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July 2008

2008.07.31

雑記080731

昨晩は涼しい風が吹いていて過ごしやすかった。天気予報で西の方の気温を聞くと、すごい値を毎日叩き出しているけど、何か日本を東西に分ける空気の構造があるのだろうか。


規制エリアに車が入ると500円徴収、名古屋市で社会実験

ETCが普及すると、こういうことも簡単にできるようになるのだろうか。

強制的に金を取っておいて、取り返すには取られた側が面倒な手続きを踏まねばならない、というあたりに、お上の尊大さを感じる私は小市民ですが。

小金を取られる程度で済んでいるうちはいいけど、いずれ行動把握に必ず流用されると思う私なぞは、もう根っからの反社会的人間ですとも。(笑)


ジャーナリズム崩壊

本文はいつもどおり歯切れのよいノビー節。
脚注で勉強。

本書でこれを「立法・行政・司法に次ぐ権力」としているのは、よくある誤り。これはフランス革命のときの第一身分(聖職者)、第二身分(貴族)、第三身分(平民)に次ぐ「第四身分」が、のちに新聞をさすようになったもの。
第四権力って本当はそういう意味だったのか。
知りませんでした。


コンテンツ業界に「アマチュアによる革新」を--伊藤穰一氏が訴え

「インターネットは、失敗するコストを下げた」(伊藤氏)
至言。ただし情報流通・ソフトウエア・コンテンツ産業限定。
クリエイティブコモンズライセンス下でコンテンツを無料で公開しながらも、収益化に成功しているという事例を2つ紹介した。
無料部分は広告もしくはお試し版という構図を、最初から意図的に、もしくは結果的につくる、というところがミソ。
そういえば昔、ネットが流行り始めの頃、「死神博士」こと天本英世が、「はいっ、ここからは有料です」ていうTV広告をやっていたっけ。
あの頃はそれが笑いのネタになたけど、いまや堂々主流に。

ちょっと懐かしさを覚えました。


6カ月保存、実現困難に 振り込め対策の携帯履歴

 振り込め詐欺被害を食い止めるため、事件を捜査する警察が携帯電話各社に求めている通信履歴の3カ月から6カ月への保存期間延長が、実現の見通しが立たない状態になっていることが31日までに分かった。

 憲法が保障する「通信の秘密」が壁になる上、コスト増に各社が反発したため。警察庁は、次回の自民党「振り込め詐欺撲滅ワーキングチーム」で総務省と各社に再考を促す方針だ。

振り込め詐欺なんてものは基本的に、引っ掛かる方が○○なのだから、ほおっておくのが正しい。ATMで携帯が使えなくする程度の対策で十分。警察が出てくる必要なし。

それでも何かしら言いがかりを付けてしゃしゃり出てくる理由は、「振り込め」以外の別の目的があるからなのは言うまでもない(笑)。


日本教の政教分離と信教の自由

意識的な問い直しを巧妙に排除する仕組みがあるという点では、やはり宗教そのものだ。そこを見つめ直す時には、安全装置のロックをはずすことが必要であり、社会の中にも個人の中にも大きな葛藤と混乱が生まれ、多くの血を見ることになる。今、日本はそういうプロセスに入ったのだと思う。
「今」とわざわざ言わせることになった直近の事件て何だろう。無差別なんとかかな。

違うかな。

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2008.07.29

雑記080729


au「LISMOは1曲420円、iTunesは99セント(約106円)。LISMOの方が権利者を大事にしている」

これわびっくり。本当にこんなことを言っているのか、疑いを持つくらい。

NTT対抗でKDDとかIDOとかが一緒になったときは、いいことだなと思ったけど、最近のこの会社は民業の基本中の基本を忘れてるらしい。幸い、今ではSBという第三の選択肢が元気だから、auがどうなろうと構わないのではあるけど。

そもそも、IP固定アドレスを端末に割り付けていることを自慢するような企業のサービスは、怖くて使えない。



基礎が割れそうなんですけど奥さん

メディアを使ってる場合は、適当な落しどころをまだ探れるけど、外交官を動かしたら、国ごとの話にしちゃうんで、これはなぁ・・・と思う。
大使が帰国ていう報道のときに、これはおおごとかもと思ったけど、案外スルーされていて、わしらって骨の髄から事を荒立てない人たちなんだなと思った(笑)。



秋の牢獄

出たメモ。んー。いま読んでる守人シリーズが終わったら。

次は小説家としての記念碑的な、決定的な長編を出してほしい。
長編が不得手だったら、短編のエピソードを繋いでいって助走付けてもいいかも。


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2008.07.27

早くみたい映画NO1

なんか、「The Dark night」は凄い評判らしい。JMMの配信で作家の冷泉彰彦さんの最新の寄稿は、この映画一本。他の話題は無し、というくらい。タイトルからして、「ジョーカーなるものとの戦い」ですがな。ちょっと引用だけさせていただきます。

既に、「もう見たか?」ではなく「キミは何回見るつもり?」というような表現がネットにはあふれており、リピーターが劇場に殺到するという10年に一度の現象が動き出しつつあると言って良いでしょう。
-・-・-
前作の『バットマン・ビギンズ』もなかなかの出来でしたが、この『ダークナイト』を見てしまうと、あれは単なるバットマン映画だった、そのくらい本作は傑出しています。理由は簡単です。クリストファー・ノーラン監督と、ヒース・レジャーという二人が「ジョーカー」という究極の悪を映像化してしまった、その一言に尽きるのです。
-・-・-
この『ダークナイト』は全く「シャレにならない」とも言えます。
-・-・-
誰にでも見せて良い作品であるかというと、大変な注意が必要だと思います。もう一度申し上げますが、親が「子供のどんな疑問にもしっかり答えられる」ということでもない限り、13歳未満の子供にこの作品を見せるのは賛成できません。
-・-・-
ちなみに共演しているベテラン俳優のマイケル・ケイン(前作同様好演しています)は「レジャーのセリフが余りにも怖いので、自分のセリフを忘れてしまうようなことがあった」と述懐しています。ベテラン中のベテランであるケインにそんなことが起きるというのは、やはりただ事ではないと思います。
うひー。

