としてカスタマイズを挙げて、教育におぃてはe-learningと、まあ古びた理屈を持ち出しているのだけど、ここだけが引っかかった。

実際に米国ではEラーニングが成長の一途をたどっており、「この調子で伸びていくと、10年後には授業の半数をオンラインで提供することになる」とHorn氏は指摘する。
米国は広すぎるという特殊事情もたぶん効いていそうだけど。国内はどうなんだろ。
企業の研修需要ならともかく、一般向けはなあ。でもWiiの登場とかでまた変わってきているのかな。

忘れた頃に時々また調べないといけないかも。てことでメモ。


恐怖のお受験季節の中での不可解な中学お受験バブルの大罪

中学お受験学習塾では、小学生に対して、「夜更かしの奨励」をしています。
さらには、「昼間の小学校を欠席してでも塾へ通うことさえも黙認」していたりします。
さらにさらに、「1月に入れば、昼間の小学校を堂々と全部欠席することさえも暗に奨励」しています。
なんとまあ。このあとも、学習塾による大ボラ作戦とか、初耳な話しがいろいろ。
この狂信スクールをはじめとする「一部の学習塾の大いに間違った指導」は、受験生を持ってる母親たちの間では、とても有名な話なのです。(中略)一部の狂信的な学習塾では、小学生のうちから、束になって「目的のためには手段を選ばない」「大嘘をつくこと」を指導をしている現実には、驚きを通り越して、もう空いた口がふさがらないし、もうあっけにとられるしかありませんでした。
そんなにひどい話が本当だとして、どうしてマスメディアが取り上げないのか不思議。ここにも広告主効果なんだろうか。
人のことはともかく、ビジネスするときはよく相手を選ばないとね。

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2008.12.02

コピー機業界に対する印象が激しく悪化した件

仕事場の複合コピー機が、別メーカーのものに置き換わった。コピー、プリンタ、FAXの三役をこなして、スキャナーにも使える優れものだ。といっても前のメーカーのもそうだったけど。(笑)

おいらはケチなので、通常、自分用の資料は70%縮小両面印刷で出力する。普通なら4枚の紙を使うところを1枚で済ませるわけだ。紙代の節約になる上に、カウントに従って契約業者に払う従量料金も4分の1にできる。と、昨日までは思っていた。

ところがであります。

機体が差し替わったこの機に、メーカーの人に聞いてみたら、カウンターはパソコンから送り出したページ数を数えるので、従量料金はちっとも節約できないらしい。機械への負荷もトナーの消費量も4分の1になっているにも関わらず。

怒りますよ。

例えばだけど、4ページ分を1枚両面PDFにパソコン側でまとめてから送るような、ちょっとしたプログラムが出回れば、そんな小賢しい課金方法はあっというまに無意味になるのに。

おかしいよなあ。

これが経団連の会長を務める人の母体業界のセンスなわけだ。


ひじょーーに、不愉快です。

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雑記081202-2


将軍が10月上旬に死亡

あれまあ。ほんとですか。
明日の新聞に載ったりするのかな。


ブランド品は来年買おう、でも外貨投資は今からはじめよう

外貨投資の目的は高金利や為替益ではありません。円安リスクの回避が目的です。
そうなんだ。
儲けるのが目的ではなくて、リスク分散が投資の目的だとすれば、確かにそういうことになるのだろうけど。
もんもん(笑)。


処置無し

国に金が無く、受益者負担は真っ平だと言い、しかも治療の施しようのないお年寄りの癌患者を救うために何をどうすれば良いんだろう?
死を避けるという方針なら、どうしていいのかわからなくなる。医療の基本はそれだから、どうしようもないのは当然。その先は坊主か牧師の役割。医者にできることは、あとはモルヒネくらいか。

それでいけない理由を、私はまだ見つけられていない。


テレビ局や新聞社が軒並み経営不振、マスメディアの将来はどうなる?

