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2008.06.21

「西の魔女が死んだ」

このお話しは以前どこかで耳にしたことがある。原作は小説だから、その書評でも読んだのかもしれない。山で暮らす「西の魔女」ことおばあちゃんの、悠揚迫らない態度に、多感な子供が次第に感化され、成長する物語。映画としての評価は別として、価値あるお話し。以下ネタバレ。

全体に淡々とした感じが、多感な子供の繊細さを表現するのによい土壌をつくっている。これが、終盤の、思わず激したおばあちゃんの怒りと悲しみの深さ、その後、結局、孫が自分の手を離れていくと決めたときの、言い知れない寂しさを、よくひき立てる。

そして、自分の死という一大イベントさえも、孫への贈り物に使う、そのウィットの効いた深い愛情に、観客は、孫と一緒に思わず涙する。惜しい人を亡くしました。でも魔女は希望を残してくれました。


よい映画でした。

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