普段は、封切されてからのんびり切符を買うおいらだけど、これだけはもう前売り買っちまいました。

もう~い~くつ寝ると~ダークナイト
黒い。黒すぎる。(笑)

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2008.07.26

「崖の上のポニョ」追記

前回は、絵の凄さについて感想を書いたので、今度は手短に、作り手が仕込んだ赤裸々な想いを勝手に想像して迫ってみたい。聞くところによると、この映画は様々に解釈可能らしいので(笑)。

この映画を簡潔に一言で言ってしまおう。それは、

「早く孫の顔が見たいよー」
という叫びなのである。それしかない。

思い出してみれば、主題歌の歌詞はこうだ「ぽーにょぽにょぽにょ魚の子、まん丸おなかの女の子」。監督、それはお目出度のことでしょ。歌詞はちょと違うかな。まあ細かいことは気にしない。

「魚のポニョも半漁人のポニョも人間のポニョも好き」ってそれは、嫁は日本人でなくても全然OKてことでしょ。

唐突に潜り抜けることになった暗いトンネルは、どう見ても産道でしょ。

「辛いでしょうに」はもちろん、新婦を送り出す親の心境でしょ。


符合している。見事なほどに符号している。

気付いてみれば、海のイメージは「豊穣」なのだった。つまりこの映画は最初から最後まで「産めよ増やせよ地に満てよ(細かいことはいいから)」という語りかけで貫かれていたわけだ。

いやー、つくづくよい映画だな(笑)。

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「ハプニング」

ここしばらく、ナイト・シャマラン脚本監督の作品は、人の評価を聞いてから見る慎重姿勢で来たのだけど、久しぶりでもあるし公開初日に見てみた。それで、この監督の作品の見方を、私は今迄間違っていたことに気づいた。

シックス・センスのトリックは、非常に印象的で強い感動を呼び起こしたので、観客は、それに続く他の作品にも当然のように同様のものを期待することに気を取られ、本来のこの監督作品の味わいを見過ごして来たような気がする。そういうことに、遅まきながら気付いたという意味で、見る意味はあった。以下ネタバレ。

一言で片付けようとすれば、この映画のテーマは、今流行の環境指向であり、ヒトの過剰ともいえる経済活動への反省だ。自然からの警告のサインとして使ったネタは、それなりに意外性があり悪くはない。でも、この作品で見るべきはむしろ、神経症的な一組の男と女と子供が、悪夢のような「ハプニング」を乗り越えて、落ち着きを取り戻したことにある。たったそれだけのことなのだけど、日常的な状況では乗り越え難いものがそこにあるからこそ、こうした危機的な状況設定が成された、ということなのだろう。

彼が描くものは、安っぽくて醜悪なクリーチャの形をとったりはしない。その代わりに、観る側の想像の中の原初的な恐怖に語りかける。そうしたものを忘れていなければ、そこそこ楽しめる一本といってよい。

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「カンフーパンダ」

北京五輪にタイミングを合わせて製作したのはたぶん間違いないだろうけど、施策的なあざとさは別として、手堅く作られたエンタテインメント。実写では難しい擬人化やスピード感、滑稽さ、その他もろもろを、CGアニメで存分に見せてくれる。定型に則ったお話しでリラックスして楽しめる夏休み向けの一本。以下ネタバレ。

パンダの型破りの滑稽さやタフさ、雪豹のパワーやスピード、亀の師匠のゆったりしたリズムなど、動物の特徴を生かしたキャラクタがよくできている。特に、悪役の雪豹が地の底の牢獄から脱走するときのダイナミックな戦いぶりが凄い。対する「龍の戦士」ことパンダのぼよよんな技の数々が可笑しい。

結局、特異体質で脂肪が厚かったり心臓が普通と違う位置にありそうだったりする世紀末伝説的な理由に護られたパンダが勝利するわけだけど、それはお話しの添え物。このお話しのお約束にして普遍的な真実は、「秘伝なんてものはない、あるすれば、特別なものを特別だと信じる心」というあたり。もちろん、その前に一定の精進はあるわけだけど。

ということで、夏休みの宿題を片付けるのにも、秘密の方法なんてものはない。日々精進してさっさと片付けるべし。

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2008.07.25

雑記080725

今日は驚いた。

EXCELを使って、紙と鉛筆でやるのと同じ作業をやっているのを見かけて。
パソコンが何のために仕事で使われるのか、全く理解されていない。
手書きの字が汚いので、統一的に清書する機械、くらいにしか思われていないのだろうか。

わしらはよく、中国お得意の人海戦術を指して、その非効率と後進性を笑ったりするけれど、なかなかどうして、にっぽんの実情もげんなりするものがある。ごく一部でだけの話しだとは思いたいけど。

いやー本当に驚いた。
これではいくら人を追加で雇っても、足りるわけがない。

おまけに、どこが悪いのか、全く自覚がないあたりが、なんというか・・・絶望的。



広告は掲載していないが年1億ドルを生む

Google Newsがもたらすトラフィックが結果的にGoogle検索での広告費を年間1億ドル生んでいるということのようだが、これでは新聞社が黙っていないのでは、とValleywagではまとめている。
雉も鳴かずば打たれまい。
と言いたいところだけど、逆に、言っても問題ないほど、Googleの頚木は強いということかも。

それだけの売上げを上げさせている見返りに、新聞社(サイト)が十分なメリットを受けていれば、それはそれでバランスはとれるのだろうけど。


「この映画10点満点で何点?「ポニョ」6.6、「ダークナイト」9.6、「SATC」6.6」

ほぼ、満場一致で満点が出たのは『ダークナイト』で平均9.6点。
HaHaHa!
予告編だけですでに興奮状態のわし。

期待が大きすぎて裏切られたときの落ち込みが不安。(笑)