この掛け合いが面白い。

他のメディアがどうこうという話ももちろんありますが、一番大きいのはテレビ以外の暇つぶし手段が増えたことなんじゃないですかね。携帯電話、DS、iPodとかの小型デバイスによるエンターテイメントがここ5年で一気に普及してますし。
-・-・-
だから、マスコミは言ってるでしょ、
小学生に携帯を持たせたり
子供が小さい時からパソコンを触らせたり
しては駄目なんですって。
景気が戻れば、あれは何だったんだという話しかもしれないのだけど。


タイ裁判所、最大与党に解党命令 ソムチャイ政権崩壊

どうして都市部の人たちが、法を曲げてまであれほど怒っているのか疑問に思っていたけど、不正選挙が問題だったのね。

一方、反政府団体・民主主義市民連合(PAD)は空港占拠を続ける意向を表明した。
あれ? まだ何かあるのかな。

と思ったら、こんな記事が。
タイ空港占拠問題、雑感

なんだか複雑みたい。


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雑記081202

あまり縁のなかったところを、ふと訪ねてみると、新しい発想に気づいたりする。


ウィルコム、NTTドコモと提携との一部報道に対して「検討しているのは事実」

検討中・・だそうです。新聞には月額4千円とか書いてあった。
今、6千円で二年縛り中なんだけど・・


ネットのプロバイダ業者とか、今後ほんとどうするんだろ

ひと昔前だったら「香ばしい」とか、言うところなのかな。
もっと何か楽しそうに書いてくらはい。

中立性を話し合おうという話しは、その後どうなったのだろう。


どう見てもNHK職員の自虐ギャグ NHKゆく人くる人

受信料値下げってそんなに効くのか・・よく知らんけど。
まあでも、これよりはましか。

時論公論 「雇用情勢悪化の衝撃」

いろいろ考えてしまいますよ。


風雲急を告げる中、NHKオンデマンドが始まった。

トップページに・・「おしん」!
懐かしいけど、なんとなくだけど見る気はしない。上の時事公論とか読むと尚更。
努力が報われると信じることが、いま、できるだろうか。

[追記]読み返してみて違うと気づいた。おしんは報われるかどうかに無関係にひたすら努力する人だった。見返りを期待しているうちはまだまだでした。反省。

そのほか・・

◎「ダーウィンが来た!」見逃し 315円
まさかのときの保険ですな。
◎「NHKスペシャル 地球大進化」 7回パック 1680円
むう。見たいかな。
◎「新日本紀行」 1本210円
おお懐かしい。冬の日本海風味のテーマ音楽が蘇りますよ。
◎「ヨーロッパアルプス トレッキング紀行」 3本パック735円
見た覚えはないけど割安感あるなあ。ちょとそそられますな。まだ氷河の生え際後退問題とか無かった頃かな。1本78分
◎「ひょっこりひょうたん島」 8本パック 1365円
ドン・ガバチョですよお父さん! しかも白黒ですよ!! 泣けますよ!!!
全話なんてそんな無理言わない!!!!  見ようかなあ・・・
おお「新八犬伝」もある!「真田十勇士」もある!。。。「三国志」が・・ないかな?
◎「ナディア」 バラ売りのみ210円
途中で見なくなったなあ・・大人買いで一気見かなあ・・
◎「特報 首都圏」
は準備中なのかな。これって1984年から続いているんだ・・定点観測を一気にできそう。
視聴期限ていうのがあるみたいなんだけど、何だろう。

それ以外にも、リスト見ているだけで目が眩みそうです。


・・・さて、問題は、見るための時間だ。(笑)


そうか! この時期にサービス開始ということは、紅白だのゆく年くる年だのただで見ないで、金払ってこちらを見れ、ということかな。そういう人も一定数居そう。

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2008.12.01

雑記081201

さあ12月だ。
残り1ヶ月も気合を入れていきたいところだけど・・。


裁判員制度とブログ/SNSの関係

選ばれた人が状況をそれぞれの発信メディアでつづることで、マスメディアという曇りのかかったガラス越しではなく、等身大の視点*1から語られる裁判員制度の実情が見えてくれば面白い。
面白くされてはたまらないということで、制限する規定があったはずだけど、結構曖昧だという話もあって面白いことになりそう。