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2008.07.24

雑記080724

八王子の無差別殺人の犯人が「TVで秋葉原の事件を見て」と言っているのをまたぞろ大喜びで報道しているマスコミは、そろそろ自らの報道姿勢を見直したらどうなのか。

事件のたびに絶好の飯の種とばかりに飛びついてしつこく追い回すのはやめたらどうなのか。



「テーブルのセルを塗りつぶして宣伝文句に」、迷惑メールの新手口

すごい労力に吹いた。
自動生成してるのかな。アスキーアートの自動生成ソフトはあるらしいけど。。

このすぱむ業者は等幅フォントというものを知らないのかと小一時間・・
いや、そういう問題じゃないか。(笑)

もしかすると、スパム検出側も、普通のアスキーアートならパターン認識してキーワードを割り出すほどに進化してるってことなのかなあ・・・


その凄まじい努力を思って、もう一度吹きました。



「世界観、ビジョン、仕事、挑戦――個として強く生きるには」講演録

この記事は、引用も含めて、いい言葉満載。
とりわけいいと思ったものを取り出してみる。ついでに天邪鬼な注釈も付けて。

明らかに間違った時間の使い方を、人から強いられる。
・・・
「やりたくないことをやるな」ということでなくて、「意味のないことをやる」ということに対して、緊張感をもって生きる、そういう姿勢を持つべきだ
意味のなさそうなことに、ちょっとしたひねりで意味を付加する練習ケースに仕立ててしまうと、もっとよい。

・・はっ。それでお話しはいつも暗い迷路にはまってゆくわけか(笑)

科学は、何かを10%や20%良くするのではなく100倍良くする可能性を秘めている。
そうそう。100倍悪くする力もある(笑)。それでわしらは身構えるわけだ。ちょっとしたサービスのアイデアではなく、世界を変えるほどの骨太な提案にこそ興味を覚える、という姿勢には賛成。
仕事ではいい場所に位置する。
・・・
いい場所にいるかどうかで、1時間の価値が全然違う。
これは痛い言葉。そういう「いい場所」は容量が限られていて、その場を占めるためにこそ人は競争するとも言える。その競争過程のどす黒さが痛い。

もっとも、ネットは「いい場所」の定義を書き変えて、容量を大きく拡大したかもしれない。


絶対にコモディティ化しないのは、個の固有性だけです。その固有性を競争力のある状態にしていくことに、どれだけ意識的に生きていくか。これは「勤勉性」とは別のことです。頭がいいとか、勤勉であるとか、ずっと長い時間働いているといったこととは、違う軸の話です。
これには全面的に賛成。勤勉にも価値はあるけど、それは2倍3倍の世界の話。100倍スケールの話しではない。勤勉さを否定するわけでは、もちろん、ないけど。
こういうことが、君達が2010年から30年くらいの時代を生きる上で、重要なことだろうと思います。
はじめて知ったけど、この人は謙虚で賢い人だ。
このお話しを「普遍的」と言わないところを見ると。


はいだしょうこ「しょうこのMy Favorite Songs」

はいだしょうこが初のソロアルバムをリリースしています。
世の中、これほど間違っていることも珍しい。画集を出さずに歌集を出すとは。


ブログ通信簿サービス

ブログ通信簿はgooブログ検索で収集している情報を利用しているのですが、この表示が出る場合には入力されたURLがgooブログ検索の対象になっていない可能性があります。
次のどちらかを試して、ブログを更新してみてください。
とあるから、労せずしてDBを強化しようという意図なのかな。

因みに

goo ブログ以外のブログをご利用の方は、次のURLまでpingをお送りください
と言われて、わざわざDOS窓を出して、ping 210.165.9.64 とやってみた私は旧石器時代の人間でございます。orz



The Dark Night が公開されたらしい。
このビデオがなかなか面白い。

はやく日本にも来てー。

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2008.07.23

雑記080723

あついー。
きのう日経平均が妙に大きく上がっていて、色めき立ったら、なんのことはない、東証のシステムが一部止まってたそうな。

やっぱり暑いからなー。
なわけはない。


「日本のインターネットが終了する日」あとがき

契約者固有ID全サイト送信の危険性を訴えると、しばしばこう言われる。「ケータイWeb使わなけりゃいいじゃん」と。そう、ケータイサイトの開発者自身が、「自分自身はケータイは全然使っていない」と公言することがたびたびある。自分は安全なところにいるので気にならないというわけだ。
やれやれ。
だからというわけでもないが、携帯のサイトはそもそも使う気にならない。囲い込み意識がプンプン臭って、いやんな感じ。
iPhoneが開発環境をオープンにしたことは、別の意味でも、これまでの携帯の世界を破壊することになるかも。


それはそうと、PCサイトでも、名前を入力させてちょっとした占いや性格診断などする面白サイトがあるけど、似たようなことをやっていないとは言い切れない。

もっともこちらも、そういうサイトでは「HSKI」で押し通しているから、いつも、どこの誰だかわからないHSKIさん(笑)の性格診断(なぜか悪いのばっかり)で楽しませてもらってはいるけど。(爆)

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2008.07.21

「崖の上のポニョ」

これだ。まさにこれが宮崎駿の絵。大満足。
おまけに、水底の絵、大波の絵、しまいにはデボン紀?の暖かい海の絵。水族館と水棲の生き物を見るのが好きな私は、二重に満足。水の表現の涼しさとあわせて、この暑い夏に必見と言ってよい。
もっとも、ストーリーに整合性を求めたり、水没した街の復旧が気に掛かったりいらんことを考える大人には、途中から最後までは「見ちゃいられない」居心地の悪さもあるかもしれない。そういう意味では、観る人を選ぶ種類の映画。以下ネタバレ。


プロローグからして、おおお!っと目を瞠る絵の連続。これだけでもう、観客はすっかり映画の世界に飲み込まれる。

これは例えば瀬戸内海のような、海と人と船の距離がとても近い地方の絵。その、近い距離から見た海の様子を、陸上から水面から水底から、これでもかというくらいに視点を移しながら、華やかで生き生きした色彩とともに見せてくれる。竜宮城もかくやというような生き物達の乱舞。それと交錯する人や船の力強い営み。透明感や色の鮮やかさからすると、日本の海よりはむしろ南方の海がモチーフだろうか。

実際にはもちろん、海の中はもっとほの暗いから、これは一種の騙しではあるのだけど、心地よく騙されました。

海をたっぷり見せてもらったら、今度は人の世界の様子。水の世界はいったん背景に退く。主人公の男の子は、大人しいが芯のある、礼儀正しい大人思いのよい子。これは現代っ子の理想として監督とその一味(笑)が思い描く像なのだろうか。これで観客の大人の半分くらいは、やや引くかもしれない。内心、そんな子が今時いるものかと思って興味を失う。けれども、ここに描かれた像を私は笑ったり否定することは難しい。自分の中にそうした善良な要素のかけらでも残っているなら、このお話しの先を見続けるのも悪くない。

人の世界を描きながらも、ばけつの中のポニョを画面に組み込んで、海とのつながりは保つ。この章の冒頭で、男の子がポニョを拾ったあと、海がそれをとりもどそうと、陸に向けて伸び上がる場面がある。実際の海でも、穏やかに凪いでいながら時折波が奇妙に盛り上がってどきどきするときがあるけれど、あの感じをとてもよく表している。こういう感じを的確に取り出して、それにぴったりの意味を持たせて表現に使うあたりが、この監督の非凡なところだ。逐一取り上げないが、こうしたなにげに凄さを感じさせるちょっとしたシーンが随所にあって、この映画を紛れもない宮崎駿作品たらしめている。


さて、ばけつに飼われたポニョは、いったん海に取り返された後、自力で逃げ出しついでにはずみで巨大な魔法力を身につける。その力を使って好きな男の子に会いにくるわけだが、このときの猛り狂う嵐の海。これも凄い。渦巻く様や盛り上がる水塊を巨魚に見立てた絵が大迫力。海が荒れ狂ったときの凄まじさは陸上で見る嵐の比ではないのだけど、その感じがよく出ている。

以前、この映画の製作過程を取材したTV番組では、このとき波頭に仁王立ちするポニョは無表情な半漁人の姿で描かれていて、究極の恐ろしさを醸しだしていたのだが、仕上がりでは可愛らしい人間の女の子の絵に差し替わっていた。あまり恐ろし過ぎるイメージだと清姫伝説になってしまうし、この後のお話しにも支障があるだろうから、これはこれで微妙なバランスか。
そのほかにも、老人ホームの玄関から見た嵐の雨の様子など、その不安感の表現は出色の出来。実写よりもよく表現できていると思うほど。


嵐の後は、海に沈んだかつての町の上を、古代の水棲動物達が泳ぎ回る世界に変貌。ここからはファンタジー一直線なので、むしろ安心して見ていられる。この章で注目すべきは、男の子のひたむきさ。監督はここで、ひとつの理想を描いて見せたのだろう。このあたりは、これまでの作品と共通していてブレがない。繰り返しになるけど、これを笑ってしまうと、この映画は楽しめない。微笑ましく見守るのが、正しい鑑賞態度というもの。


ここまでで、この映画は事実上終わりといってよい。あとはシャンシャンで締めるための段取りだ。やっぱりお姫様は王子様のキスで目覚めないとね。でも目覚めるにはまず死の眠りについてもらわないとね。それじゃ暗いトンネルでそうなることにしようそうしよう。はい決まり。

男の子とポニョが、大団円の場へ連れられてくるまでの間、二人の母親が話し合っているのを見て、老人ホームの住人が「辛いだろうに」と言った意味を、残念ながら私は取りそびれた。あれは、ポニョを人に引き渡す辛さを言ったのだろうか。それとも何か別のものか。

さて、試練の場で、男の子が、魚のポニョも半漁人のポニョも人間のポニョも好きと、ためらいなく淀みなく言い切ってしまうところには、あえて目を瞑ろう。それができないからこそ、安珍は鐘ごと焼き殺される運命にあったわけだし、人間と自然との関わりは、これからもそうならざるを得ないところがあると思う。

だから、これは宮崎駿が描く、有りそうで無い理想像だ。でもまあ、たまに映画館でこうしたものを観て、少しでも何か感じるところがあれば、それは悪いことではないと思う。

絵の凄さに感動して、ついでに21世紀の環境問題をちらりと連想させてくれる、よい作品でした。

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涼しいキャンプ

久しぶりに時間のとれる週末しかも三連休。てことで当然キャンプに行ってきた。

山中湖にも近い閑古鳥キャンプ場は標高1000M付近。地元の定食屋に聞くと、今週は妙に気温が高いというけど、暑い鍋の底のような東京から来てみると、やっぱり涼しい。

この森は不思議なことに虫も少ない。中に入れば暑い直射日光もなく、ひんやりしている。歩き回って汗だくになっても、川の水を頭からかぶれば一瞬でクールダウン。山の冷気は効く。

こういうところに住んで仕事もできれば、言うことないんだが。

あいにくの曇り空で、富士山は、明けがたに山頂が少し見えただけだったが、全体像が見えるより、雲の上に頭だけ出している方が大きく見えた。


山中で一泊した翌日は箱根へ。
「星の王子様ミュージアム」というのを見てみた。サン・テグジュペリって波乱万丈の人生だったのね。「天空の城ラピュタ」に出てきた準主役の「ドーラ」の名前を見つけた。

切符がセットで安いので、ついでに「ガラスの森」も見た。以前来た時はベネチアングラス一色だったけど、今回は指輪がテーマ。貴石にはゴマ粒大のものなどもあって、入り口で虫眼鏡を配っていたのがちょっと可笑しかった。