東京の紅葉は何で汚いんだろ? with 京都南禅寺

そうなんだよねー。東京近郊はいまいちなのだ。銀杏の黄色とかはそれなりだけど、赤がむずかしい。
やっぱり冷え込みが厳しくないと、透き通るような真っ赤にはならないのかも。背景になる緑の違いもあるかも。


ドル強し

思うに、もっとも大きなドルの買い手は、アメリカ人ではないでしょうか?
そうなんだ。メモ。
いずれにしろ、世の中はようやく安定化に向けて動き出している感じがします。この感じを大切にしたいですね。
マスコミ屋さんあたりから見れば、事件や不安があったほうが記事は売りやすそうだけど。


戦争証言プロジェクト「中国での日本人戦犯」

中国は頭がいい共産党が実権を握っている限り(あいつら悪辣だがアホではないので)世界恐慌が起きても大丈夫かも知れない。
激同。
翻って我が身を省みて、がっくりくる。

でもそれが民主主義。地力を付けるほかに道はない。


「日本はマルウエアの脅威が少ない」---マイクロソフトがセキュリティの現状を説明

パソコン1000台あたりのマルウエア検出率は、世界平均が1%程度のところ、日本は0.2%と約1/5だった
おお高信頼性社会。
色分けした地図を見ると「例外的に」低いというか。むしろ、集中して高い地域がある、と言った方がいいのか。


NTTとNTTコム、デジタル・サイネージ向け配信手順を統一し広告効果を測定

TVCMという金城湯地が危うくなりかけていろいろたいへんなのかな。
駅のような通行料の多いところなら、一定の効果はありそう。ていうか、アルタとかハチ公前とかはもうネットワークされているのかなあ。優先度はそちらが高そうだけど。


「Eee PC 901」に16GBのSSD搭載モデルが追加
バッファロー、microSD使用の超小型USBメモリー
バッファロー、環境移行ツール付きの2.5インチ内蔵用80GB SSD

どんどん来るですね。流れができてきた。


米カリフォルニア州に電気自動車用インフラ構築計画

大黒パーキングエリアと平和島パーキングエリアには今現在既に、5分で約40km、10分で約60km走行分の充電が出来る装置が設置されている(首都高 プレスリリース [shutoko.jp] 平成20年10月8日)
これも本格化すればかなり大きな技術革新になるのかな。


施行間近の改正「迷惑メール防止法」:総務省が語る3つのポイント

今日から施行。業務メモ。

基本は原則オプトインのみになる。

例外規定も設けられている。まず、書面により通知されたメールアドレスにはいきなり広告メールを送っても良い。これは名刺交換などでアドレスを取得することを想定している。書面に書かれたアドレスは、それを相手に渡す時点でメールが送られてくる可能性を一定の範囲で予測できることが、例外とされる根拠だ。また、既に取引関係にある相手にも送信可能だ。そのほか、ネットショップで買い物をした際などに契約上やりとりするメールや、フリーメールサービスの末尾などにおいて、付随的に広告宣伝が行われることがあるが、これも事前の同意を得る必要はない。
ウェブサイトに掲載されたメールアドレスなど、インターネットを利用して公表されたアドレスに対しても、事前の同意なく広告の送信が可能だ。しかし、相手が個人の場合は「営業を営む者に限る」とされており、営業目的でない純然たる個人のアドレスへいきなり送信するのは違法となる。また、法人や営業目的の個人の公開アドレスでも、「広告宣伝お断り」など受信を拒否する旨が添えられていた場合は、事前に配信への同意を得る必要がある。
 また、相手から事前の同意を得た事実をもって、その広告メール送信が適法であることの証拠となるため、同意を得たという記録の保存が義務づけられている。(中略)・・・同意を求める際の画面が1種類しかないならば、それに変更がない限り、記録は改正法施行後の1回だけで良いことになる。

改正法施行前から既にメール配信を行っている相手に対しては、改正法で定めているのと同レベルの同意を過去に得ていれば、施工後にあらためて同意を得る必要はない

その他は、海外スパム業者関連だから、とりあえず関係は薄そう。

ガイドラインへのガイドはこちら
本文(PDF:200KB)はこちら


シリコンバレーで家を建てるのはオタク

すげー。
いいなー。
わくわくします。

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