帰りがけに、湯元で日帰り湯につかって一服。ここは北条早雲がよく使っていたらしい。

温泉の不思議な点は、疲れがとれること。大きな風呂という意味ではスーパー銭湯も同じはずなのだけど、同じなのはリラックスして温まるところまで。温泉はそれに加えて疲れが引く。

そんな風に思うようになったのは、やっぱり歳なのか。

帰りは東名を一直線。心なしか、皆さんスピード抑え目な感じがした。ガソリン高騰の影響?でもないのだろうけど。

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2008.07.17

雑記080717

世の中、勘違いしている人が多くて鬱。
とはいえ、自分も変な勘違いをしていないかどうか自省することは必要。
もっとも、政治屋は知っていてそうした自省に巧妙につけ込んでくるから、やっかい。

鬱陶しいことだなあ。



書店のように大量の本を見渡せる『Zoomii』

これいいなあ。
大量の多様な情報を一瞥する視点というものは、網味噌に何かとてもよい味付けをしてくれる気がする。


椎名和夫氏は著作者なのか

「ネット法」のように「映画製作者やレコード製作者」などの隣接権者を著作者に昇格させるのは、以前もコメントしたように、クリエイターの権利を奪い、ネット上の直接配信を阻害する。
個人攻撃はともかく、この部分は注目ポイント。

政治屋さん達が本当にそんなことを考えているなら、次の選挙は考えないと。

創作者が、自分の権利を流通業者にどんな条件で売るかは、著作者がそれぞれ自分で決めればいいことだけど、流通業者を最初から著作者と認めることには、もちろん反対。
流通業者さん達は、何かとんでもない勘違いをしているように思う。

カドカワはこれについてどう考えているのか、聞きたいなあ。

 

「ネット法」に反対する

流通業者が本源的な権利者になり、創作者が流通業者に依存しないと作品を発表できなくなるのは、インターネットで「中抜き」が行なわれている現状に逆行するものだ。

-・-・-

著作物についての紛争も財産権+契約で解決することだ。

もともと著作権法は、18世紀にできた出版業界についての「業法」だから、そういう業界の区分に意味がなくなった現在は、一般法である民法に吸収すべきである。

メモ。

コメントで紹介さえている著作権担当の人の説も、実に笑える。
でもそういう人が権力づくで変な法律をつくってしまう危険が現実にあって、その意味では笑えない。


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2008.07.16

雑記080716


米オンライン広告費はすでにTVを超えている

そうなんだ。

オンライン広告費のうち、Web制作費は61.8%を占めるという結果も発表した。
媒体費が電波などに比べてずっと小さいということだろうか。
製作者の取り分が、まともになるのはいいことだ。


著作権は必要か

文化庁も「将来DRMが標準化されれば、契約ベースで解決することが理想だ」としている。
そうだよなあ。

コメントにもなるほどな意見が。

権利義務という表側だけではなく、Enforceできるかという裏側から見た場合、「契約違反については損害賠償訴訟を起すことができるので、刑事罰は必要ない。」とくだりはいささか早計ではないだろうかと思う次第です。
確か、米国の音楽産業の前例があったような。侵害額の大きいあたりを、かなりの数、訴えたのだったか。


寒い夏を生きる経営者。

ひとはしばしば、生存よりは、現在の生活を維持し、向上させることを最優先にしようとして行動する。そして少ないパンを奪い合うための効率のよい生き方を選ぼうとする。しかし、後退戦を戦うには、そのことがかえって正しい選択を誤らせる結果になる。
ケースバイケースだろうけど、後退戦の意識は意外に薄いかもしれない。
捨てても構わないじゃないかと思えるような無理や無駄に、どれほどこだわっていたのかに気づくかもしれない。
起きて半畳寝て一畳。


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2008.07.15

ゆるきゃら

今日のクローズアップ現代は「ゆるキャラ」。
「せんとくん」はいつ出てくるのかと思ったら。のっけから。(笑)

全国で数百というから、過熱といってもいいのだろう。
それにしても、こうして見比べてみると、「ひこにゃん」は確かに頭ひとつでている。「ゆるキャラ」だから受けたというよりは、デザインがいいから受けた、というあたりが真相なのではないか。

とはいえ、そういう意味では、北海道限定とはいえ、こいつが広まっているのがわからん。
Sapporo08


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iPhone触ってみた

店頭で実機を触ってみた。思ったよりさくさく動くので驚いた。パソコンと同様にネットをブラウズできる。拡大縮小はなるほど新しい体験。これならネットを読むのに支障はないかも。

英文入力は問題ない。iPod Touch で慣れているせいか、タッチパッドの反応に違和感はない。指の腹ではなく爪でつつくのがコツ。

日本語入力は普通の携帯電話と同じで、私にはちと苦しい。これでブログを書くのは無理かも。

GoogleMapだけど、普通にwww.google.co.jp にアクセスしても、「地図」リンクが出なかった。携帯専用サイトなんだろうか。iPhoneトップメニューのGoogleMapアイコンは専用サイトかも。オプションを選ぶときに、ページの一部を「めくる」インターフェースが面白い。コンビニや銀行の表示が少し煩いが、消す方法がわからなかった。

筐体は、iPodTouchよりも丸みが増えて、手に馴染みやすい。これなら手が滑って落とす心配は無さそう。

バッテリの持ち時間が、ネットブラウズで3時間程度らしいのが、やむを得ないとはいえ、苦しそう。ネットを夢中になってみているうちに、バッテリが切れて電話が使えなくなる怖さは、いままでの携帯と変わらない。充電用バッテリがさっそく発売されているようだけど、それを持ち歩くのは、iPhoneのスタイルにそぐわない気がする。

 

さて、私はこれを買うかというと・・

確かに3Gでネットブラウズは許せる程度に早くなったけれど、入力は相変わらず苦しいので、ミニノートを持ち歩くのを止めるのはまだ早そう。

「体験」は確かに楽しそうだけど、2ヶ月くらいで飽きそう。

先日、iPod Touch をたまたま携帯電話と同じポケットに入れた瞬間に気づいたのだけど、私が欲しいのは、実は、この二つがひとつの端末に収まったものだったのだ。それで、AVプレーヤーとしてのバッテリを使い切っても、携帯電話のためのバッテリ残量は必ず確保されているのが理想。

というわけで、次のバージョンでそういうものになるのを待つ、というあたりが、私の結論。
ネットのブラウズとブログ書きは、やはり当分パソコンでいくことになりそう。

てことは、永遠にそれは来ない、ということかな(笑)。

 

もしかすると、入力の問題は、結局、音声認識を使ったUIの進化を待つしかないのかもしれないなあ。
そうなったとして、orzとか、キターとか入力するのは、なんというか、こそばゆいものがあるなあ。

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2008.07.12

雑記080712

つかれたー。
さっぽろテレビ塔、通称「テレビ父さん」に登ったといったら、地元女子に「それ何て田舎者?」という目で見られた。orz


iPhone 3G、本日発売

今朝のNHKニュースでまで取り上げられていたのには、少々違和感を感じました。朝の時間帯としてはかなり時間を割いてしましたし、商品名を出さない NHKにしては珍しく「アイフォーン」と紹介してました(ちなみにその後docomoのBlackBerryに関しては「海外でビジネスマンに人気の端末」としか言っていなかった)。
iPhoneは「携帯」カテゴリの一商品ではなくて、新カテゴリの名前、という意識なのかも。
今日、iPhoneを買ってきましたが、店頭でくどいくらい説明されましたよ。
対応表を見せられて、この条件に当てはまるパソコンはお持ちですか? って聞かれました。

私の前にいたおじさまは、分からない。なんて答えてたんですが、そしたら見事に
動かせない可能せいのあるものはお売りできません… って断られてました。

#どうやら息子さんのために買いに来たようでした。

哀れ。
売ってやれよ。とも言えないし。

ていうかiPhone使えるような年齢なら自分で買いに来い。


そういえば、iTSの利用規約が変更されていたみたい。曲を買おうとすると、新規約を承認すれと言ってくる。こういうときいつも思うのだけど、前の規約との違いが簡単にわかるようにしておいてほしい。

法律の改正案みたいに、修正部分だけ書けとは(間違っても)言わないにしても(笑)。


ISPと共謀してユーザーのWebアクセス履歴をトラッキングしていた広告会社

アプリケーションレベルの手段だけではトラッキングできないような通信インフラになっていれば、私たちのプライバシーは守られて安心ということです。IPアドレスが数日で変化するのが普通であれば、また、第三者クッキーを拒否していれば、そのような条件が満たされます。
最近のことはよく知らないけど、ISPは個人に特定IPアドレスを割り当ててるのかなあ。費用面から考えて、可能性は低そうだけど。警察に言われてアクセスログを出すにしても、もろに個人が特定できることに危惧を感じないかな。通信事業者として。
とはいえ、auの偉い人が以前、当社は1携帯1IPアドレスを既に実現、とか自慢げに言っていたような気がするから、携帯はその方向に動く力が働いているのだろうな。
しかし、日本の携帯電話では、最近、個体識別番号の常時送信が行われるようになり、アプリケーションレベルの手段だけでトラッキングができてしまうようになってしまいました。携帯電話会社は直接的に違法行為をしてはいないのでしょうが、通信の秘密の本来の趣旨を達成できない状態にしてしまいました。日本の携帯電話にはプライバシーはありません。
これって憲法違反なのかな。やっぱり。
教えて法律家のえらい人。


NHKとJoostが提携、番組のオンライン配信を実施

iTunes StoreでNHKアーカイブスオンデマンドを展開すればなぁ,とは思いますね.
いいなあそれ。


地デジで有名な「B-CAS」の財務状況が明らかになったので税理士に鑑定してもらいました

B-CASカードの仕組みから考えて原価は相当安いはずであり、公開されている財務状況からだと明らかにカードの原価が高価すぎる。一番利益を出しているのはB-CAS社ではなく、カードを作っている会社ではないか。
だそうです。
メモ。

トンネルとかなんとかは、煽りなのだろうけど、問題の本質ではない。
何が問題か、きちんとさせておくと、TVのような公共性の高いものに必須の機材の製造を独占していることが問題。その結果として、わしらは異様に高いものを買わされている疑いがある。

はっ。そういえば石油もそうなんだお。
なんて馬鹿なわしら。(笑)


やばいぞ「篤姫」

一時は「もう観ない」と宣言した「篤姫」だが、このところ、いけない。日曜になると「さあ今日は「篤姫」だ」と朝からそわそわ。
にやにや。
面白いものはどう難癖つけてみてもやっぱり面白い。

役者が上手いのかもしれないな。堺 雅人がたいへんよい。映画「アフタースクール」でのとぼけた大企業社員役もすごくよかった。

!そういえば「アフタースクール」の感想文書いてなかったあぁぁぁ。

余計なことを思い出したので今日はこれでおしまい。


と思ったけど、あまりに明確な釣られてくれサインが点滅しているので。

公開できない「暗部」のある組織はもうもたない、でもそれだけのこと」

正直は最大の武器、という意見には、期せずしてその実践者となっているわしは賛成。

世の中の組織の大半が、公開できない「暗部」を持っているという思いこみを、ひろゆきさんという人は、何で持ってしまったんでしょうね。彼は、何かそういう情報が集まる特別な情報源でも持っている人なんでしょうか?
この部分は微妙な気がする。暗部というほどではない、ちょっとした歪は普通にあるものだし。それを針小棒大に取り上げて商売のタネにする○○ゴロも普通に居る。TVとか(笑)。

でもでもおいらが釣られたのはそんなところではないのです。

それはネタとして消費されやすいものですが、それだけに、一気に広がってすぐに他に流れる、王蟲の群れの襲来と同じです。

間違って王蟲に襲撃されてしまっても、王蟲が去った後に村を再建できれば、そんなに大したことにはならない。

ちがうぞぅ。
「やがて力尽きた王蟲のむくろを苗床に腐海の胞子が芽吹き、こうして腐海は瞬く間にひろがっていくのぢゃ」
とか何とjかオババは言っていたはず。

村の再建は遠い未来の不確実な夢(笑)。

でも、王蟲の犠牲で生まれた腐海が、汚れた土を浄化するのが摂理なら、それはむしろ確実だけれど遠い未来というべきなのかな。

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2008.07.08

雑記080708


そのうち役に立つかも

これまたいいお話し。
わしらが、何の役にも立たない(立たなそうな)ことに、これほど熱中できるのは、そういうわけだったのね。

ということを言うとまた、「とっとと宿題終わらせなさい」という母のお小言がどこかから聞こえてくるのであった。

こうして、世の中のバランスは保たれるわけだ(笑)。


鏡になって生まれ変わった○×ゲーム

おー。
いいなあこれ。


オウケイウェイヴ、日本語で中国に質問ができる「日中国際交流カテゴリー」を開設

炎上しないことを祈る。

日中国際交流カテゴリーを選択して質問、回答した内容は、相手先サイトに相手先の言語に自動で翻訳して表示する仕組みだ。
誤訳、迷訳が火に油を注ぎそうな気が少しするけど。

仕事で大陸へ入り込んでいる人も、今では相当な数にのぼるはずだし、マズメディア抜きで直接対話していこうという試みは、いいことかも。

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2008.07.07

雑記080707

よく考えてみると、今日は七夕かな。


精神なきウェーバー専門人

途上国に多額の援助をする一方、「知的財産権」の保護と称して中国を訴える先進国の偽善
ここが難しいところ。
富が欲しいというよりは、何か世界の支配権というか主導権を担保しておきたいのかな、と思うことがある。
もうひとつには、世界は平坦であるよりは、山も谷もあって、富が循環しているのがよい、というイメージがあるかも。平坦でエントロピー最小の世界に対する忌避。。。
富は手段にすぎず目的は文化だとすれば、知識を広く開放することが、資本主義を超える新しい倫理ではないか。
なので、文化を求めているというところまで飛躍する前に、何か一段階あるかもしんないとか思う。

単なる憶測放言ですが。


カントー橋の崩落は支保工の基礎の不等沈下が原因

沈下が起きたのは単一の支保工の基礎部分。範囲が狭いので予測は困難だったと結論付けた。
だそうです。

土木系の技術は自然相手だから、予測不能なところがあって、難しいのだろうなあ。

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2008.07.06

雑記080706

昨日は暑くて頭がぼんやりした。
今朝は、霧が出ていて多少涼しい。一年中これくらいの涼しさだといいなあ。
来週は北海道だけど、9日まで千歳も札幌もゴミ箱が撤去されているらしい。不便。


先取りされた未来から見た過去

でも、どうして今、『マッハGoGoGo』なの?
私にはよくその必然性がわからなかった。
でも、映画を見ているうちにわかった(ような気がした)。
そうなのかー。
詳しくは元記事を。

あまりに鋭い指摘なので、映画を見る必要がなくなりました(笑)。

でもなあ。

「自動車レースで自己実現する」ということが「砂漠の真ん中でリッター200円のミネラル・ウォーターで満たしたプールで100メートル自由形を泳いで自己実現する」ということと同じくらいに「意味ぷー」になる日がいずれ来る。
必ず来る。
来ない方に50ギルダム。

そう思う理由は
1.今でも、バスタブに牛乳を張って美容と健康を保とうとしている人がいたりする(らしい)。「意味ぷー」だけで人の行動を押し止めることはできない。
2.未来人は、ガソリンのような野蛮で低効率なものではなく、別の大容量の動力で動く乗り物を乗り回しているに違いない。そして必ず、それを使って、男の子達は相変わらず競争のための競争に明け暮れているはず(笑)。


海外株式には強気だけど日本株には超悲観的な私・・・。

内需も拡大しないし、ますます外需依存型の大企業だけが儲かって、他の企業が衰退してしまう・・・・。
着々と。

意図的にやってるような気が、だんだんしてきた。

まあ、貧乏にはなるかもしれないけど、不幸になるかどうかはよくわからない。
清貧というのとはまた違う感覚で。

逆に、海外への設備投資や海外市場開拓で生きているところの社員さんは、どういう具合に幸せか、あるいはそうでないのか、考えてみるのが、手がかりになりそう。


オリンピックに向けて準備着々な中国の軍隊

どこの星のクローン戦争ですか!(笑)

ニーグリップするなら、シャフトを太くした方がよさそう。どうせ特注なんだろうし。
それにしても軍隊とか病院とか、どうしてセグウエイなんだろう。通常歩行速度から時速30KMに一気に移行できるところとかなのかなあ。確かに走るより速いだろうけど、小石や段差であっさりこけそうなんだけど。

ひとつ確信を持って言えることは、東京マラソンの白バイ先導は、遠からずセグウエイに替わるね。
足を肩幅に開いてすっくと直立した白セグ隊員が2列縦隊で先導するのだ。
このかっちょ良さを、石原閣下が見逃すはずがない(笑)。


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2008.07.03

雑記080703

昨日は、思いつきで作ったプラカードが、思いのほか多くの人に見てもらえて、たいへんよい気分。
「おはようございます」を、いろいろ抑揚をつけて遊びながら500回くらい言ったのも、精神衛生上とてもよい(笑)。


言葉がPlainじゃない人

いつでも引けるような座組みをして臨むというのは知人を含めて良く見ている、腕の良いプロマネや営業、経営者の方はこういう体制バランスを取るのがことのほか上手かったりする。
以前はこれが「煮え切らない」とか「卑怯」に思えていたけど、生き残るのは確かにこういうスタンス。
今頃わかっても手遅れとは言わないお約束(笑)。
要点をつける人はマネジメントもコンパクト、たくさん喋らないと終わらない人は管理もたくさんになりがち、言葉が足りない人浅い人になると見落としがち。緩やかに相関していくものとなる。
言葉が足りないのに、要点を突いているつもりらしい、というケースは多い。
いやいや振り返ってちと反省も。


と思ったら、記事の落ちが・・・(笑)。


カメラメーカーの経営

21世紀の今はロングテールな消費に対して如何にコスト安く多様な商品をロスなくデリバリーできるかが、販売量から生産までの全体最適を図る為のキーになっている。

カメラのことは全く知らないのだけど、ここだけいただき。もちろん、「ロングテール」が指す範囲が業種によってまちまちだという留保付きではあるけど。

因みに、ロングテール論は誤りだったかも、みたいな説が出ているらしいけど、たぶん、「パラダイム」という言葉の使用は学問的には誤り、みたいな話と一緒なのではないかと思う。
「ロングテール」という概念が、多くの人のハートに響いたことは、間違いのない事実だし。


やめられないとまらない「のぼうの城」

ただ、知恵というより、覚悟みたいなものはあって
これは案外重要。知恵ある者が、覚悟だけはある者に負けることは、ときどきありそう。


終わりのはじまり・・・

うへー。
でもそうかもしれませんですね。

ストックに寄りかかって生きてると怖いだろうなあ。
おいら、こつこつ働けるフロー人だから関係なくてよかったよ。
年取って働けなくなったら悲しいな。


そうそう、ところでいつ頃反転しそうなのか知りたいよー。(笑)


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2008.07.01

雑記080701-2

起きた。
なんと、もう1年の半分が過ぎましたよ。
この6ヶ月は存分に生きて働きましたか?


ネットはあらたな搾取工場

金探しとジーンズ売りの関係はここにも。

とはいえ、趣味とボランティアの間で金を探すという人も増えてるようだし。
そもそも土を掘るのが好きで、金が出てきたらそれは余禄と思っているとか、あるいは、金もいいけど恐竜の化石がでてこないかと期待していたり、というあたりが、それでも豊かな社会の一側面ともいえるかも。


最も利益の上がる検索連動型広告の位置は7番目

上位に上がるためのクリック料金の上昇ほど、コンバージョンが上がらないという。
メモメモ。
一番というのは、3割くらいは"honor"なのかもしれない。


パイレーツ・オブ・チャイナ

すべての創造の「落ち着くべき先」は誰の所有にも属さない人類共有の財産となることである。
創造に短期的に商品性を噛ませるのは、そうした方が「共有の財産」が富裕化するからであり、それ以外の理由はない。
しかし、いまの著作権をめぐる議論を見ていると、論は作品の「商品性」に焦点化し、そこから誰がどれだけ多くの利益を引き出すのかということに軸足が傾き過ぎているように私には思われる。

-・-・-

迂遠かもしれないけれど、私は中国で著作権法が厳格に適用されることよりも、一冊でも多くの井上作品が一人でも多くの中国人読者に読まれることの方が、中国を「今より住みよい場所」に変える上では有用だろうと考えている。

よい話しだなあ。
と、3割くらいフリーライダーのおいらが言いますよ。


ジンバブエの非民主的選挙

中国にはもはや国際戦略的な統一意志はないし、国内の権力闘争の外部的な表現にしかなっていない。中国の知識人の苦悩は泣けるほどわかる。
そうなんだ。

今朝の新聞だったか、アフリカ連合とか、周辺国の集まりとかが、批判的な方向で意思統一を図って、選挙のやり直しの提言とかしているような記事を見かけたけど、そういうアフリカ諸国から、中国というアジアの大国はどう見えているのだろう。

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雑記080701

夜中にTVを点けるとEURO2008決勝ダイジェストがっ

スペイン華麗。
でも決勝点はFWの瞬発力とスピードで決めた感じ。何ですかあの瞬間の速さは。
ドイツはちょっと大味過ぎたか。
視聴率89%って何?

てことでEURO2008も終わり。



Firefox 3と色管理

画像のカラープロファイルは、画像の色をプリンターやモニターのプロファイルにマッピングすることで、画像の色の正確なレンダリングを可能にする。
というものがあるそうです。知らなかった。

そういえばネット通販の出始めのころ、某大手印刷会社がTVモニタ上で正確に商品の色を再現させる技術、というものに取り組んでいたけど、どうなったのだろう。妙な力技で対処しようとしていた記憶があるけど、上の引用のように、異業種が共通ルールに合意しさえすれば済む話しではある。自社だけでごりごりやるのはセンス悪いということなんだろうなあ。

今は昔のことだけど。


首都高速1号線の路面下の空洞は17カ所に

2008年6月15日、首都高速1号羽田線の鮫洲付近で路面が陥没し、通過車両2台がパンクした事故を受けて付近の路面下を調査していた首都高速道路(株)は6月27日、最終的に路面下の空洞は、さらに17カ所あったと発表した。
バイク乗りにとっては、路面の陥没なんて命に関わる話し。1センチ程度ならともかく、この前の陥没はメートル単位だったらしいから怖い。


史上最大のビジネス判断

本題は別として、追加コメントで釣りがあるので、礼儀として反応。

先月は145万PV。前年同月の3倍と、Facebookなみの急成長だけど、あまりmonetizeできてない。私も、ビジネスモデルを考え直したほうがよさそうです。
好きなことを言うために大学に入った人なのだから、好きなことを広く言い続けられるうまい方法を考え出して見せていただけると嬉しいです。


ICANNがサイトを乗っ取られる

あれまあ。


もう寝る。

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